Palm Top PC110
20数年前の愛機の写真。
大きさを比較するものが無いと、その小ささが分かりにくいかと思い、隣に先日組み立てた「Bトレインショーティー」のクロ157を置いてみました。…もっとも、鉄道模型に詳しい方でないと、ピンと来ないかも知れませんが…。
今日も仕事は自宅待機です。雨降りが続いて気が滅入る一日。ずっと部屋で過ごしていたわけですが、パソコンデスク下段の奥に仕舞ったままになっていた「Palm Top PC110」の箱を、今日はいよいよ開けてみる気になりました。
どんなパソコンなのか、その説明はWikipedia記事に任せることとして…。ともかく、1995年に発売されてからの数年間、私の持ち歩き用パソコンとしてずっと日常的に使っていました。その後、さすがに古くなって利用を諦めたあと、箱に戻した状態でパソコンデスクの棚の奥へ。そのまま自分でも存在を忘れかけていました。
この自宅待機中に、部屋の掃除をきっかけにして思い出し、「今度開けて中身を確認しよう」と思っていたのです。
箱を開けてみると、マニュアル類の入っている袋は未開封、付属フロッピー(ええ、この頃の付属メディアはフロッピーでした)も未開封、ACアダプタさえも、袋に入ったまま未開封でした。
そうだ…当時はPC110を愛用するあまり、スペアとして二台目を買って使っていたのでした。「もしかしたら本体も未使用?」と思ったものの、さすがにそんなことはありません。キーボードを見るとキートップは擦り減っていますし、試しに触ってみるとスペースキーの感触が駄目になっています。「そっか、キーボードが壊れて使わなくなったんだった…」と、当時の事を少しずつ思い出しました。
それにしても、既に老眼を自覚する現在では、このPC110を使うのはちょっと無理そうです。ううむ、このモバイルパソコンであれこれ作業をこなしていたとは、あの頃は私も若かったなぁ…。何となく寂しさを感じてしまいました。
バッテリーは既に抜いた状態(箱の中にも入っていませんでした)。液晶画面は表面が劣化しています。ACアダプタを使えば起動可能かも知れませんが、怖かったので試しませんでした。
ともあれ、このPC110の箱を開けたのは部屋整理のためです。名残惜しいですが、入っていたマニュアル類は古紙回収袋へ、フロッピーもゴミ袋へ、そして本体は…。
やはり名残惜しすぎたので、とりあえず本棚に立て掛けてあります。
もう既にスペック的にも使えないし、使う気もありませんが、それでも大切な思い出の品物です。
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