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2020.05.15

国土地理院の地形図がいっぱい

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今日も朝から自分の部屋で、掃除と整理をしながら過ごしていました。
色々と懐かしいものが押入れの奥から発掘されてきましたが、特に「おお、これは…」と見入ってしまったのは、十数枚の国土地理院の地形図でした。場所は秋田県から鹿児島県まで様々です。

かつて(20年くらい前でしょうか)、私が旅行するときは、現地の様子を調べるためによく国土地理院の地図を買っていたものです。
今だったらGoogleマップで調べますし、もしそれで足りなければ国土地理院もオンラインで地形図を公開しているので、紙の地図を買うことはすっかり無くなってしまいました。沢山の紙の地図、まだネットがそこまで発達していなかった頃の懐かしい品です。

  • 八郎潟干拓地の真ん中にある「北緯40度・東経140度」地点に行ったときの地図。
  • 島根県の中海に浮かぶ「大根島」に行ったときの地図(2か所の堤防で陸と繋がっているので、東松江駅から境港駅まで、島を経由して歩きました)。
  • 小千谷のJR東日本の水力発電所に、「調整池の水位が朝ラッシュ時に急減する」かどうかを眺めに行ったときの地図。
  • 本州で一番低い分水嶺、兵庫県の「水分れ」を見に行ったときの地図。

…などなど。当時の私は「新日本奇行」と称して、ガイドブックになど載っていないような場所に旅行するのが好きだったので、国土地理院の地図は貴重な情報源でした。

さて、地図を見て思い出に浸ってしまいましたが、それではこの大量の地図、どうしましょうか…。
旅行に行った場所の地図を、思い出として記念に保存しておきたい気持ちはありますが、既に20年以上前の地図です。もう実用性はありませんし、再度眺める機会も無いでしょう。
むしろ、「行きたくて地図を買ったけど未だ行けていない場所」の方を保存すべきなのかも知れないな…と思いつきました。その方が「よし、コロナが終息したら行くんだ」という気持ちになれます…。

既に行った場所の地図を古紙回収袋に送り、まだ行ってない場所の地図を手元に残す…。その結果、残ったのは次の3か所の地図でした。

  • 鹿児島県のトカラ列島にある「宝島」
  • 埼玉県と長野県の県境を通る唯一の道路「中津川林道」
  • 愛知・岐阜・三重の県境地帯、木曽川と長良川と揖斐川を分ける長い堤防(特に「木曽長良背割堤」)

トカラ列島、特に名前が素敵な「宝島」、前々から行ってみたいとは思うのですが、やはり定期船が週2便という離島、なかなか具体化できません。(今日は「宝島」の観光情報サイトを探して、ついつい見入ってしまいました)
中津川林道は、去年の夏に災害復旧して通れるようになったものの、台風19号で再び通行止めになっているようです。オフロードバイクで訪れる人は多いようですが、乗用車だと…自分の愛車で行くのは避けた方が無難みたいです。
上の二つに比べると、木曽長良背割堤は比較的訪れやすい場所でしょうか。ただ、一般の乗用車は通行できないとのこと。自転車か、あるいは頑張って徒歩で渡るか…。

ともあれ、半ば忘れかけていた「旅行に行きたい場所候補」3か所が、再び私の旅行先候補リスト入りを果たしました。

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