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2020.05.27

湘南モノレールの柱番号のルールをまとめてみる

(本記事は「デイリーポータルZ新人賞2020」への応募記事です)

自宅待機、Stay homeで過ごす日々。
必然的に、パソコンの前に座ってネットする時間が増え、そしてYouTubeなど眺めて楽しむ時間も増えました。あれこれ動画を探して眺めていたわけですが、特に「おお、これは…」と心が動いたのは、湘南モノレールの大船駅→湘南江の島駅の前面展望動画を見つけたときでした。

 

小さい頃(大学生くらいまで)を大船で過ごした私にとっては、湘南モノレールは(大船観音と並んで)、物心ついた頃から街にある存在でした。何回乗ったか数え切れません。単に江の島へ遊びに行くためだけでなく、途中の湘南深沢駅の近くに市役所の支所があり、図書館に通うためにも使っていたものです。
モノレールは乗るだけでなく、眺めて楽しむ対象でもありました。下を並行して走る道路(かつては京浜急行の有料道路でした)を自転車で走り、電車が近付いてくると自転車を止めて通過シーンを眺める…。そんな経験も、特に小学生の頃は多かったものです。

そんなわけで、前面展望動画を懐かしく眺めて楽しんでいたわけですが、そのうちに「そうだ、モノレールの柱番号のルールをまとめてみようか」と思いつきました。
自転車でモノレールの下を走っていた頃、この柱番号に自然と興味を持ち、そしてルールに気付いて覚えていった思い出があるので…。このルールを文章化してブログにまとめてネットに上げること、もしかしたら、何かしら誰かの役に立ってくれるかも知れません。

本当は、柱番号の実物を写真に撮ってブログに載せたいのですが、さすがに直ぐに湘南モノレールまで出かけるわけにはいきません。とりあえず、代わりにGoogleストリートビューの画面で代用したいと思います。

1. 基本ルール
湘南モノレールの柱に貼り付けてある柱番号は、「漢字2文字+番号」で構成されています。漢字2文字は、それぞれの駅構内か、または駅間を示す名前となっています。
番号は、大船側から1、2、3…の順序で振られた通し番号です。なお、トンネル内には柱は無く、トンネルの天井にレールが固定されているようです。トンネルの前後では、番号は飛ばずにちゃんと続いています。

2. 駅構内の柱
駅名の漢字の頭文字(湘南○○という駅名の場合は「湘南」を除いた名前の頭文字)+「構」です。
例えば、大船駅の構内は「大構」、湘南江の島駅の構内は「江構」です。
なお、湘南深沢駅の近くにある車庫では「車構」という名前が使われています。


(大船駅を出たところの柱、ちょっと見辛いですが「大構4」と記されています)

ちなみに、小学生の頃は「構内と駅間の境目ってどこなんだろう」ということが分かっていませんでしたが、今の自分が前面展望動画やストリートビューで眺めていると「あ、場内信号機のところで番号が変わっている」と、すぐに気付くことができました。少なくとも鉄道知識の面では、小学生のときよりは、今はもう成長しているのかも知れません。

3. 駅と駅の間
両側の駅名の頭文字(漢字)を、大船側から2文字並べたものです。具体的には、

・大船~富士見町:大富
・富士見町~湘南町屋:富町
・湘南町屋~湘南深沢:町深
・湘南深沢~西鎌倉:深西
・西鎌倉~片瀬山:西片
・片瀬山~目白山下:片目
・目白山下~湘南江の島:目江

「大富」なんて、なかなか縁起の良さそうな名前です。また、「片目」は…小学生の頃は「片目だ片目だ」と面白がっていたような思い出があります。
「目江」も、何だかメェメェと羊が鳴いているようで面白い名前ですが…後で書きますが、この「目江」は有るのか無いのかも自信が持てないくらいの希少品です。逆に、駅間距離の一番長い「深西」は41本もあります。

 
(「大富11」。ちなみに、この柱のすぐ横、三角形の建物の中に「デルタ食堂」という食堂があるのを見つけました。今度行ってみたいと思います)

 
(片瀬山駅の外れにある「片目3」、地面からの高さが低く、柱も低くて可愛いです)

4. 面白い(かもしれない)柱
数百本ほどある湘南モノレールの柱、その中には、見た目が面白い柱もいくつか存在します。ここでは、個人的に好きな柱を紹介してみたいと思います。

「大富23」
大船駅を出たモノレールが、富士見町の手前で横須賀線の線路を越えた後に、他ではみられない「ハ」の字型の柱を通ります。横を並行して通る道路の跨線橋をまたいでいる関係で、こんな堂々たる姿の柱になっているようです。

 

「車構1」
湘南深沢駅の南側、分岐して車庫に向かう線路の最初の柱が「車構1」ですが、この門型の柱、なんとスーパーマーケットの建物を縦に串刺しにしています。
このスーパーマーケット、まだ入った経験がありません。一度は訪れて、店内にあるはずの丸い太い柱を拝んでみたいものです。

 

「目江1」「目江2」
湘南モノレールの最後の一駅、目白山下~湘南江の島間は、そのほとんどがトンネルになっています。目白山下駅のホームを出て、分岐器を渡ったらすぐにトンネル、抜けたらすぐに湘南江の島駅です。
それ故、「目江」の柱なんて実在するのか…? と、そう思っていた時期もありました。でも、トンネルを出た直後に2本だけ「目江」は存在します。(逆に言えば、トンネルを出てたった柱2本で湘南江の島駅構内です)
山の中腹に位置していて、道路から見上げないと分かりません。でも、Googleストリートビューでもしっかり「目江2」は確認できました。

 

いかがでしたでしょうか。
湘南モノレールの車窓を楽しんだり、沿道から眺めたり写真を撮ったりするとき、この柱番号ルールを念頭に置いてみると、多少なりとも面白さが増えるのではないかと思います。
また、この湘南モノレール路線のどのあたりか、場所を指し示すとき、もしかしたら柱番号を活用できるかも知れません。

ちなみに、「深西34」の横にあるロイヤルホスト、なかなか落ち着いた雰囲気で、個人的には結構思い出深い場所だったりします。今でも、ロイヤルホストでのんびり食べたいなと思うときは、ここまで足を延ばすことがあります。

ううむ、また湘南モノレールにのんびりと乗ってみたいなあ…。

 

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