新型のプリウスに試乗しました
今日、我がプリウス(初代)の点検のためにトヨタの店に行ったところ、点検が終わるのを待っている間に、いつもの担当営業マンに「どうですか、新型プリウス試乗してみませんか?」と勧められました。
とりあえず、新型プリウスを買うつもりは今のところ皆無なのですが(今のプリウスを「壊れるまで乗る」つもりですから)、それでも、とりあえず興味はあるので乗ってみようかなという気持ちになりました。
そんなわけで、今日はちょっと感想を書いてみようかと思います。
《ボンネット開けたら》
試乗する前に「まずはボンネット開けて中を見せてください」とお願いしてみました。
小さめのエンジンルーム、随分と小型化されたインバータ装置、かなり静かなエンジン音…。でも、私の目に止まったのは、随所に貼られた警告ステッカーでした。
いずれも中国語表記が付いているのです。(確か、我が初代プリウスでは日英仏だけだったような)
これはもしかすると、プリウスの中国への本格輸出を、トヨタは本気で考えているのかも知れませんね。ちなみに、今は国内需要ですら追いつかない(今注文しても納車は来年3月予定)状態なので、輸出は本格化していないそうですが…。
《運転席と助手席を隔てるバー》
乗ってみて、ちょっと気になったのが、運転席と助手席の間が隔てられていることでした。ちょうど肘のあたりに仕切りがあって…ちょっと狭苦しさを感じさせられます。
もっとも、この仕切りにシフトレバーやカップホルダーなどが備わっているので、操作性は良さそうです。
《走りだしてすぐ…》
私は助手席に座り、営業マンの運転で出発しましたが…次の信号待ちのときに、営業氏の携帯に着信がありました。
なんでも、店からの電話で「次の試乗希望者が待っているそうです」とのこと。それゆえ、試乗コースは、この店のコースの中では一番短い周回ルートになってしまいました。
営業氏によれば、今回の新型プリウス、とにかく売れ行きが良いそうで…しかも、試乗して決断する人の割合が多いのだそうです。
《静か過ぎて味気ない…》
新型プリウスの走行音はとにかく静かでした。エンジンの音も、モーターの音(厳密にはインバータの音?)も、気をつけないと様子が分からないくらいです。助手席で座っていても、何だか普通の1800の車ではなく、やたらと高級な車に乗っているような感じでした。
ただ…12年前にプリウスに乗って惚れ込んだ私としては…。
あまりに静かで普通すぎて、「おお、ハイブリッド自動車って凄い!!」というあの頃の感動は、ほとんど再現されなかったような気がします。
まあ、プリウスに10年以上乗っている以上、「エンジンが停まっているのに発進」しても「加速中にエンジン起動」しても、「速度とエンジン音が一致しない」ことも「ブレーキかけると電車みたいな音がする」ことも、みんな私にとっては慣れっこになっているのですが…。
それでも、あまりにもエンジン音やモーター音が小さすぎて、「ハイブリッド車というキワモノ装置」だと実感しにくい車になっていることは確かなようです。
《プリウスだらけ》
試乗を終えて店に戻り、営業氏と店内で雑談。その間も、窓の外を見ると頻繁にプリウスが通っていきます。地元タクシー会社のプリウスタクシーまで目撃してしまいました。
営業氏によれば、「売れるのはプリウスばかりで、他の車が殆ど売れない」状態だそうです。
ううむ、私が初代プリウスを買ってから暫くの間は、本当に「珍しい車」という扱われ方だったのですが…
長いことプリウスに乗っている私がこんなことを書くのも何ですが、「世の中の新車という新車がプリウスばっかり」という状態は、やっぱり想像すると抵抗感がありすぎます。
そろそろ、プリウス以外のハイブリッド車も、もっと色々な種類が出て欲しいな…と願わざるを得ません。
ちなみに、私の感覚では…今のプリウス(3ナンバー)は大き過ぎます。
12年物となった我がプリウス、これを買い換えるのは、おそらく、ヴィッツやiQといったクラスの小型車にハイブリッドシステムが積まれてからでしょう。(なお、私は既に、トヨタ式のハイブリッドじゃないと買いたくない…という気持ちが強いです)
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