諸君、私は南大東島が好きだ
二番目の記事として、とりあえず、「Blog作ったら載せようかな」と温めておいたネタを…
諸君、私は南大東島が好きだ
諸君、私は南大東島が好きだ
諸君、私は南大東島が大好きだ
星野洞が好きだ
大池が好きだ
延々と続くサトウキビ畑が好きだ
海軍棒プールが好きだ
塩屋プールが好きだ
太平洋高気圧の只中で
台風の吹き荒れる中で
冬の荒海で
蒸し暑い海風の中で
亜熱帯の激しい日差しの中で
この太平洋上に存在するありとあらゆる気象条件下の南大東島が大好きだ
収穫間際のサトウキビに覆われた大地が好きだ
巨大なハーベスターが整然と刈り取って粉砕していくときなど心がおどる
夜の大東神社にダイトウオオコウモリが集まるのが好きだ
懐中電灯の光で木々の枝から一斉に飛び立ったときなど胸がすくような気持ちだった
太平洋の荒波が断崖絶壁に砕けるのが好きだ
塩屋プールで砕けた波が数十メートルの高さまで飛沫を上げたときなど感動すらおぼえる
高台にある展望台までもが海水を浴びてびっしょりと濡れたときなどもうたまらない
干潮になって姿を現した海水プールで魚と戯れて泳ぐのは最高だ
日の丸山に立つ閑散とした展望塔の階段を登りきり
環状の丘に囲まれた広大な開拓地を一望した時など絶頂すら覚える
フル操業の製糖工場から甘い香りが在所の飲み屋通りに漂ってくるのが好きだ
そんな島自慢の砂糖が、国の補助金なしでは外国産に太刀打ちできないというのはとてもとても悲しいものだ
RACのプロペラ機が、那覇から琉球海溝を飛び越え一時間かけて島まで飛んでくるのが好きだ
台風接近の悪天候のせいで、滑走路を目前にしながら那覇に引き返していくのは屈辱の極みだ
諸君 私は南大東島を 蜜もしたたる洋上の桃源郷のような南大東島を望んでいる
諸君 私に付き従う大東諸島好きの諸君 君たちは一体何を望んでいる?
更に小さな北大東島を望むか
無惨な禿山の様な沖大東島を望むか?
サトウキビが揺れ、旅行者が戯れ、緑の幕に護られた別世界のような南大東島を望むか?
「南大東島!! 南大東島!! 南大東島!!」
よろしい ならば南大東島だ
だが、旅行会社で係員の「どこにある島ですかそれ」という嘲笑に耐え続けて来た我々には
ただの南大東島ではもはや足りない!!
いにしえのウフアガリ島を!! 開拓一世紀の大サウスボロジノ島を!!
我々はわずかに少数
沖縄本島のリゾート地を訪れる観光客に比べれば物の数ではない
だが諸君は一騎当千の好奇心探究心に溢れる旅行通だと私は信じている
ならば我らは諸君と私で総人口1300人のこの島の存在を伝え広めるサポーター集団となる
我らを忘却の彼方へと追いやり、俗化した有名ビーチでただ寝転がってるだけの軟弱な観光客を叩きのめそう
大東そばの香りで誘惑し 大東寿司と大東羊羹を振舞って思い出させよう
連中に沖縄の東はるか沖に思いも寄らない不思議な島があることを思い出させてやる
連中に沖縄なのに北海道と間違えそうな、雄大な大地の広がる島があることを思い出させてやる
南大東島には奴らの哲学では思いもよらない真の旅人の好奇心に応えてくれる「何か」がある事を思い出させてやる
1000人の好奇心探究心に溢れる旅行通の集団で 世界を南大東島フリークで埋め尽くしてやる
目標 南大東空港
南大東島全島総博物館化作戦 状況を開始せよ
行くぞ 諸君
これは、先日、「“誰かの叫び”ジェネレータ」というサイトを見つけたときに、ものは試しと、7月に旅行した南大東島の思い出をもとに作ってみたものです。
我ながらよく出来てると(特に、微調整を何回も繰り返していくうちに…)思ったもので、南大東島で撮ったデジカメ画像と組み合わせて、壁紙まで作ってしまいました(笑)。
そうだ、南大東島の旅の思い出、早くちゃんと旅行記に仕立てないとなぁ…。
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コメント
このネタへの補足説明をいくつか…
「蜜もしたたる洋上の桃源郷」:
南大東村の公式サイトに載っている、村長の言葉の締めが「蜜もしたたる洋上のパラダイスを実現したい」だというところから思い浮かんだものです。村長の挨拶文としては、かなりエキセントリックな表現だと思ったもので…(笑)
「南大東島全島総博物館化作戦」:
これは、島の観光キャッチコピー「島まるごとミュージアム」から。…確かに、観光名所だけでなく、島で見るもの色々が、何かにつけて興味をひかれるという、そんな面白さのある島でした。
ちなみに、ここに書いたあれこれのうち半分ほどは、私は実際には未だ見聞きしていません(苦笑)。
例えば「フル操業の製糖工場から甘い香りが在所の飲み屋通りに漂ってくる」…これは確か、夜のスナックで聞いた話だったかな…。
それを実体験したくて、私は来年2月を目処に、再度南大東島を旅したいと思っています。
投稿: NANDRA | 2004.08.29 22:08