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2006.08.05

縁起でもない空想ですが

 昨日に続いて、今日もまた夕方の池袋へ出かけて、メイド居酒屋「まほろば亭」にて、ツボダイの焼き魚を肴に飲んでいました。

 いい気持ちになっていると、メイドさんが私に写真を一枚持ってきてくれました。見ると、確か一ヶ月ぐらい前に、満了ポイントカードの特典として撮影してもらった、メイドさんに囲まれての集合写真でした。
 まほろば亭では何回か撮ってもらったことがありますが、今回はなかなかよく撮れています。特に、私の表情は…自分で言うのも何ですが、なかなか楽しそうな笑顔になっていました。(ループタイが少し曲がっていたのが残念ですが)

 家に帰ったら、自分の部屋の写真立てに、この写真を飾るかな…。
 で、つい思い浮かんでしまったのが、どうも縁起でもないシチュエーションでした。

 もし、これから近日の間に、私が何らかの急病か事故で急逝してしまったら…。

 家族や親戚の人たちは、とにかく何とか最近の私の写真を探し出して、遺影を作らなければなりません。そこで、ともかく私の部屋に探しに入る…、すると、目につく場所に件の写真が飾ってある…、それを見て親戚の人たちは「あ、これって結構いい笑顔ね」と言って、それを遺影に使おうということになる…。
 そして、この写真は加工され、後ろに並ぶメイドさんは白背景に差し替えられ、さらに拡大コピーされる…。

 その結果、私の葬儀の式場には、にこやかに笑う私の写真が飾られることになるでしょう。
 この笑顔が、メイドさんたちに囲まれて嬉しくなっている姿だとは、参列者の殆どが気付かずに終わる…というわけです。
 それを想像すると、なかなか、苦笑いしたいような気持ちになりますです。
 (あ…、このブログの読者の皆さまは例外ですね(^^ゞ)

 真面目な話、生前のうちに「遺影にするために」自分の写真をきちんと撮影する人というのは、実際あまりいらっしゃらないですよね…。
 遺影というのは、大体の場合には、必要になって初めて「ここ最近の生前の写真を捜してみなきゃ…あ、これって良く写ってるわね」という感じで選ばれるのではないかと思います。
 そう思うと、「部屋の目立つ場所に自分の笑顔の写真を」何らかの形で飾っておくというのは、結構大事なことではないかと思います。

 その「笑顔の写真」が、メイドさんに囲まれて嬉しそうな写真で本当に良いのかどうかは、ちょっと怪しいところかも知れませんが…(苦笑)。

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