マストロ、マストリーノ、ゲマストロイ
今夜は小雨の中、湯島のメイド喫茶「最果て」へ…。
祝日前夜ということもあってか、今夜も店内は盛況でした。
メイドの来夢さん(前世の店にて既に顔見知りです…)とあれこれ話していたら、話題はエスペラント語のほうに進み、エスペラントの単語や挨拶が知りたいとの要望…。そこで、なにしろここはメイド喫茶ですから、挨拶として「お帰りなさいませご主人様」を選んでみました。
Bonan revenon, mia mastro!(ボーナン・レヴェーノン、ミア・マストロ!)
ご主人様は「マストロ」ですが、お嬢様の場合は「マストリーノ」。(厳密には「女主人」という意味ですが…)
もし、グループで来店した人たちに「ご主人様方」と言いたい場合は複数形になり、「マストロイ」「マストリーノイ」と、後ろに複数形の「イ」が付きます。
…と、そんな風に紹介してみたら、来夢さんも熱心にメモ用紙に書きとりしていました。
そして気付いたのですが、メイド喫茶に男女混成グループの人が来店すると、店によっては丁寧に
「お帰りなさいませ、ご主人様方・お嬢様方」
と、何とも長い挨拶になってしまいます。ところが、エスペラントには「ge-」という接頭辞があり、これを名詞の頭につけると「男女混成の複数人」という意味になるので…。
日本語だと「ご主人様方・お嬢様方」と長い言い方になってしまうところが、エスペラントでは「gemastroj」(ゲマストロイ)だけで済んでしまいます。おお、こう考えると、よく出来た計画言語だなあと思います。
…と、さすがにここまでは、今夜は来夢さんには教えきれませんでしたが…。
ともあれ、今夜も居心地良く過ごして、メイドさんに見送られて湯島を後にしました。
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