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2018.11.25

20年ぶりの日本へそ公園

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加古川駅から加古川線に乗って約1時間の場所に「日本へそ公園」という無人駅があります。北緯35度と東経135度の経緯度が交わる場所、そこに作られた「日本へそ公園」に隣接した駅です。
この場所には20年ちょっと前に来たことがあります。当時、秋葉原でハンディGPS受信機(ガーミン社製)を見つけて衝動買いしてしまったため(笑)、何か面白い方法で試したくなったのです。
駅のすぐ脇にある「経緯度交差点」の標石、そこにGPS受信機を置いて、確かにほぼぴったりの経緯度が表示されるのを見て、「おお~」と感心した思い出があります。

そして月日は流れ…今では誰もがGPS入りのスマホやタブレットを持ち歩く時代になりました。GPS表示アプリを入れれば、画面に経緯度を表示するのも簡単です。
よし…せっかく姫路まで旅行に来たのですから、帰りがけに思い出の日本へそ公園を再訪してみましょう…。そう思って、今回は旅行前に、タブレットにGPSアプリを準備してありました。
ただし、ひとつ問題があります。「世界測地系」への変更…。日本独自の基準で定められていた日本国内の緯度や経度が、2002年にもっと精密な基準に改められたのです。これにより、経緯度の標識の類は、国内のものはどれも数百メートルずれてしまいました。
日本へそ公園駅の脇にあった「経緯度交差点」も、今ではぴったりの経緯度は指さないでしょう。調べてみると、新しい経緯度交差点のモニュメントは丘の中腹にあるようです。

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午前10時過ぎ、加古川線の電車で日本へそ公園駅に下車しました。20年ぶり。その間に加古川線はいつのまにか電化されていました。
駅のすぐ横、線路の下を地下道でくぐると、20年前にGPS受信機を持って訪れた「経緯度交差点」です。見覚えがある風景。木立の中に静かに佇んでいました。
タブレットを取り出してGPSアプリを起動し、標石の上に置いてみます。…確かに、今ではもう、ぴったりの経緯度は示さなくなってしまいました。

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駅前に戻ってから、日本へそ公園へと足を進めました。20年前にはこちらには行かなかったので、今回が初めての来訪です。駐車場を抜けると奇抜な形の科学館、屋外ステージ、そして遊具の並ぶ広場があって子供たちの歓声が聞こえてきます。
世界測地系に対応した新しい経緯度交差点は、丘の急斜面を見上げた先にありました。斜面にへばりつく十字形の目印、それを取り囲む4本のクレヨン型のポール。そこまではジグザグに遊歩道が設けられています。
遊歩道を登っていきます。運動不足の身にはちょっときついですが、それでも数分でモニュメントの近くまで登りました。振り返って下を見ると、なかなか見晴らしが良い場所です。
しかし…どうも急斜面すぎて、経緯度が交差するその地点には近付けそうにありません。立ち入り禁止の札は無いものの何となく立ち入り禁止っぽい雰囲気。それに、ちょっと足を滑らせたら転がり落ちそうな急斜面です。ううむ残念…十字の真ん中に立つのはあきらめ、遊歩道の範囲内でGPSを試してみることにしました。

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ぴったりの数字は指しませんでしたが、それでもかなり良い値を指してくれました。
画面の光の反射に悩まされましたが、何とかタブレットの画面をスマホで撮影。これで、今日の主目的を達成できました。
20年前の写真と比べてみると…技術の進歩って凄いなと思います。20年前のガーミンGPS受信機よりずっと大きくて見やすい画面、しかも、これは今や誰でも持ち歩いている機器なのですから…。

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しばらく遊歩道の上で佇み、新しい経緯度交差点を見上げて過ごしました。ちょっと名残惜しくなったものの、そろそろ丘の下に降りましょうか…。
降りる前にスマホでIngressを起動し、経緯度交差点のポータルを記念にキャプチャしてハックして、ポータルキーを手に入れました。

その後は、科学館「テラドーム」に入場し、天文台の見学、プラネタリウムの観賞などして過ごしました。ちょっと入場者が少なくて寂しいものの、科学館の人たちは親切で説明熱心で、なかなか楽しい場所でした。
(昼過ぎから雲が多くなってしまい、天文台の望遠鏡を覗いても雲しか見えませんでした…ううむちょっと残念)

午後1時半頃、公園をあとにして駅に戻りました。
1時50分の谷川行き電車に乗って出発。20分ほどで終点の谷川駅に到着しました。乗り換えの待ち時間は30分。ここでいったん運賃を精算したあと、窓口で横浜までの乗車券と、新大阪から新横浜までの新幹線特急券を購入。これで、この旅行の残りは(大阪で夕食にしてから)横浜に帰るだけです。

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