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2011.05.07

陽子の重さは電子の何倍?

浜岡原発の停止要請のニュースは、私にとっても、なかなか驚きのニュースでした。

私はブログで政治ネタは避ける方針ですし、原発の是非についても「原発の見物を趣味にしている以上、あくまでも中立でありたい」と思っていますので、このニュースについての論評は避けます。
でも、三日前に自分の目で見てきた原発が全面停止するというのは、やっぱりどうも複雑な心境です。

それでも何か一つ提案を述べるとしたら…
どうせ(少なくとも改修が終わるまで)原発を停めるのであれば、この機会に浜岡原子力館も閉館し、全面リニューアルにかかってほしいです。
「福島事故後」に合わせた展示内容にすべきだという意味もありますが、最大の展示物である原子炉の実物大模型が、そろそろ古びてきているような気がしたからです。しかも、今では最古参となってしまった3号機の模型ですし…。どうせなら最新の5号機の模型がいいなあと思ってしまいます。

さて、浜岡原子力館を見に行く下調べとして、このブログ記事に辿り着く方もいらっしゃるかと思いますので…。ちょっとアドバイスというか、もっと考えるヒントというか、を今日は書いてみたいと思います。

浜岡原子力館の展望台からは、原子炉だけでなく、御前崎風力発電所の風車も見ることができます。ちょっと遠くて、天気によっては見えにくいのですが、原発の向こう側に3本、原発とは反対側の窓の向こうに8本が並んでいます。(これ以外にも、自治体が建てた風車が何本もあります)
それでは、浜岡原発と同じ発電能力を得るには、何本の風車が必要でしょうか?

原子力館の展示を見ても(私が見落としていない限り)、何本の風車が要るのかは書かれていませんでした。でも、発電所の出力は展示にもちゃんと書かれていますから、電卓を叩けば簡単に答えを導き出すことができます。
(原子力と風力では稼働率が違うので、単純な割り算では正しい答えにはなりませんが、大雑把な見積としては十分でしょう)

Hamaoka_np
3号機:110万kW、4号機:113.7万kW、5号機:138万kW

Hamaoka_wp
発電機出力:2000kW/基

実際に割り算してみれば「えええ?そんなに要るの??」と思う方が多いかも知れません。
でも、展望台に登って広々とした景色を見渡し、その中で風車がどれだけ小さく見えるかを実感してから、改めてその本数を思い出してみれば…。そこから何をどう考えるかは、人それぞれ違うだろうなと思います。

なお、おととい(5月5日)の記事で載せた写真のうち、下から2番目の「周辺が公園のように整備され、駐車場も備わっていました」の写真の場所ですが、

「原発の西、原発から数えて4本目の風車の根元」

ですので、クルマでお出かけの方は立ち寄ってみて、風力発電の騒音がどのようなものなのか、体験してみてはいかがでしょうか。4本目の風車を目印にクルマを走らせれば、詳しい地図が無くても到達できます。

最後に、今回の記事のタイトルですが、「何本の風車が必要でしょうか」の答えとほぼ同じです(有効数字2桁)。偶然とはいえ、なぜか近い数値だなあと不思議な感じがしたので、今回のタイトルにしてみました。
(とりあえず、Wikipediaの「陽子」の記事へのリンクを置いておきます)

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