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2006.08.29

迎秋。そして新しい乗り物への期待

 早いもので、この「納戸@blog」は今日で開設2周年となりました。
 最初の記事を書いたときは「きっと三日坊主で終わりそうだな…でも出来るだけ頑張ってみるか」などと思っていたものです。それなのに、とうとう2年も続けてしまいました。
 ちなみに、このブログ的には8月29日が元日扱い…ではあるのですが、さすがにまだ残暑が続く中、「新年おめでとう」というのも飽きてきましたので…。今回のタイトルはシンプルに「迎春」ならぬ「迎秋」としてみました。
 ともあれ、今後とも「納戸@blog」をどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、今回の「新年記事」としては、何を書いてみるかな…。
 ちょっと真面目な気持ちになって、おととい行ってきた成田の航空科学博物館で見た展示のことから、話を書き出してみたいと思います。

 常設展示かどうかは分かりませんが、博物館の二階の通路に、「関川栄一郎展」の展示ケースが並んでいました。
 関川栄一郎さんって確か、つい最近亡くなった航空評論家だったかな…。私にはその程度の予備知識しかありませんでしたが、それでも、この展示は興味深いものでした。
 分厚い著書「日本の航空事故」をはじめとする、航空専門家として遺した資料、そして、心底からの飛行機好きを感じさせるような、航空関係の数多くのコレクション…。
 しかし、私が一番印象に残ったのは、関川さんを紹介した去年の新聞記事の切り抜きでした。そこに載っていた写真が、エアバスの超大型ジェット機A380をバックに立っている関川さんの姿だったからです。写真説明には「これが最後の海外取材となった」とありました。

 そっか、ご存命中にA380のお披露目が間に合ったんだ…。
 いささか不謹慎な感想だとは思いますが、この写真を見たときは、「よかった…」という気持ちになったものです。ただ、やはりA380の就航開始までは、長生きしていただきたかったとも思いますが…。

 当たり前の話ですが、人生には限りがあります。
 一生ものの趣味、または天職を持った者にとっては、その限られた人生の期間のうちに、その分野で「節目」となる出来事に、どれだけ自分が立ち会うことができるかが、関心事の一つになりえるでしょう。
 特に、乗り物という分野では、数年~十数年先の大まかな予定が決まっています。それに、歴史的な新しい乗り物がいよいよ登場した際には、自らが実際に対面して、撮ったり乗ったりできるわけです。それゆえ、他の分野に比べても、関心が高くなるのではないかと思います。

 …ややこしい書き方をしてしまいましたね。平たく書きなおすと…
 幼い頃からの乗り物好きにとっては、「自分が一生を終えるまでに、歴史年表に載るような新しい乗り物の登場に、一体どれだけ巡りあうことができるか」が、大げさに言えば人生の関心ごとになる…というわけです。

 今は亡き鉄道紀行作家の宮脇俊三さんも、そのデビュー作の「時刻表2万キロ」の締めくくりで、未開業だった路線をいくつも挙げて「乗りたい!」、そして「私はもう若くない。開通させる気があるなら、早くしてくれないと困るのである」と書いていました。(まだ東北・上越新幹線も開業してなかった時のことです)
 結局、挙げられていた路線の大半はその後完成し、宮脇さんも無事に乗ることができました。しかし、結局未完成で終わった油須原線や、まだ完全には繋がっていない阿佐線といった路線もありましたね…。
 そういえば、宮脇さんは沖縄の軽便鉄道の廃線跡探索記を書いていましたけど、那覇の新しいモノレール「ゆいレール」には、果たして乗ることが出来たのでしょうか…?

 さて。
 ここで自分自身のことに戻って考えてみます。

 不摂生な生活をしてきていますし、何より「長寿」への執着心があまり強くないので、恐らく私はあまり長生きできないような気がしています。それでも、多分、あと10年か20年ぐらいは生きられるかな…とも思います。
 いや、これから予想される新しい乗り物の誕生を思えば、そのくらいは長生きしていたいです。

 エアバスA380が日本に初就航するのは、多分シンガポール航空の東京便ですが、生産が遅れているらしいので、あと1年か2年ぐらい先になるのかなぁ…。
 そういえば、私はコンコルドには結局乗れませんでした。しかし、次世代の超音速旅客機の研究は地味に続いているようです。実用化は何十年後になるのだろう…。

 鉄道のほうでは、東北新幹線の新青森延長まであと約5年、函館まで延びるのが更に約5年後、札幌まで延びるのは…いつになるのかな。いずれにしても、現在試験運転中のFastech360のデータを活かした「量産型ネコミミ新幹線」の登場は、うまくいけば数年後のはずです。
 九州新幹線が博多に繋がるのも、あと5年後くらいだったかな…。東京から鹿児島への直通列車は無理という話も聞きますが、新大阪から鹿児島までなら直通の可能性はあるでしょう。
 新幹線といえば、台湾高速鉄道は今年の10月開業予定ですね。海外旅行に対しては腰が重い私ですが、この冬の台湾には行ってしまうかも知れません。

 関東の在来鉄道では、池袋と渋谷を結ぶ地下鉄13号線…。これが完成するのは2年後の予定ですが、東横線との乗り入れ、さらに相鉄線との接続を果たすまでには、さらに何年かかるでしょうか。

 乗れない乗り物ではありますが、ロケットのほうは、M-Vの最後の打上げが今月23日です。さすがに内之浦は遠いですし、打上げ時刻が朝6時と早いですので、行くかどうするか迷っているところだったりします。
 種子島からのH2Aロケットも、もうすぐ次の打上げですが、今度のは情報収集衛星なので、今ひとつ気持ちが盛り上がりません。ワクワク感のある打上げを見たければ、来年度に予定されている月周回衛星SELENEまで待つべきかなと思っています。

 いずれの乗り物に対しても、「見たい!撮りたい!できれば乗りたい!!」と思います。
 私は「もう若くない」と言えるほどの年齢ではありませんが、血縁者の既往歴から推定する限り、若いのに突然ポックリ…という可能性がどうも無視できません。
 本当に就航・開通・打上げするのであれば、やはり私としては正直、早くしてくれないと困るのです。

 ともあれ、今日から暫くの間は、M-V打上げ見学の旅行計画を練ってみたり、台湾のガイドブックを読み直してみたりして、次の「新しい乗り物との出会い」に備えていたいと思います。

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