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2007.05.19

オレンジ色の速い奴

 イベント会場をあとに午後1時過ぎに台南駅に戻りました。駅前の百貨店の地下フードコートで昼食にしたあと、荷物をかかえてタクシーに乗り込み、「高鉄火車站」と書いたメモ用紙を見せます。
 なかなか豪快(というか冷や汗もの)な運転で台南の市街地を抜け、田園風景の中の新しい道路を走ること20分ぐらい。やがて台湾高速鐵路の台南駅が見えてきました。

 自動券売機で、次の台北行きの切符を買いました。14時42分発…あと40分ほど時間があります。
 構内には、事前に調べたとおり確かにモスバーガーがありました。ここで軽く食べてみることにしましょう。「チキン南蛮バーガー」と「バタフライシュリンプ」のセットで150NT$でした。日本円で約600円ほどでしょうか。
 普通にモスっぽい味で美味しかったですが、もう満腹になってしまいました。

 発車時間が迫ってきました。いよいよ台北に向けて、高速鐵路の電車に乗り込んで出発です。

 で、第一印象ですが…
 ううむ、「新幹線は速いけど鉄道趣味的には味気ない」というのは、日本でも台湾でもあまり変わらないものなんですね。
 景色が広々としているせいか、スピード感はそんなにありませんでした。そのあたりは東北新幹線の関東平野部分に似ています。しかし、都市郊外っぽい風景が延々と続いているというあたりは、東海道新幹線に似ている感じもしました。
 山の中腹を登って走っていく区間では、西側に平野と街を眺めることができ、なかなかの景色でした。

 車内販売員の制服はオレンジ色を基調としたものでした。ワゴンには記念品限定発売中を示す小さなのぼりが…これもオレンジ色です。
 車両の帯の色もオレンジ色ですし、カードサイズの乗車券もオレンジ色です。このシンボルカラー、いかにも南国っぽい気がしました。

 台北の街中に入り、地下に潜って速度を落とし、午後4時半過ぎに台北駅に到着しました。
 駅から外に出ると…あ、涼しくて過ごしやすい…。
 台湾高速鉄路は途中で北回帰線を越えています。回帰線の南側と北側ではこんなに違うものなのかと、少し感心したものでした。。

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