サハリン土産(8年前)の缶詰を開ける
GW最終日…といっても、自宅待機の日々の中なのであまり実感はありません。
今日ものんびりと部屋整理をしていたのですが、「そろそろこの缶詰、何とかしなくちゃな…」と思いながら、棚の整理箱の中からロシア語ラベルの缶詰2つを取り出しました。
8年前の夏に行ったサハリン旅行で、お土産に買ってきた缶詰です。(ブログの過去記事を探したら、「お土産の写真」という名前で記事にして写真を載せていました)
あのときは色々とお土産を買ってきたものですが、缶詰4つのうち2つは食べることなく放置状態になってしまいました。何年も経過した缶詰……「食べても大丈夫かなあ」という不安から、開けるのを先延ばしにしていたという感じです。
ともかく、ラベルのロシア語を、ネット辞書を駆使して翻訳してみました。
写真左側の緑色の缶詰は「ウハー」(ロシアの魚スープ)、カムチャツカ産のようです。原材料は「魚、塩、水、ローリエ、コショウ」…何の魚だか書かれていませんでした。
右側の黄色の缶詰は、スケソウダラの肝と魚卵の缶詰です。キリル文字で「イクラ」の文字が見えますが、ロシア語の「イクラ」は魚卵全般を指す単語ですし、その下には「スケソウダラ」と書かれていますので、要はタラコのことでしょうか…。
今日は緑色の缶詰「ウハー」のほうを開けてみました。
缶の状態は、所々で表面が錆びていますが、中まで錆が進んでいる様子はありません。缶が膨らんだりペコペコしたりという様子もありませんでした。
においを嗅いでも、悪くなっている様子はありません。スープと身を少しだけ取って味見してみましたが、おそらく問題は無さそうです。普通に魚の缶詰の味がします。(味付けはちょっとロシアっぽい気がしますが)
さて、それでも加熱して食べる方が無難かな…。
そこで、一人用炊飯器に米と水、そしてこの缶詰をスープごと入れて、炊き込みご飯を作ることにしました。スープにはそれなりの味がついているので、追加の調味料などは敢えて加えず、米と水と缶詰だけを使っての炊き込みを試みました。
ちょっと水加減が多すぎたものの、炊き上がってみるとなかなかそれらしき見た目になりました。
日本の魚缶詰と違って、身だけでなくヒレも入っています。長年熟成された缶詰なので、ヒレもすっかり柔らかくなっていましたが、それでも食感はちょっと(日本の缶詰に慣れた身には)違和感は感じます。
味は…さすがに缶詰のスープの味だけでは足りませんでした。思いっ切り薄味です。
各種調味料をかければ、それなりの味で食べることはできましたが、これが何の魚なのかはよく分かりません。鮭でも鯖でもない、「魚の缶詰」の味と表現するしかない感じ…。
ともあれ、この炊き込みご飯を、無事に完食しました。
昼食にこれを食べて、ただいま夕方。「もし万一、食あたりしたら…」という不安が無いわけではありませんが、今のところは大丈夫そうです。
ただ、夕食はもうちょっと味の濃い物を食べたいな…。これから御飯を炊いて、レトルトカレーでも食べたいと考えています。
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