藤枝きつねのコンテクスト
今日は少々、8日の日曜日に行ってきた藤枝のメイド喫茶「エリカ・フォルモーサ」の思い出話でも…。
静岡市からちょっと西にある藤枝市。メイド喫茶とは無縁そうな街かと思っていたところに、新しく「エリカ・フォルモーサ」が出来たときは、少しばかり好奇心をかき立てられたものです。
今回が初めての「ご帰宅」。藤枝のメイド喫茶とはどんな感じなのかと緊張しましたが、入ってみたら普通におしゃれな喫茶店でした。内装は新しくて綺麗で、ミニステージとテーブル席とカウンター席(5席くらい)があり、カウンターでは地元の常連さんという感じの御主人様が座って、カウンターのメイドさんと雑談しつつ、思い思いに過ごしていました。
さて、私も地元の方々と一緒にカウンター席で雑談していたのですが…ここで少々面白い出来事。(これが今日の本題です)
カウンターのメイドさんが、確か「これが今日のおやつなんだ~」と笑いながら、背後の棚からミニサイズのカップめん「赤いきつね」を手に取って常連さんたちに示しました。
ビール片手にその様子を眺めていた私は、ここでふとした疑問が浮かび…。そして、ほぼ条件反射的にその「赤いきつね」を指さして質問してみたのです。
「それ、どっち?」
メイドさんは、この私の端折り過ぎな(汗)質問を受けて、ほんの一瞬だけ考え込みましたが、すぐに笑いながら~私の質問の意図通りの答えを~次のように返してくれました。
「東です。西はなかなか手に入らないんですよ~!」
そしてしばらく、カップめんの東西の境目はどの辺かについて、このカウンターで話題が盛り上がりました…。(静岡も、そして中京圏も、基本的には「東」のエリアになるらしいです)
ううむ、赤いきつねが「どっち?」なんて質問に、一瞬で答えをくれたメイドさん…。実は物凄く賢いメイドさんなのかも知れないと思いました。
それとも、今の若い世代には「和風カップめんには関東版と関西版がある」という事実は、我々おっさん世代よりもずっと身近で親しみやすい概念なのでしょうか?
あるいは、関東でも関西でもない、その間にある「静岡県」という場所だからこそ、カップめんの関東版と関西版の存在を客観的に見ることができるのでしょうか?
もしかしたら、静岡県のカップめんは基本的に関東版ではあっても、在庫処分などで関西版がスーパーに並んだりすることが希にあるのでしょうか…?
などなど、ビールを手にしながら色々考えてしまったものです。
今回の記事タイトル、「藤枝きつねのコンテクスト」、こう書くとちょっとラノベ風(?)かと思ってつけてみました。
「コンテクスト」という単語、言語学とか文明批評だとか思想関係とか、そういう難しそうな文章ではちょくちょく見かけるので、何だか正直食傷気味なのですが…(笑)。
日本語で言えば「文脈」、意味としては、コミュニケーションをとる相手と共通して持っている概念、みたいな感じなのかなと思います(ウィキペディア読んでみた限りでは)。
ええ、あの日の藤枝のメイド喫茶で、「赤いきつね」に関して、私とメイドさんが…共通した何らかの概念…コンテクストを共有していたんだなと、何となく嬉しくなってしまったものでして…。
初めて会ったメイドさんと同じコンテクストを共有できるというのは、やはり幸せなことだと思います。コンコン。
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