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2010.11.26

台湾メイド喫茶&ACG系飲食店Tips〔2010年11月版〕

 おととい久々に更新した「台湾メイド喫茶&ACG系飲食店FAQ」、今回の更新版から、豆知識の類を分離し、FAQとTipsの二本立てにしてみました。
 台湾のメイド喫茶関係の豆知識。思い浮かぶことがいろいろとあって書ききれないのですが…。後日、もし気が向いたら加筆してみようかと思います。

●料理や飲み物についてあれこれ
・若い御主人様が多いせいか、料理も飲み物も量が多めです。
・冷たい飲み物では蛇腹ストロー(蛇腹部分が長い)をハート型にしてあるのが定番です。
・食事物は、日本と同様にカレーやスパゲティもあれば、あまり聞き覚えの無いような台湾風の洋食(?)も見かけます。
・オムライス(蛋包飯)にお絵描きしてくれる店は少ないです。
・お絵描きメニューとしては鬆餅(台湾式?のワッフル)がお勧めです。焼きたてのワッフルを皿に盛りつけた周りに、チョコレートソースで本当に上手な絵を描いてくれます。

●値段について
 台湾では「最低消費」金額を定めている店が多いです。「最低消費200元」とある場合は200元以上注文する必要があります。
 コーヒーや紅茶などは種類にもよりますが大体80~150元くらい。ワッフルは100元くらい。食事ものはセットで200~300元くらい。…といったところでしょうか。(台北の場合です。台南や高雄ではもうちょっと割安になります)
 現在の相場では、1台湾元は日本円で2.7円くらいです。両替手数料も考えると大体「三倍すれば日本円になる」というのが目安です。それで換算してみると日本のメイド喫茶より随分と安いですが、現地の物価水準に慣れてしまうと、かなり割高に思えるかも知れません。

●「100円です」…の罠について(笑)
 Wikipediaの「ニュー台湾ドル」では半年ほど前まで、「日本語ができる台湾人は日本語で「たいわんえん」と呼ぶ事が多く」と書かれていました。根拠となる資料が無いため現在の版では削除されていますが、私の実体験ではかなり本当っぽいです。

「メイドさ~ん、一緒にチェキ撮りたいけど幾らですか??」
「一人あたり100円です(^o^)」
「おお、安い~!じゃあ今日出勤のメイドさん一枚ずつで四枚お願いします(^^ゞ」

…実際には「日本円で100円」ではなく「台湾円で100円」、つまり日本円に直すと270円ですので御注意下さい。(もっとも、日本のメイド喫茶でチェキ撮影を頼むことを考えたら、270円でも十分に安いですけど…)

●中文メニューの基本単語(メイド喫茶巡り用)
 台湾のガイドブックでよく見かける、メニューの漢字を解読するための単語集。ネット上コンテンツとしては「な~るほど・ザ・台湾」にあるこのページがおすすめでしょうか。
 ただ、このような単語集は、さすがにメイド喫茶巡りは想定外ですよね…。そこで、補完の単語集を作ろうかと思いつきました。…下記の他にもまだまだ色々思い浮かびますが、今後おいおい増やしていきたいと思います。

(コーヒーの種類)当て字が多いようです
モカ:摩卡
ラテ:拿鐵
カプチーノ:卡布奇諾

(甘味)
アイスクリーム:冰淇淋
パフェ/サンデー:聖代
チョコレート:巧克力
ケーキ:蛋糕
キャラメル:焦糖
…ちなみに「キャラメルダンセン」(ウマウマダンス)は「焦糖舞」となります。

(その他いろいろ)
チーズ:起司(Google翻訳だと「奶酪」なのですが、どうも起司のほうが多いような気がします)
食べ放題:吃到飽(この単語を知らずに台南で「最愛莉絲」に入ってしまったため、気が付いたら食べ放題コース突入…えらい苦しくなりました)

●国名の漢字略称
 料理や飲み物の類で、日本風のものを「日式」、イギリス風のものを「英式」と呼びます。これは分かりやすいですよね。
 ところが、国名を漢字でどう略すかは、日本語と中国語では随分と違います。日本はどちらでも日本ですし、イギリスはどちらでも英国(英國)ですが、こういう両方同じなのはむしろ少数派かも…。
 そこで、中国語メニューを読み解く際によく出てくる国を、いくつか挙げてみます。

・フランス=法(法國)
・ドイツ=德(德國)
・イタリア=義(義大利)または意(意大利)(台湾では義が主流)
・アメリカ=美(美國)
・メキシコ=墨(墨西哥)

…世界中の国はまだまだいっぱいありますが、全部挙げていたら覚えきれないかも知れないので、この5国だけにしておきます。
 これだけ暗記しておけば、台湾のメイド喫茶のメニューで「美式咖啡」や「德國香腸」や「義式風味香料雞腿」などを見ても平気です(?)。あと、APH関係の同人誌などに接する際にも有益かも知れません。

●メイド喫茶以外の、台湾ACG名所
・台北地下街
 台北駅の北側にある長い長い地下街。進んでいくにつれて御宅系の店が増えていき、突き当たりの手前に「夢幻」2店が向い合っています。
・アニメイト台北旗艦店
 西門町のバス通りにある、現在のところアニメイト唯一の海外店舗です。最近、店の奥に「らしんばん」も出店しました。
・緑林寮
 同人ショップ。地下鉄の「公館」を下車して数分。台湾大学の門の向かい側にあります。
・誠品書店信義旗艦店
 ACG名所とは少し違いますが、台湾最大の書店チェーンの旗艦店ですので挙げてみます。地下鉄の市政府駅の近く。台北101ビルが真正面に見える場所にある、本当に立派で豪華な書店です。

●台湾のACG雑誌を日本で入手する方法
 台北の西門町にあるメイド喫茶「Cafe Cosic」は、台湾最大のACGイベント「Fancy Frontier」の主催団体の系列店です。連動イベントを催したり、この団体発行のACG雑誌「Frontier Magazine」に広告を出したりしています。
 台湾のACG熱を感じたくなって「Frontier Magazine」を入手したい場合は、日本では秋葉原の「三月兎」で毎月輸入しています。(台湾での発売日は毎月5日。「三月兎」に並ぶのはそれより1~2週間ほど後になります)

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