台湾旅行の費用について
10月に二泊三日の台北旅行に行ってから、そろそろ2週間が経とうとしています。
短いながらも濃い内容だった今回の旅行。買ってきた同人誌などを紹介しつつ、みやげ話をあちこちで語ってしまいましたが、今回よく聞かれた質問のひとつが、
「全部で費用はいくらくらいかかりましたか?」
でした。それも、単に興味というだけではなく、自分も行ってみたいけど費用が気になるので質問…という感じだったような気がします。
そこで今日は、台湾旅行に行くための費用について書いてみようかと思い立ちました。
前回の旅行の費用をまとめ、そして次回…台湾最大の同人誌イベント「開拓動漫祭」は、次回は来年2月20~21日(土・日)に台北で開催されますので、もし2月19~22日に三泊四日で行くとしたらどのくらいの費用がかかるか、ちょっと調べてみました。
で、まずは先に結論から書きますと、
「全部ひっくるめて、ざっと10万円です」
…こう書くとやっぱりちょっと高いですね。もっとも、費用をもっと安く抑えることは十分に可能なのですが、私の場合、海外旅行となるとついつい財布の口が緩んでしまうので…(苦笑)。
まず、海外旅行の費用で大きな比率を占めるのが飛行機代ですが、前回の旅行では成田~台北の往復で約4万円でした。
この飛行機代という奴は、何というか経済原則に忠実すぎるくらいに変動が激しくて…。旅行会社の広告などではよく「台北1.5万円」などと書かれていたりしますが、内容を詳しく見ると出発日が限定(水曜出発が多いような)されていて…会社勤めの身にとっては「こんな日に休みを取って旅行なんて無理だよ」ということが殆どです。
もっと現実的に、土日が入るような旅程、例えば金曜出発で日曜や月曜に帰国という航空券を探すと、やはり台北だと4万円台、運が悪いと5万円台になってしまいます。ましてや、連休の初日に出発して最終日に帰ってくるなんて日程では、10万円越えも覚悟しなければなりません。
試しに、2月19日-22日という日程で、予約サイトで航空券を探してみたところ、既に安い航空券は「空席なし」になっていました。空席がある一番安い航空券は5万円以上してしまいます。もっとも、色々な予約サイトや旅行会社の広告などを丹念に探せば、もしかしたら4万円台で入手可能かも知れません。
次に旅費の大きな部分を占めるのはホテルですが、前回の旅行では一泊7000円~8000円くらいの所を選びました。
ホテルの値段はピンからキリまでありますが、やはりあまり安すぎるホテルは(特に海外旅行では)不安ですし、逆にあまり高級すぎるホテルでも「自分には豪華すぎて」どうも落ち着けません。台北の場合、7000円~10000円くらいの範囲で選ぶのが無難なのかな…という気がします。
ちなみに、前回の2泊目で泊まった「サンルート台北」、良くも悪くも、まさに日本のサンルートホテルの雰囲気そのままでした。日本人旅行者としては違和感無く安心して泊まれますが、「わざわざ台北まで来てサンルートに泊まらなくても…」という味気なさも感じてしまうので、おすすめできるかどうかは微妙です。一泊2750元、日本円で7700円くらいでした。
現地での買い物や食事などは、日本よりちょっと安いかな…という感じです。
特に安さが印象的だったものを挙げると、夜市や屋台での飲食、ゲーム屋のクレーンゲーム、交通機関(特にタクシー料金)といったところでしょうか。
なお、同人誌は一冊150元~200元の範囲が相場でした。日本円に直すと450円~600円。ううむ、日本より少し安いくらいかなあ…。台湾の物価水準からすると、ちょっと割高なのかも知れません。
もっとも、画力も印刷も製本もレベルが高い同人誌が多いように思います。20冊ほど買いましたが「これは買って損した」と悔やむような本は、(少なくとも今回の旅行では)一冊もありませんでした。
最後に、旅費全体のうちで無視できない比率を占めるのは…空港までの交通費(具体的には成田空港への往復の費用)です。特に帰国後は、疲れていることもあってついつい成田エクスプレスに乗ってしまい…これが結構高くついてしまうのです。
ううむ、羽田~台北間の定期便の就航が待ち遠しいです。(もっとも、成田発より航空券が割高になりそうな気はしますが)
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