南国の空気の中で
早いもので、今回の台湾旅行ももう最後の夜です。只今、高雄の長明街にあるメイド喫茶「月讀」にて過ごしております。
昨夜は台北のメイド喫茶で「予約で満席です」という残念な体験をしましたが、今夜の月讀はそれほど混んでいません。でも、午後6時頃から、少しずつ賑やかになってきました。
カレーライスを食べ終わり…そういえば、この店には何回か来てますが、カレーを食べたのは初めてだったかも知れません。かなりの大盛。味は日本のカレーと似ているようで、微妙にスパイスの使い方が違うようです。
今日は昨日と違って、一日中、高雄で過ごしていました。
午前中は高雄捷運(地下鉄)で橋頭糖廠へ。ここでは昔の糖業鉄道が遊覧列車として運転されています。かつての製糖工場が、今では高雄近郊のちょっとした行楽地へと整備されていました。
…月讀の時間制限(60分)が来てしまったので、続きはまた後で…。
…さて、ホテルに戻ってきたので続きを書きます…。
遊覧列車(ナローゲージ、中文では「五分車」と呼びます)の駅は、捷運の橋頭糖廠駅のすぐ前、高架橋の下にありました。出来たばかりの捷運の駅と、古いサトウキビ列車が止まる駅。なんとも対照的な光景です。
発車時間まで、駅の近くにある台糖の土産物店でアイスキャンディを買って、食べながら過ごしました。なかなか固いアイスキャンディ。今時の軟弱な氷菓とは一線を画している気が…。
やがてホームに到着した「五分車」。サトウキビ用の貨車を改造したと思しき遊覧客車が6両くらい繋がり、小さなディーゼル機関車が両側に付いています。
…ああ、思い出すのは西武山口線…。
今は新交通になっている西武山口線は、1984年までは「おとぎ列車」として、台糖から譲り受けた蒸気機関車が走っていたのです。あれに乗ったのは私が中学生の頃。確か7月だったか、今日の高雄と同じような気温と日差しだった記憶があります。
あの蒸気機関車が「台湾から来た」と知ったのが、私が台湾の鉄道に興味を持った第一歩…だったのかも知れません。
(いまWikipedia調べてみたら、あの山口線の機関車は橋頭糖廠ではなく渓湖糖廠のものだったようですが)
ともあれ、この五分車に乗って、花卉公園まで往復してきました。距離は1キロ少々でしょうか。駆け足程度の速さで10分ほど。何と言うか…懐かしい気持ちでした。やはりどうしても、中学時代に乗った西武山口線の思い出がダブってしまいます。
五分車の体験を楽しんだ後は、そのまま捷運の駅から電車に乗って、高雄の中心街を目指しました。中央公園駅で下車。
このあとは普通の観光客モードで昼下がりを過ごします。足裏マッサージの店に行ったり、百貨店に入ってみたり…土曜の午後とあって、賑やかな街中でした。
流石に疲れたので、タクシーでホテルに一旦戻り、ちょっと休憩してから、午後5時半過ぎに再度出発しました。今度は電脳街がある「建国二路」と、その裏通りの「長明街」を目指します。
そして、メイド喫茶「月讀」で、お帰りなさいませと出迎えられた…というわけです。
明日は高雄空港を14時に飛び立ちます。そこで、ホテルをチェックアウトしたあとは再度「月讀」に行って、ぎりぎりまで過ごしたいと思っています。
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