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2004.12.01

月と星同盟

今日は羽田空港の第2ターミナルのオープン日。というわけで、新し物好きの私は、残業を何とか早めに終わらせて、東京モノレールで夜8時半頃に新ターミナルに到着しました。

で、出発ロビーに立ってみての第一印象は「案外小さいなぁ…」。

まあ実際、今までの第1ターミナルに比べると建物自体一回り小さいわけですが…。冷静に観察してみると、第一印象ほど小さいわけでもありません。ロビーを端から端まで歩いてみると、結構距離があって足がちょっと疲れます。

デザインコンセプトの違いかなあ、と気付きました。
第1ターミナルの方は、中に入った人に対して、建物の規模を「おおお、でっかいなぁ!」と迫力をもって見せつけるようなデザイン。
一方、第2ターミナルの方は、大きさを強調しようとせずにむしろ小さく感じさせて「ああ、何だか落ち着ける空間だなぁ…」と安心させるようなデザイン。
そう考えると、新しい第2ターミナルの方が、今のご時世を反映したものなのかも知れません。

ともあれ、屋上の展望デッキに出てみました。夜で暗いので何とも評しがたいですが、第一ターミナルの屋上よりも落ち着ける作りでした。
天気は晴れ。ちょっと夜霧が出ていますが、少し橙がかった月が、駐機場と滑走路の向こう側正面に見えていました。
ちょうど目の前にやってきた「スターアライアンス特別塗装」のANA機。私は月をバックにして、この機体を写真におさめてみました。携帯電話(P900i)のカメラなので、夜の撮影はちょっと画質的に不満ではありましたが…。

p1000178.jpg

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コメント

一見何気ない夜の空港の風景のように見えますけれど、実は第2ターミナル最大の特徴も写っていますね。
幹線の最終便では、ボーディングブリッジが飛行機の両側から伸びてきます(普通は片側だけ)。実は日本ではここが初めてなんです。
ちなみに、通常は左側(ポートサイドと呼んでいる)だけで、富山空港では一部機材で右側(スターサイドと呼んでいる)につけるときもあります。

投稿: Nozomi500 | 2004.12.08 22:47

へぇへぇへぇ…ちょっと感心しましたです(^^)

実は、この写真を後で見直したとき、「あれ、なんか妙だな」という気はしたのです。ブリッジに飛行機が両側から挟まれているもので…。

でも、どうして最終便だけなんでしょうか?ちょっと疑問。

投稿: NANDRA | 2004.12.08 23:13

お客を下ろしたらすぐに移動できるからでは…。
現実問題として、いくら早くお客を下ろしたとしても、機内清掃の時間を考えると、折り返し便でやってもどれだけ時間短縮できるかどうか?
全部のゲートが対応していれば問題ないんですけれどね。

ちなみに、全日空のページでも紹介されています。

投稿: | 2004.12.09 21:23

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