栗コーダーカルテットの船内コンサート
飛鳥IIの小笠原クルーズを終えて、自宅に戻ってから一日が経過しました。(まだ何となく身体がゆっくりと揺れています)
仕事の休みは今日まで取ってあるので、今日は自宅にて休養しつつ、スーツケースが宅急便で届くのを待っているところです。
さて、今日は飛鳥IIの感想を書き始めたいと思いますが…。
このブログの定期的な読者(ウェブアンテナに入れてくださっている方)の中に、確か、栗コーダーカルテットのファンの方がいらっしゃった筈です。
そこで、まずは栗コーダーカルテットの船内コンサートの感想、ちょっとレポっぽいものを、ファンの方への報告という感じで書いてみたいと思います。
実は、クルーズの日程表が手元に届いた6月5日の記事では、
「今回乗船してコンサートするバンドって…、ファンというほどではないけど、機会があったら一度コンサート行ってみたかったバンドだ…」
こういう偶然があると、何とも嬉しいものです。
ただ、このバンドの公式サイトを見ても、飛鳥IIに乗るという予定は今のところ一切記載されていないので…。やはり、あまり具体的にネット上に書くのは控えるべきなのかも知れません。
という感じで、書きたいのを抑えて自粛しておりました。
7月6日のオフィシャルブログ上にて、とうとう飛鳥IIの話題があがりましたので、自粛解除したいと思います。(あまりプライベートなことを書いたり、写真を載せるのは避けますが…)
7月3日から8日、5泊6日のクルーズ中、栗コーダーカルテットのコンサートは2日目(7月4日)と5日目(7月7日)に行われました。
どちらの日も2回公演ですが、クルーズ中の夕食は2回制なので、1回目の夕食の人は2回目の公演、2回目の夕食の人は1回目の公演、という仕組みになっています。(もちろん、夕食をあきらめれば両方見ることはできますが、そんなことは普通しません)
私の夕食は「2回目」と指定されていたので、コンサートはどちらの日も1回目、午後6時からの公演を見に行きました。
会場は6階前方の「ギャラクシーラウンジ」、入場は無料(クルーズ料金に含まれています)、座席指定もありません。好きな席(私は2列目の左寄りが好みでした)に座ると、開演前にスタッフが飲み物の注文を取りに来ます(アルコール類は有料)。食前でもあり、食事や体調に影響しないよう、私は何となくジントニックを好んでいました。
曲目をメモったりしなかったので、あまり詳しいコンサートレポにはなりませんが…。
2日目の公演はちょっと軽め、楽しさ重視だったのに対し、5日目は映画音楽カバーが中心の落ち着いた選曲でした。
(2日目のドレスコードがカジュアルだったのに対し、5日目はインフォーマルだったので、それに雰囲気を合わせたのでしょう)
ただし、どちらの日も、栗コーダーカルテットの代表曲とも言える「ピタゴラスイッチ」と「(通称)やる気のないダースベイダーのテーマ」はきちんと入っていました。
ご年配の観客の方が多い飛鳥IIのショーですが、「やる気のない~」の間、その脱力感をしっかりと受け止めて、客席からは笑いがこぼれていました。
5日目の公演では最後にアンコールも起きました。アンコール曲は確か「おじいさんの11ヶ月」だったかと思います。手拍子も自然と入り、クルーズ最後の夜に相応しい締めくくりになりました。
そのあとはロビーにて物販とサイン会、沢山の人が集まっていました。私も「20周年ベスト」を購入し、サインを入れてもらいました。
(ちなみに、船内での買い物はルームキーカードを示してサインするだけのキャッシュレスです。物販会場でもサインだけで購入できました)
さて、コンサートのことだけでなく、船内での、そして父島での出来事についても書かなければなりません。
クルーズ中、メンバーの4名は船内で(そして父島で)他の乗客と同様に過ごしていました。私もちょくちょく船内で見かけたり、声をかけたりかけられたりしたものです。
父島停泊1日目(7月5日)には、夕方に島から船に戻るテンダーボートで、たまたま近藤さんと隣り合わせの椅子になりました。よく揺れて暑いボートの中でしたが、周囲の乗客の方々と、前日のコンサートの感想や、父島での過ごし方などを談笑しながら、船までの10分少々を楽しんだものです。
4人は島では別行動だったそうです(もう顔を見るのは飽きたから、と笑っていました)。しかし、島内ではちょくちょく互いにバッタリ会っていたとのこと。やはり何らかの波長が合う4名なのでしょうか。
7日の夕方、大浴場から風呂上がり気分で自分の部屋に戻る途中、エレベーターにて栗原さんと川口さん(リハーサルを終えて休憩中)に出会ったのですが…。
そのとき、栗原さんに「あ、お誕生日おめでとうございます!」と、お祝いの言葉をかけられてしまいました。前夜の夕食会場で誕生日のお祝いがあったこと、しっかりと覚えてもらえていたのです。
私はついつい嬉しくなり、「ありがとうございます!昨日でよん…17歳になりました!」と冗談でこたえ、栗原さんに苦笑されてしまいました。あとで思い出すとちょっと赤面ですが(汗)。
(元ネタは…「らき☆すた」の柊家のお母さんの発言です(^_^;))
ともあれ、飛鳥IIの船内で、私だけでなく沢山の乗客の方々と、楽しく親しく交流していた「栗コーダーカルテット」の4名…。
この思い出を、最後の夜にバーのカウンターで飲みながら、しみじみとバーテンダーに話したところ、興味深いことを教えてもらえました。
「飛鳥IIのエンターテイナーとして再び呼ばれるというのは立派なことです」(註:前回は2011年の世界クルーズの途中区間)
「客船でのクルーズ中は何日もの間、乗客と生活を共にします。付け焼刃ではなくしっかりと乗客との対人関係を築ける人でないと、飛鳥IIはそういうことに厳しいお客様が多いですから、すぐに苦情が来てしまい、次は呼ばれなくなってしまいます」
「ですので、今回再び呼ばれたというのは、その点でも評価が高かったのでしょう」
栗コーダーカルテット。今回の乗船前には「ファンというほどではない」と書いていた私ですが、この思い出でファンになってきたような気がします。
ぜひ、近いうちにライブに行ってみたいと思っています。
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