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2009.05.07

忘れられた小部屋で

 「ああ、連休明けの朝の出勤はだるいなぁ…」という、ある意味平和な憂鬱気分は、駅に到着した途端に吹き飛んでしまいました。
 そう、今日のJR東海道・横須賀線系統は、車両故障のために大混乱。駅では改札規制が行われ、人だかりが駅前広場にまで溢れていました。

 よほど休んで自宅に戻りたかったのですが、今日の仕事はそうそう簡単には休めません。
 どうするかな…バスで回り道しようにも、バス乗り場も長蛇の列。タクシーで飛ばそうにも、タクシー乗り場はもっと長蛇の列。それに、こんなときは下手に迂回ルートを探すより、運転再開を素直に待つ方が結局早い、というのが私の経験則です。
 そんなわけで、しばらく駅前広場にて、ぼんやりと過ごしてしまいました。

 交通情報を得ようと携帯電話を取り出すも、なかなかサイトに繋がりません。周囲を見ると、数多くの人たちが携帯電話で連絡をとっています。ええ、さすがにこの状況では、回線が混雑するのも仕方ないでしょう。
 やがて9時が近付いてきたので、職場に電話しようとしたのですが、携帯の回線混雑は相変わらずです。それなら公衆電話でと思い、駅前広場に並ぶ電話ボックスを見たところ…

 行列どころか、4ボックスのうち2つが空いていました。

 これだけ混乱した事態の中でも、今や公衆電話は携帯電話に押されて、大半の人々に忘れられた存在なのですね…。
 ともあれ、電話ボックスに入って小銭を取り出し(今や私はテレホンカードなど持ち歩いていません)、受話器を手に取りました。最近の携帯電話やスマートな卓上電話に慣れた身には、久々に持つ公衆電話の受話器は、まるで鉄アレイのように思えてしまいます。(というのは大袈裟かな…)
 そのとき、ふと感じたことは…

 受話器に悪戯(墨を塗っておく等)されてたら嫌だな…

 受話器をまじまじと眺め、特に異常がないことを確認してから電話をかけ始めましたが、それでもやはり「この受話器を耳に当てるのはどうも…」という抵抗感は拭えませんでした。
 携帯電話が普及してから既に約10年。その間に、自分自身も、公衆電話に対する感覚が随分と変わってしまったようです。

 職場に連絡を終えて電話ボックスを出たあと、やはり駅前広場で暫くぼんやり。やがてダイヤの混乱が随分と収まってきたので、改札を通って電車に乗り込みました。
 そして結局、職場に到着したのは10時半でした。

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