高い天井に消える音
今日は情報処理試験の日でした。
試験に挑んだ結果は…まあ、いつも通り、合格するかどうかは微妙という感じでした。でも、今回はそれなりに勉強していったので、今までの数回の試験よりは、出来は少しは良かったかなと思います。
さて、今回の試験会場について。
今回はちょっと受験者の多い試験種別を選んだためか、大規模な会場…パシフィコ横浜の展示ホールでした。
これまで行ったことのある試験会場はいつも、大学(または高校や専門学校)の教室でした。今回のような巨大空間での受験は初めてです。
展示ホールに足を踏み入れると、彼方までズラリと並んだ長テーブル。「何だか、席についたら同人誌を売りたくなるなあ」という印象を抱いてしまったのは、オタク的には仕方ないことなのかも知れません。
「この長テーブル、もしかしたら、同人サークルの人達の汗と涙が刻みつけられているのかも」と、試験前だというのに感傷に浸っていたら、隅っこにレンタル会社のステッカーが貼られていることに気付きました。ちょっと落胆。(もっとも、同人誌即売会に貸し出された経歴が無い長テーブルだとは断言できませんが)
と、オタク的な第一印象はここまでにして、もう少し真面目な感想を書くなら…
今までに経験した普通の会場(学校などの教室)と比べると「プレッシャーが少なくて楽だな」という感じがしました。
普通の会場であれば、試験中、ちょっと気を抜いて小休止すると、周囲の受験者の鉛筆音が「カリカリカリカリカリカリ…」と全方向から響いてくるものです。あれを耳にするとどうも、「みんな懸命に頑張って答案用紙に書いているんだな」という実感と、そして気迫というか、圧力というか…が感じられるような気がします。それゆえ、あまりリラックスするわけにもいかず、またすぐに自分の答案用紙に向かい始めるという…。
ところが、今回の会場は天井がとても高いので、周囲の人の鉛筆音はみんな、天井へ向けて行ったきりになります。天井が高すぎて、音はストレートには反響したりしません。それゆえ、ほとんど聞こえてこないのです。
これは私にとっては、なかなか楽な環境でした。
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