湘南ライナーお名残り乗車(7回目、185系)
13日の深夜の地震。私は布団に入って寝ようとしていたところでした。大きな揺れが長く続きましたが、幸い特に被害はありませんでした。
ただ、研究所勤務で実験をするのが仕事という身なので…。週が明けて今朝出勤するまでは、仕事場がどうなっているのか少々不安でした。いざ出勤してさっそく点検。私の担当している仕事関係では、特に影響はありませんでした。ほっと一安心です。
さて、今夜は帰りがけに、また「湘南ライナーのお名残り乗車」を試みました。ダイヤ改正まであと一か月。乗れるチャンスもあとわずかです。
今夜は品川駅から乗車してみました。始発駅の東京駅と違って、ホームに整列して電車の到着を待ち、そして電車が到着したらすぐに、目の前で駅員が(非常用ドアコックを使って)ドアを開けます。長年、ある程度見慣れた光景ではありますが、お名残り乗車という状況下で見ていると「長年、毎日ずっとドアコックでドアを開け閉めしてたのか…」と感心(?)してしまいました。
古い特急電車の独特のにおい。車内に入って席につくと、まもなく発車です。今夜は、座席が半分程度(2人掛けのシートにそれぞれ1人ずつ)埋まっている程度でした。
モーターが唸りを上げつつ、185系の湘南ライナーは東海道線を下っていきます。席に座り、夜の東海道線の景色を眺めながら、かつて185系が登場した頃のことを思い出そうとしていました。当時の景色は、いま目の前にある景色と、かなり違っていたはずです。
並行する京浜東北線の電車も、今のE233系ではなく、先代の209系でもなく、国鉄時代は103系だった筈…。
並行する京浜急行の電車も、まさかここにステンレス電車が走るなんて、当時は想像もできなかった筈…。
東神奈川あたりまで来ると、左前方にランドマークタワーが見え隠れしますが、あれも湘南ライナーのデビュー時の車窓には無かった筈…。
少し感傷的になりつつ車窓を眺めているうちに、戸塚駅を通過して大船駅が近付いてきました。この辺はカーブが多く、電車は速度を落として通っていきます。これは昔から変わらないなぁ…。もっとも、三井東圧の跡地に建った大規模マンションが、不夜城のように存在感を持って見えてくる…これは湘南ライナー登場時には無かった筈です。
結局、今夜も大船駅で下車しました。
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