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2019.03.05

福神漬の店のカップ麺

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法改正があったためか、最近は食品のパッケージに販売者だけでなく製造所も明記されることが増えてきました。私は結構これを観察してしまう方なので、時には「え?そんな所で作ってたの?」と感心して調べてしまうこともあります。
(前にもこのブログで、沖縄限定の森永ハイチュウが高崎製だったという話を書きましたが…)

先日、マルちゃんのカップ麺を食べた後でカップの表記を見たら、製造所の欄が「株式会社酒悦」になっていることに気付いて少々びっくりしました。酒悦ってあの福神漬の酒悦…?
そして、その疑問に答えるかのように、欄外に「酒悦は東洋水産のグループ会社です」という注釈がありました。
ああ、そういうことか…長年の疑問が解けたような気がしました。随分と昔(私が中高生の頃?)になりますが、新聞で「酒悦が倒産」という記事を見て、これで酒悦の福神漬が食べられなくなるの?と心配になった記憶があるのです。でも、別に店から福神漬が消えるわけでもなく、今でも自宅にある福神漬は酒悦ですから、結局どういう結末になったのか、少しだけ心に引っかかっていました。
ネット検索で調べてみると、確かに酒悦は東洋水産の関連会社です。資本参加の時期もマルちゃんのサイトには書かれていて…多分その新聞記事を見かけた頃のようです。もっとも、インターネットが普及するよりずっと前の話ですから、これより詳しい事情はネット上ではなかなか見当たりません。
なので、あくまでも推測になりますが、

「福神漬で有名な老舗漬物店が、力尽きて倒れたところをマルちゃんに助けられ、カップ麺製造の仕事をもらって生きている」

…と、こう書いてしまうと何となく気の毒というか、贔屓したくなってしまいます…。
以来、カップ麺(特にマルちゃんの)を買うときには、忘れずに製造所を確認するようにしています。見てきた限りでは、マルちゃんは「赤いきつね」「緑のたぬき」のような主力商品は自社工場で作り、あまり主力ではない商品の一部を酒悦などのグループ会社に委託しているようです。

今朝は、起きてからの準備が面倒だったのでカップ麺で朝食にしました。
手元には酒悦製のカップ麺が二つ。一つは上の写真の真っ赤なカップ、「辛赤担担麺」ですが、今日はまだ口内の傷が治っていないので、こんな辛そうなカップ麺は怖くて食べられません(汗)。
そこで、もう一つ買ってあったカップ麺「豚汁うどん」を選びました(写真は撮り忘れ…)。大きなカップで熱湯5分の豚汁スープのうどん。もちろん福神漬の味がするわけもなく、普通に美味しく食べて温まることができました。(口内の傷はやっぱり痛かったですが…)

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