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2021.06.01

ドライカレーとボルシチ(8年ぶり)

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行きつけの老舗メイドカフェ「JAM AKIHABARA」。今日の日替わりは、ひめかさん(免許持ちメイドさん)特製のボルシチでした。
ボルシチ……そうなると、私としては何としてもやるべきことが……。
8年前にもこのJAMで一度試したことがあるのですが、レギュラーメニューにある「ドライカレー」と、日替わりなどに時折登場する「ボルシチ」を、なんとしても一緒に食べたいのです。

20年以上前に私が頻繁に行っていた喫茶店にて、マスターが考案して(?)長らく食事メニューの定番だった「ドライカレーのボルシチがけ」。本当に何十回食べたか分かりません。あの店が無くなってから長い年月が経過した今でも、やはり「食べられるものなら食べてみたい」のです…。
もちろん、JAMのドライカレーもボルシチも、あの店のものとは大きく違います。あの喫茶店のドライカレーはむしろ「カレー粉で炒めた飯」的なシンプルな代物、ボルシチもちょっと薄めでした。もっと上質なJAMのドライカレーとボルシチ。それでもやはり「ドライカレーとボルシチ」には違いありません。

そして…上の写真の通り、美味しそうな香りのドライカレーと、野菜たっぷりのボルシチが出来上がってきました。

いささかの罪悪感は覚えつつも、まずはドライカレーを(目玉焼きも崩して)しっかり混ぜ混ぜして、そしてその上に慎重にボルシチをかけました。
(かけた後の写真も撮りましたが、ちょっと見た目が乱雑なのと、やはり罪悪感があって…ここへのアップは自粛します…)
そして、ノンアルコールビールを飲みつつゆっくりと食べ始めたら、ああ、やはり思い出が蘇ります
ドライカレーの強くて濃密な味と香りが、さらに強力なボルシチの味にすっかり覆い隠されます。でも、カレースパイスの持っている底力が、隠し味としてボルシチの中で生きている…そんな感じの一皿になるのです。

もっとも、最近食欲低下気味の私には、ちょっと重すぎる料理となりました。ちゃんと完食したものの、結構苦しくなってしまったものです。しかも、ボルシチの味だった筈なのに、カレーのスパイスが身体にしっかりと作用して、顔が火照って汗が出てきます。この感触が何だか不思議でした。
ともあれ、大いに満足のいく夕食となりました。機会があったらまた試してみたいです。

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