やっと涼しい北海道
ただいま、富良野駅前の土産物店2階の喫茶店にて、コーヒーを注文して一息ついているところです。
外の天気は曇り。まだ雨が僅かに残っています。
今日は昨日とは別世界のように涼しくなったので、この雨はまさに癒しの雨だったわけですが、それでも、旭川行きのノロッコ号が出発する頃までには、もっと天気が回復するといいな…。
そんなわけで、今朝からここ富良野までの記録をつけておこうかと思います。
ただ…今日は昨日までと比べると、比較的単調な旅程でした。北見のホテルを出て、特別快速「きたみ」で旭川へ。旭川で昼食後、富良野線で富良野に来たというものです。
朝、北見の東横インで目が覚めて、カーテンをめくってみると、外はしとしと雨でした。
東横インですから、朝食はおにぎりがお決まりです。まずはロビーで小さなおにぎりを3つほど頬張りました。お腹が満足したところで、試しに外に出てみると…おお、とても涼しかったです。昨日までとは全然違う空気でした。
どうやら、冷たい空気が北海道に流れ込んできていて、前線が出来ているようです。雨降りなのは残念ですが、それでもこの涼しさは大歓迎でした。
部屋に戻って身支度を整え、ほぼ9時丁度にチェックアウト。霧雨の中、小走りに北見駅へと駆け込みました。既に旭川行きの特別快速「きたみ」は1番線に入線していました。キハ54の2両編成。写真におさめたら直ぐに乗車です。
曇り空の石北本線を、「きたみ」は走っていきます。山々の景色は望めませんが、山に分け入れば緑ばかり、里に降りれば開拓地っぽい区画と耕作地と建物…北海道のローカル鉄道っぽい風景が続きます。
ただ、やはり眠くなってきてしまいました。白滝から上川までの、駅の無い無人地帯を走っている際には、ついつい眠りに落ちてしまったものです。
12時20分に旭川に到着しました。
4分の接続で富良野線がありますが、これは見送ることにしました。既に昼過ぎで空腹になっていたので、次の富良野行きまで1時間ちょっと、旭川で昼食時間です。
駅前のお買い物通りを歩き、適当なラーメン屋に入ってラーメンと半チャーハンを注文。昼食時で結構待たされてやきもきしましたが、無事に食べ終わり、駅に戻ることができました。
富良野線の3両編成のディーゼルカーで、旭川をあとに富良野へと向かいます。車両は新しいキハ150、快適なのは良いのですが、外は相変わらずの雨模様でした。
ときどきウトウトしながら美瑛。しかし、その先は居眠りすることなく車窓を眺めました。花いっぱいの時期は既に過ぎてしまったようで、丘は緑色一色でした。それでも、この丘の続きかたは確かに「北海道のパンフレットの典型的風景」を見ているような景色です。…別の表現をするなら「WindowsXPのデフォルト壁紙画像のような丘」とでも言えば良いでしょうか(ぉぃぉぃ)。
富良野駅に到着しました。駅の構内では臨時列車用の「ノースレインボー」編成が小休止していたり、コンテナ貨車にコンテナを積む作業がのんびり行われていたり、それを牽引しようとDD51が待機していたり…何とも、鉄道好きの気持ちを刺激する光景が展開されていました。
ここからは午後4時過ぎの「ノロッコ6号」で旭川に戻る予定です。窓口で指定券を頼んだらあっけなく入手に成功。そして、発車まで1時間ほど、駅前で休憩です。
ただ、富良野の駅前風景は、あまり変わり映えのしない地方都市のそれでした。それでも、まずは土産物店に入ってラベンダー油を購入。そして、その横の急な階段を2階にのぼり、この小さな喫茶店へと入ったというわけです…。
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