台南で出会った、見慣れた光景
台南駅の「後站」(後ろ側の駅舎)から正面の道を歩いて数分。成功大学の「中正堂」という体育館が、今日の同人イベントの会場でした。
大学の門に近付いた段階では、まあ普通のキャンパス風景でしたが…よく見ると、そこかしこにコスプレイヤーの姿を見ることが出来ます。入口から中に入ると、ちょっと古びて薄暗い体育館でしたが、冷房はよく効いていました。
(実は心配だったのです。もしかしたら蒸し風呂状態じゃないかと…。でも杞憂でした)
小さなブースが並んでそれぞれに参加サークルが店を広げ、通路をたくさんの一般参加者が行き交い、サークルの前に群がり…。コミケをはじめとする各種の同人誌即売会に行き慣れた人なら、おなじみの光景でした。
違う点は、並んでいる同人誌がみんな中文だということだけ…かもしれません。
でも、この状況下に身を置いた私は、もう、台湾旅行中だということを半ば忘れ、何だか血が騒ぐのを感じてしまいました。ええ、これは色々と見て、面白そうなもの、気に入ったものを、この機会に買い込まなければ…。
会場の一番右奥に、協賛団体として(?)、昨日見た「末廣町侍女隊」のメイドさんがテーブルを広げて参加していました。メイドさんのひとりは私の顔を見て少し微笑み、若い男性店員が私に(名前で)声をかけてくれました。
この場所、(もしかしたら日本人は私だけかもしれない場所)で、何だかほっとする思いでした。そこで、まずは「末廣町侍女隊」オリジナルのバッジとTシャツを購入です。
本当は会場の写真を撮りたかったのですが、撮影禁止とのことなので我慢しました。
で、島の間をぶらぶらと巡ります。今回のイベントの規模は、ごく普通の長さの島がAからHまで…という感じでした。
コスプレイヤーもたくさん歩いていました。ただ…私のオタク知識ではもうついていけません。ここは一人旅ではなく、この方面の知識と経験に詳しい友人が一緒だったらよかったなぁ…。
やがて歩き疲れて、時刻も正午をまわり、そろそろ帰ろうかな…と思ったとき、ステージの上に実行委員会の男性メンバーがずらりと勢揃いしているのに気が付きました。おや、催し物かな…?
ステージの皆が踊り始めました。音楽は…「檄!帝国華撃団」。
なかなか見事な踊りで、つい見入ってしまいました。歌はオリジナルの日本語バージョンなのに、踊りを見ていると、ほんの微かに中華っぽい雰囲気が入っているような、そんな気がしたものです。
| 固定リンク | 0
「臨】[2007年5月]微妙に(略)台湾一人旅」カテゴリの記事
- 次回の構想(2007.05.23)
- 台湾で撮った立体写真(萌関係)(2007.05.22)
- 台湾で撮った立体写真(鉄道関係)(2007.05.21)
- 帰国しました(2007.05.20)
- 台北のCosicとFatimaid(2007.05.20)
コメント