Fatimaid最終日レポ
既に顔なじみのメイドさんと、比較的新人のメイドさん、合計3人でした。
12時の段階では、店内は7割ほど席が埋まった状態でした。空きテーブルを一つ使って、シフト外のメイドさんが今夜のクリスマスイベントの準備作業を進めていました。
特に閉店イベントも飾り付けも無く、普段とあまり変わらない雰囲気のFatimaid店内。今日が閉店日とは思えない感じでした。一番窓側の席に案内され、ほっと一息。今日は紅茶とシューアイスを注文しました。
店内をよく見ると、壁に掛けられた万年カレンダー(数字の札を枠にはめ込むタイプ)の日付が、21日までしかありませんでした。これは…まさにこの日が「最後の日」です。
シューアイスの皿には、チョコレートソースで「Fatimaid結束了!」と書かれていました…。「結束了」、つまり「終わった」という意味です。ああ、本当に今日が最終日なんだなあ…。
古い建物(日本統治時代からのもの?)、落ち着いた内装、静かに流れるBGM、萌え萌えキュン系ではなく正統派系の接客に励むメイドさん達、思い思いに過ごす御主人様&お嬢様…
既に何回も、いや、十何回も見慣れてきた光景ですが、今日でもう最後です。キッチンの仕切りの上部に大きく書かれた「Fatimaid =台北女僕喫茶=」の文字も、もう見納め。寂しいですが、あまり寂しがっているだけでも仕方ありません。メイド喫茶巡り愛好者として、前を向かなければ…と思います。
さて、今夜のクリスマスイベントのチケット、このFatimaidで取り置きになっている筈です。メイドさんに聞いてみると、さっそく持って来てくれました…が、普通の紙のチケットではありません。
小さな袋を開けてみると、中には缶バッジが一つ入っていました。メイドさんによる手造りの缶バッジに、私の名前と、プレゼント交換会に使う番号が書かれています。なるほど、チケットの代わりに入場バッジとは楽しい方法です。
午後1時半。今日は90分制なので、そろそろ出発です。メイドさんに、いつもと殆ど同じように「行ってらっしゃいませ御主人様」と見送られて階段を降り、外に出ました。
地下街出口のあたりで振り返ってFatimaidの建物を見ると、2階と3階の間に「租」の看板が出ているのに気付きました。日本語で言えば「テナント募集中」の広告看板です。
台湾では、前のテナントが未だ退去していないうちからテナント募集看板を出すものなのでしょうか…。ともかく、この看板を見ると本当に「Fatimaid終わっちゃうんだなあ」と痛感せざるを得ませんでした。
台北メイド喫茶Fatimaid。これまでの私の数々の台湾旅行で、一番重要な思い出の場所でした。さらばFatimaid…やはり感傷的になりながら、台北地下街へ降りるエスカレーターに乗りました。
(「Fatimaidクリスマスイベント参加記」に続く…)
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