だいち、お疲れ様でした…
今日のニュースで驚いたのは、地球観測衛星「だいち」が電源の故障で機能停止したというニュースでした。
打ち上げから5年以上が経過し、既に寿命を過ぎていたとのこと。寂しい知らせではありますが、考えようによっては、設計寿命+αの期間で故障する装置というのは、実はとても完成度が高かったのかも知れません。
ともあれ…(まだ運用終了は宣言されていないようですが)…5年間お疲れ様でしたと呼び掛けたい気持ちです。
「種子島でロケットの打ち上げを見に行きたいな」と思って最初に挑戦したのが、この「だいち」の打ち上げでした。残念ながら、悪天候で打ち上げ延期が続き、休暇は残り少なくなる一方で、結局は打ち上げを見ることは出来ませんでしたが…。
あれからもう5年になるのかと思うと、感慨深いものです。
そういえば…
先日、東京駅の近くにある丸の内オアゾで、JAXAの広報施設「JAXA i 」の跡地を見てきました。この場所も、打ち上げ見物旅行の情報を集めたり、あるいは打ち上げ中継を見に行ったりと、何かとお世話になったところです。
現在の「JAXA i 」の跡地は、新しいテナントが入る様子は未だ無く、工事用の囲いで囲まれた状態です。
この光景を見て、寂しさは…実はあまり感じませんでした。
「JAXA i 」は仕分けられて廃止させられたけど、そのあとに科学振興にもっと役立つものが出来るなら、それもまた嬉しいことだと思うからです。
例えば、科学系博物館共同によるミュージアムショップとか、あるいは常設型サイエンスカフェとか、そんな感じなものが出来てほしいです。
逆に、もし何の変哲もない普通のレストランとかが出来てしまったら…そのときに初めて悲しむことになるかと思っています。
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