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2019.03.29

ああ、懐かしの学生街のお弁当

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発端は、先週土曜日に行ったIngressのイベントのときでした。
受付とアフターパーティーの会場は渋谷駅から道玄坂を上った場所なので、Googleマップを見ながら歩いて行ったのですが、「そういえばここって、通っていた大学の近くだなあ」と気付いて、その周辺をつい調べてみたのです。
この大学(本記事を読み進めればバレバレですが一応大学名は伏せます)に通っていたのは大学院の修士課程の2年間だけでしたが、研究室にいて夕方になると弁当を買い出しによく行っていたものでした。大学の近くにある学生街の肉屋の弁当。あの店は作り立て弁当だけでなく、焼きそばコロッケも美味しかったなぁ…。
あれから四半世紀、あの店は今もあるのかなと思って調べてみたら、ちゃんと現存していて、しかも写真を見ると昔とほとんど変わりません。これを見たら、何だか無性に弁当と焼きそばコロッケを食べたくなってきたのです。

今日は(ほとんど忘れかけていた)プレミアムフライデー。定時より1時間早く退社して、電車を乗り継いで渋谷に向かいました。
渋谷から井の頭線で2駅。下車して曇天の夕暮れの商店街を歩くと、まさに私にとって懐かしい風景でした。肉屋さんの名前は「太田屋」。この名前、すっかり忘れていました(あるいは当時は名前を気にせずに単に「弁当のある肉屋」とだけ認識していたためかも知れません)。

ショーケースの中に、残念ながら「焼きそばコロッケ」はありませんでした。でも、そう言えば焼きそばコロッケはもともと、毎日あるコロッケではなかったような覚えがあるな…。
その代わり、冷蔵のほうのショーケースに、ごぼうサラダのパックがあるのを見つけました。ああ、思い出した…確か私が弁当を買うときは大体、このごぼうサラダを付けていたんだった…。
結局今日は、弁当は「牛肉弁当」、そして焼きそばコロッケのかわりにメンチカツと、ごぼうサラダをひとつ注文しました。弁当は注文を受けてから作るというお店なので、数分ほど店先で待機。やがて弁当が出来上がってきました。袋から漂ういい匂い…あの頃の記憶のままです。

大学はすぐそこですが、大学院を出てから20年以上経過した今となっては、もう弁当を手に研究室に戻るわけにはいきません。
そこで、歩いて数分のところにある駒場野公園に、夜桜見物を兼ねて行ってみることにしました。ちなみにこの公園、大学院に居た頃には行った覚えがありません。当時は大学の近所の公園巡りなんて興味が無かったので…。
駒場野公園の桜は、まだ満開にはちょっと早いという感じでした。ともかく、適当なベンチに座って弁当を広げ、食べ始めました。

…懐かしい味。肉屋の惣菜の詰まった弁当の味…。
20年以上前の記憶が蘇り、当時と同じ時空にいるような錯覚を感じました。ともかく牛肉弁当を(そして箸休めにごぼうサラダを)夢中で食べていきます。たちまち食べ終わり、そして次はメンチカツをおもむろに齧り…。
今日の夕食の時間はすぐに終わりました。美味しかった、というより、とにかく懐かしかったです。そして、こんな閑散とした公園で当時の思い出に浸っている自分が、何だかちょっと寂しくなりました。(苦笑)

夜桜を眺め、スマホでの写真撮影を試みながら、駅へと戻りました。
踏切のところで、赤い警報灯に照らされた桜の花、バックには通過する電車。寂しいながらも綺麗な桜でした。

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