老いては従弟に従え
「今朝出かけるときの納ちゃん氏、なんだか眠そうだったわね」
「さしずめ、遅くまで飲んでいたのでござろう」
「でも変ね…昨日のブログ記事だと、あんまり夜更かししたようなことは書いてなかったけど」
「おれ、ずっと庭で張ってたけど、丑三つ時ぐらいまで起きていたようだぞ」
「何してたのかしら」
「知らねえけど、妙な音楽と、板を棒で叩くような音がしていたぜ」
「それは、いま流行の任天堂二枚窓という奴でござるな」
「二枚窓?ああ、ニンテンドーDSのことね」
「任天堂、昔はただの京都の花札屋だと思っていたのですが、時代は変わるものですなあ」
「でも、何のゲームをしてたのかしら。納ちゃん氏はゲームはあまり興味が無くて、DSもただ持っているだけで埃被ってるような状態だったはずよ」
「先週末の仮想日記に、何か気になることが書いてあったような気がしますが」
「仮想日記?ああブログのことね。確かに、池袋のビックカメラでゲームソフトを買ったと書いてあるわね」
「何のソフトだ?ゲームに普段興味も無いのに」
「過去の日記を探っていくと、納ちゃん氏にはゲーム好きの従弟がいるということが記述されています」
「あ、本当だわ。『某IT系ニュースサイトスタッフをやっている』と書いてあるわね」
「こちらのニュースサイトです」
「ふんふん…でも、手掛かりになりそうなことは書いてないみたいね」
「この編集後記というページは何でござるか?」
「スタッフが毎週、短い雑文を書くページよ。一週間ごとに更新されるから、先週より前の内容はもう消されているわね」
「先週の編集後記のデータが採取できました。ご覧になりますか?」
「ありがとう。…あ、これかしら?」
「これのようですな」
「納ちゃん氏とやら、今日のブログ記事もすっかり、このゲームの登場人物の会話を真似した文章にしていやがるぜ」
「あまり似てないみたいだけどね。でも、すっかりこの『THE 鑑識官』に夢中になっちゃってるみたいね」
「ふうむ、物事に直ぐに染まりやすい性格のようですなあ」
…失礼いたしました。
というわけで、今週はニンテンドーDS用のゲーム「THE 鑑識官」を進めているところだったりします。
アドベンチャーゲームというか、ロールプレイングというか、ともかくこの種のゲームをやるのはもう十何年ぶりかもしれません。
従弟T氏が誉めていたとおり、確かに出来が良くて面白いゲームです。でも、まだ半分も進んでないので…この先どうなることやら。(汗)
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