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2005.02.20

深見八重さんについて

今日、近所の書店で見かけて、ちょっと衝動的に買ってしまった本。

つくば科学万博クロニクル(洋泉社MOOK)

名前の通り、1985年のつくば科学万博についてまとめられた本です。
私は確か、あのとき高校3年生。大学受験の勉強にそろそろ本腰を入れないといけないなぁという気持ちの中で、その現実を少しでも忘れたいような気持ちで、一人で科学万博に行ってきたものでした。
それ故、読んでいるとやはり懐かしさにひたることができます。
私と同様に、「科学少年」だった頃に科学万博に行った思い出がある方には、かなりおすすめできる本です。

ただ…私がこれを立ち読みで済まさずに、つい買ってしまった理由は…。

実は、科学万博以来、私がずっと心の片隅にかかえていた疑問への答えが、この本に記されていたからなのです。
その疑問というのは、

「講談社ブレインハウス」パビリオンの映画に出ていた可愛い女の子は誰だろう?

そう。とても可愛い女の子でした。
しかも、その女の子の脳の中に、主人公の孫悟空が小さくなって入り込み、探検していくというストーリーでした。その内容とも相まって、この美少女をすっかり気に入ってしまったものです。
しかし、この映画では最後にキャスト名が表示されなかった(または私が見逃してしまった)ため、この女の子を演じたのが誰なのか分かりませんでした。
それ以降ずっと、気になっていたのです。…インターネットが普及し、グーグル先生が活躍するようになっても、検索してもやはり分かりませんでした。

で…「つくば科学万博クロニクル」。
この本の最初に載っているパビリオン紹介を見たら、あっけなく答えが載っていました。

7m×28mの大型3面マルチスクリーンでは、マスコット・キャラクターのGOKUが少女(深見八重さん・12歳)の脳内を旅する姿が実写・イラスト、アニメーション、CGを合成した「マルチ・アニメ・ムービー」で描かれていく。

私の長年の疑問に応えてくれた以上、この本を立ち読みで済ませるわけにはいきませんでした。もう迷わずに購入です。
で、書店を出た後、さっそくパソコンをネットに繋いで、「深見八重」で検索をかけてみたのですが…。

グーグルで0件、MSNサーチでも0件、Yahoo検索でも0件。

ううむ、これがインターネットの限界ということでしょうか…。ちょっと残念です。
もし今でも女優として活躍していらっしゃるのでしたら、ファンレターを出してみたかったのですが…。
ネット上に(少なくとも検索サイトの目の届く範囲に)痕跡がまったく存在しない以上は、これ以上詮索するべきではないのかも知れません。

とりあえず、今日の私の「情報探し」の記録として、自分のブログ上にこの記事を残しておきます。

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