カセットからパソコンへ
昨日、ビックカメラにて購入してきたカセットプレーヤーです。昨夜から今日にかけて、このプレーヤーで既に5本ほどのテープをパソコンに取り込みました。
外見は、ちょっと大きめのカセット式ヘッドホンステレオという感じです。お世辞にもデザインは格好良くはありません。いかにも安物です。でも、ちゃんとオートリバース機能が付いています。…昔、カセットが主流だった頃には、オートリバース付きのヘッドホンステレオなんて高嶺の花だったような気がするなあ…。
USBケーブルでパソコンに繋ぎます。動作はUSBバスパワーです。カセットテープがUSB給電だけで動くというのはちょっと意外でした。ただ、早送りや巻き戻しの速度は今一つ遅い気がします。
パソコンの方では、このプレーヤーはUSBマイクとして認識されているようです。付属のCDに入っていたソフトはオープンソースの音声編集ソフト「Audacity」でした。
テープから倍速で取り込んでくれたらいいな…と思っていましたが、そんな機能はありません。普通の再生速度でテープが再生されて音声信号がパソコンに送り込まれ、それをAudacityで録音するという、あくまでもシンプルな仕掛けです。
デジタル化された音声データ、音質は今一つですが、それがこのカセットプレーヤーの限界なのか、それともテープが劣化しているせいなのかは、ちょっと分かりません。
それにしても…20年前、あるいは30年前のテープを再生していると、懐かしさ…いや、それとはちょっと違う感じでした。
ラジオ番組を録音したテープなど、流れてくるCMが「NECのPC-8800シリーズ」を勧めていたり、交通情報で「首都高速環状線」と言っていたり(まだ中央環状線がぜんぜん環状になっておらず、今の都心環状線しか首都高に環状線が無かった頃です)。
何だか「歴史の雲」、あるいは「20世紀と21世紀を隔てる線」の向こう側を探っているような、不思議な気分になってしまいました。
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