南台湾の気分
今日は、台湾映画「海角七号」の日本上映初日を見るため、銀座の映画館に行ってきました。
私は普段、映画は滅多に見ないのですが…この「海角七号」に関しては、去年の夏あたりから台湾で大変な話題だったというのを知っていたので、日本上映が始まったら是非見てみたいなと思っていたのです。
(なにしろ、空港の免税店にまで、「友子あての手紙」を模したパッケージ入りのDVDが並んでいましたから…)
映画の感想ですが…まず一言であらわすなら素直に「良かったなあ」と思います。
ただ、台湾の地方都市の風景や空気に、少しでも馴染みや懐かしさを覚える方であれば、是非おすすめの映画なのですが、台湾に馴染みの無い方には…ちょっと癖が強すぎるかも知れません。
本当はもっと細かく感想や突っ込みを書きたいところですが、ネタばれになってしまうのも何ですし、私はどうも「お涙シーン」に対する耐性が弱すぎるようなので…(苦笑)。
そこで、映画そのものとはあまり関係ないところで、一言だけ。
「今日の映画館、何だか暖房が効き過ぎ…」
ええ、半ば本気で、頭が茹りそうな映画館内でした。
スクリーン上では、台湾最南端の「恒春」を舞台とした物語が繰り広げられていました。田舎町の風景、南台湾っぽい登場人物の個性。そんなこんなを見ながら、あの暑い空気の中で座っていると、どうも本当に南台湾の気分…南国特有の気分になってしまう感じでした。
2時間余りの映画が終わった後、外に出る際、頭がぼんやりして階段でよろけてしまったものです。
ともあれ、二週間後に再度台湾旅行(しかも台北には多分行かず、南台湾重点)を計画している私としては、行くのが随分と楽しみになってしまいました。もっとも、ロケ地巡りに恒春まで行くかどうかは迷いますが…。
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