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2018.08.12

思い出話:TGVでビールと枝豆

二週間の欧州旅行、食べ物に関しても…本当にいろいろと食べて飲んで、思い出話には事欠きません。
でも、日本に帰ってきても「日本でも作れそうだし作って食べてみたい」と思い出してしまうものというと…やはり、フランス高速鉄道TGVの車内で出会ったビールと枝豆でしょうか…。
枝豆、最近は海外でも「EDAMAME」として知名度が上がって普及している…。という話は聞いたことがありましたが、実際に外国でお目にかかるのは初めてでした。

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TGVには「BAR」車両が連結されています。いわば簡易食堂車、おそらく出来合いの食事や飲み物の提供だけだろうとは思っていましたが、それでも初TGV乗車では楽しみのひとつでした。
パリのドゴール空港駅からマルセイユ行きに乗って、座席備え付けのBAR車メニュー冊子を眺めてみると、ううむ、やはり少々高めかな。でも、そのメニューの中に「EDAMAME」の文字を見かけたときは、やはりちょっとびっくりしたものです。
(このメニュー、季節替わりなので、おそらく次に行くときにはもう無いでしょう…)

おもむろにBAR車両に行ってみると、掲げられたメニューにも確かにEDAMAMEはありました。
主菜、小さなパン、デザート、ソフトドリンクのセットで11.70ユーロ、飲み物をアルコールにすると1ユーロ追加です。私は主菜にEDAMAME、そして飲み物をビールにして注文してみました。
窓沿いのカウンター席で高い椅子に座って、EDAMAMEのパックを開けてみました。ビールは「1664」、フランスの代表的な銘柄、普通の味で飲みやすいビールです。
このEDAMAMEがなかなかの美味でした。もちろん、日本でビール飲みながら食べる枝豆とはまるで異なる料理ですが、それでも枝豆は枝豆、やはり何となくビールに合います。時速300キロの車窓を眺めながらビールと枝豆、すっかり満足できました。

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パッケージには監修シェフの写真と、そして料理名が書かれていました。
「EDAMAME aux olives, caviar d’aubergines」
枝豆とオリーブは分かりますが、caviar d’auberginesはよくわかりませんでした。(フランス語の勉強経験は無いので読み方もよく分からない…)
調べてみると、どうやら南フランスの料理のようです。いわば「ナスのキャビア風ペースト」。ナスを切って軽くあぶって中身を掬いだして、キャビアのような見た目に仕上げたものです。これにオリーブのピクルスと枝豆を和えて、ちょっと酢の効いた味付けにしたもの…。これなら、日本でも材料は簡単に揃いますし、案外作りやすいかも知れません。(料理の腕前が未熟な私には、味付けをどう調整するかで悩みそうですが…)

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旅行の終盤、スペイン国境の街アンダイエからパリまでTGVに乗ったときも、このEDAMAMEをまた食べたくなり、BAR車に行って同じ注文をしてしまいました。今度は持ち帰りにして、自分の座席で味わいました。
時速300キロで行けども行けども、どこまでも続く昼下がりの丘陵地帯の風景。そんな車窓を眺めながらビールと枝豆でのんびり過ごすひととき、心地良かったです。

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