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2009.10.30

陽光庭園で癒された夜

 たった2泊3日の台湾旅行だったというのに、飽きることなく、今夜もまた台湾ネタでブログを書きます。(^_^;)
 今日は台湾のコスプレ喫茶の話です。先の旅行では、台北の3店を巡ったわけですが、そのうちの2店目、台北地下街にある「Jours de Soleil--陽光庭園」、ここは後で思うとかなり印象に残る店でした。

 実は、日本でWebで情報収集している限りでは、どんな店だか今ひとつ分からなかったのです。どうも女性向けの男装喫茶らしいけど、別に女性限定の店でもなさそうだし…という感じでした。
 台北駅の直ぐ北にある細長い「台北地下街」、この北側の通路を先へ先へと進んでいくと、まず「夢幻餐車」を発見(この店については当日書きました)。そして、もうちょっとお茶を飲みたいなと思いながら「夢幻餐車」を出ると、すぐ斜め向かいに「Jours de Soleil」が見つかりました。

 ただ、外から見た印象は、どうも普通の喫茶店っぽいのです。窓ガラスが大きくて店内の様子がよく見えますが、ウェイトレスの姿はメイドでも執事でもなく、緑色の制服でした。確かに洒落た服ではあるのですが、これを「コスプレ飲食店」の枠に入れてしまったら、馬車道や神戸屋もコスプレ店になってしまう…くらいの微妙なところでした。
 正直、ちょっと迷ったのですが、それでもせっかくなので入ってみました。(特に「女性専用」みたいな雰囲気はなく、普通に入れる感じです)

 出迎えの言葉は「お帰りなさいませ」ではなく、普通に中国語で「歓迎光臨!」でした。(中国語を習ってない私でも、さすがにこれは分かります)
 しかし、店内にあふれている空気は、やはり普通の喫茶店ではなく、コスプレ系飲食店にありがちな、いつもおなじみのオタク系(台湾の表現だと「ACG」かなあ?)でした。
 それに、テーブル席について過ごしていると、不思議と癒される感じがするのです。照明が明るくて、しかも色調が太陽光に近いランプを選んでいるようで…。木製のテーブル、豊富に並んだ観葉植物、ゆったりと取られた店内レイアウト。確かにここは「陽光庭園」を目指しているようです。

 ぼんやりと過ごしながら思ったことは、「もしかしたら、コスプレ喫茶にコスプレは…実は必須じゃないのかも」という極論でした。(どうしてそう思ったのかは、書き始めると長くなるので別の機会にでも…(^_^;))

 日本語が上手な女性店員が話しかけてきたので、いろいろと会話を交わしました。
 この店、通常の日は普通の緑系の制服ですが、執事日やコスプレイベントをよく催すそうです。女性店員はみんなコスプレイヤー。写真を見せてもらいましたが、とても格好良く決まった男装姿でした。おお。
 ちなみに、彼女に「日本に行ったことがありますか?」と質問してみたら、既に2回も行ったとのこと。しかも、日本で行った場所として真っ先に挙げたのは「池袋」でした。

 ともあれ、このJours de Soleil、「普通でも普通じゃない」店として、かなり記憶に残る場所でした。
 ケーキも程よく甘くて美味しかったですし、落ち着ける空間だったなと思います。次はイベント日を狙って来てみたいなと思います。

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