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2011.02.26

新しい時刻を考えてみる

「すごい…スウォッチのウェブサイトって、今も.beat時刻を表示してるんだ…」

昨夜、帰りの電車の中で何となく、スウォッチの提唱した時刻系「ビート」(正確にはスウォッチ・インターネットタイム)について思い出してしまいまして…。発表されてから既に10年以上が経過していますが、使われている場面を見たことがありません。
そこで、ただいまググって調べていたのですが、本家Swatch社のウェブサイトを見たら、今でも(発表当時よりはずっと小さい表示ですが).beat時刻の表示機能があるので感心してしまった…というわけです。

この時刻系の詳細についてはWikipediaにも載っていますが、簡単に言うなら

・1日を1000等分した時刻(今これを書いている時刻は@618)
・世界共通時刻(スウォッチ本社時刻が標準)

うーん。時差の概念の無い、世界共通の時刻を提案するのはいいですけど、自分の所を標準時刻にするのは駄目でしょう…。というのが、私が10年以上前から思っていた疑問点でした。
標準時は、例えばエベレスト山頂を通る子午線を基準にするとか、そういった客観的な決め方をしないと、世界中の人を納得させるのは難しいかと思います。

いや、どこを標準時にしようと、日付の変わり目が昼間になるのは正直勘弁してください…という感じです。
スウォッチの.beatだと、日本では朝の通勤時間帯に「次の日」が来てしまいます。かといって、もしエベレスト山頂を標準にしたら、日本なら真夜中に日付が変わりますが、アメリカだと真昼間に「次の日」を迎えることになります。

…と考えたところで、「待てよ」と気付きました。

日付の変わり目という概念を無くすか、できるだけ少なくしてしまえばいいんじゃね?という思いつきです。
.beatのように「1日を1000等分」するのではなく、「1週間を等分する」というのはどうでしょう。そうすれば、日付が変わる(時刻が0にリセットされる)のは週に1回になります。

そんなわけで、「私が考えた世界共通時刻案」、書いてみます。

・標準時刻の基準はエベレスト山頂
(大体東経90度なので、日本の午前3時に日付が変わる)
・土曜日の午前0時から、次の土曜日の午前0時までを、100万等分する
・時刻の単位の名前は…決めるのは難しいけどとりあえず「新秒」「NewSec」とする
・1000新秒を1キロ新秒(1k新秒)と呼ぶ。1000キロ新秒(1メガ新秒)が1週間となる

こうすると、1週間は7×24×60×60=604800秒なので、1新秒は604800÷1000000=0.6048秒です。1k新秒は604.8秒、つまり約10分です。1時間は約6k新秒、1日は約144k新秒となります。
そうすると、ただいま土曜日の23時58分(エベレスト山頂基準だと20時58分)ですから、126k新秒くらいですね。今夜はこれから寝て、170k新秒くらいには起きて、200k新秒くらいには秋葉原へ遊びに行きたいと思います。休みが明けて会社に出勤するのは324k新秒…ちょっと気が重いです。

……計算していて訳分からなくなってきました。だめだこりゃ。(汗)

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