クレリーガじゃなかった月曜日
リスボン2日目。天気は、朝はちょっと曇っていたものの昼には晴れ上がり、日差しはきついですが気温はあまり暑くなくて快適でした。
世界エスペラント大会の月曜日は「クレリーガ・ルンド」(教育的な月曜日)、教養科目のようなセミナーがいろいろと組まれている日です。しかし私は…一応は大会会場に行ったのですが、いくつかセミナーを覗いてみても何となく「教養を高めたい」という気分にはなれませんでした。
外に行けば天気は良好、リスボンの中心街に行けば楽しい観光気分が待っているのに…というわけで、結局昼下がりには大会を抜け出してしまいました。
地下鉄の駅を出ると、目の前には海、振り返ると広場。日差しの中で沢山の観光客が楽しそうに散策していました。
おもむろにスマホでIngressを起動し(…ああ、結局エージェントからコングレサーノには切り替えられなかった…)、「Portugal」という名前の連作ミッションに着手しました。これがなかなか優れ物で、18個のミッションを順番にこなしていくと、いつの間にかリスボン旧市街地を一通り巡る観光コースになっていました。
「なるほど、これがリスボンの街並みなんだな…」
丘の上と下を結ぶ古めかしいエレベーター(長蛇の列だったので乗りませんでした)、立派な銅像が建つ広場、道路を走るリスボン名物の古いトラム(これも停留所には長蛇の列…)、トラムの幅しか無いような旧な坂道…。歩きながら次々とIngressのポータルをハックし、ミッションメダルを次々に入手していきます。
夕方6時半、ついに18個のミッションをクリアして、画面上には3×6個のメダルでポルトガル国旗が描かれました。到達した場所は海辺のモニュメント。大勢の観光客が海風を浴びて涼んでいました。
午後7時半からはエスペラント大会のバンケード(晩餐会)があります。場所は中心街から数キロ西にある「Centro Cultural de Belém」(ベレン文化センター)です。
さすがに街歩きで疲れたのと、時間の余裕が無かったので、またもやウーバーを活用。いやはや、このアプリ便利です。便利すぎて使いすぎてえらい出費になりそうですが…。
そして、7時半からバンケード、そのあとはテラスで舞踏会(というかダンスパーティー、上の写真2枚目)。
過去参加した世界大会では、この舞踏会はちょっと眺めて立ち去るだけでしたが…。今回は、バンケードでポルトガルのワインをつい飲み過ぎてしまったためか、私も少しだけその気になり、この舞踏の人たちの中に入って適当に踊ってしまいました。なるほど、これが西欧の夜の楽しみ方なのか…。
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