このバスの耳が気になる…
朝食後、テレビでNHKを見ていたところ、「取手市でコミュニティバス運行開始」というニュースが流れてきました。
ああ、いま各地で流行のコミュニティバスか…と思いながら画面を見ると、日比野克彦氏デザインだという車体の姿が映し出されていました。地域の特徴を表した色々な文章が車体全体にびっしりと描かれています
これって…確かあれみたいだよな、あれ、何て言ったっけ…あ、思い出した、「耳なし芳一」!
私がそう言った一瞬あと、兄も「まるで耳なし芳一だな」と。ああ、やっぱり思考回路というのは兄弟で似るものなのでしょうか?
試しにグーグルで「耳なし芳一 コミュニティバス 取手」で検索してみると、トップにSankei Webの記事がヒットしてきます。どうも、取手市の職員の中にも「耳なし芳一のようだ」と感じた人がいらっしゃるようで…。
そういえば、耳なし芳一ってどんな話だったかな…?
身体中に般若心経を書かれた人の話だというのは知っていましたが、恥ずかしながら、詳しい内容は知りませんでした。そこでネットの出番です。Wikipediaで直ぐに調べることができました。
耳なし芳一
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なるほど、耳に般若心経を書き忘れたために、怨霊に耳だけ見つかってしまって…という話なんですね。
となると、この取手のコミュニティバスも、耳に…じゃなくてバックミラーに何も書かれていなかったら、心無いマニアによってバックミラーを盗られてしまう可能性が…(ぉぃ)。
そこで、取手市のサイトでチェックしてみることにしました。
…おお、このページに出ているイメージ図を見ると、バックミラーにもしっかりと塗装が施されて、文字が書かれていますね。
これなら、このバスを「耳なし芳一」と呼ぶことはできません。それに、バックミラーをもぎ取られる心配も無いでしょう。めでたしめでたし。(ぉぃぉぃ)
もっとも、これはイメージ図ですし、本当にバックミラーに文字が書かれているのかどうかは、実物を見ないと分かりません。
真面目な話、このデザインの賛否はともかくとして、興味をひかれる存在であることは確かです。いずれ、試しに取手まで見に行ってみようかな…と思っています。
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