羽田で月を見上げる
今夜は部分月食。
仕事帰りに空を見上げてちょっと観察できればいいかな…と思っていたのですが、今夜は残念ながら雲が多く、なかなか月が姿を見せてくれませんでした。
街中で空をずっと見上げているというのも何なので、どこか月食観察に向いた場所、それも、都内ですぐに足を運べる場所はどこかなと考え始め…。
結論は「羽田空港の展望デッキ」でした。邪魔な建物が無くて空が開けていますし、ずっと空を見ていても変ではありませんし、月が無理なら飛行機を眺めて楽しむことができます。
浜松町からモノレールに乗り、車窓を眺めながら(月は見えませんでしたが)、国際線ターミナルへと向かいました。
展望デッキに上がり、南東の空を観察すると、雲が丸く光っている箇所が見つかりました。おそらくあれが月でしょう。しかし、雲が厚すぎて、月が欠けているかどうかなど全然分からない状態でした。
平日の夜とあって、デッキは閑散としていました(それでも数人の航空ファンがカメラを構えていました)。強い海風に吹かれながら空と飛行機を眺め続けました。
やがてエバー航空のハローキティジェットが到着。あれ?キティジェットって羽田に就航していたっけ??ネットで調べてみると先月から就航し始めたばかりのようです。
空港の夜景は綺麗だったものの、結局雲は薄くなりませんでした。残念。
それでは代わりに…といっては何ですが、ターミナルビルの中に戻って「プラネタリウムカフェ」に入って夕食にしました。このプラネタリウム、国際線のターミナルビルが出来た当時は大人気で、いつ行ってもとても入れそうにない盛況でしたが、今日は空いていて、落ち着いた雰囲気になっていました。
暗いドームの中、テーブルに案内され、メニューを懐中電灯で照らしながらビールとパスタを注文。星の回るドームの下で食事しつつ飲むというのは、何だか不思議と酒の回りが早くなりそうな、そして何かに引きこまれそうな気分でした。
午後10時過ぎに空港をあとにしました。
月食を見るという目的は果たせませんでしたが、なかなか楽しくて綺麗な「夜の羽田あそび」でした。
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