トレーラーバスで温泉へ
武蔵五日市駅前から、日の出町の「つるつる温泉」まで、日本唯一のトレーラーバスが走っていると知り、今日は乗りに行ってきました。
上の写真の通り、機関車と客車風に装飾されたトレーラーバスです。トラクターヘッドがトレーラー部分(客室)を牽引するという、全長がかなり長いバス。乗り心地も普通のバスとは結構異なり、不思議な感覚でした。
この小旅行、今日は全く予定無しに、思い立ってすぐに調べて出かけたものでした。
今日は連休3日目の日曜日。いつもの日曜日と同様「今日は洗濯かごをクルマに積んで、スーパー銭湯とコインランドリーを巡ってこなくちゃ…」と思いつつ、何となく気分が乗らずにパソコンに向かっていましたが、そんなときに見かけたのが「乗りものニュース」の、このツイートでした。
西多摩の隠れ名物、乗るならいまのうち?
— 乗りものニュース (@TrafficNewsJp) 2022年5月1日
【日本唯一の現役「トレーラーバス」東京に 乗りもの界の絶滅危惧種 運行が奇跡といえるワケ】https://t.co/C7wsNzXJTH
これは乗ってみたい…。すぐに興味が湧いて調べ始めました。どのみち今日はクルマで風呂に入りに行く予定です。
グーグルマップで調べたら、武蔵五日市駅までは圏央道を使えば横浜から1時間ちょっとで行けます。駅前の駐車場を調べたら、タイムズの広々した駐車場があり、上限料金も660円と比較的割安です。トレーラーバスの時刻を調べたら、今から行けば12時35分か13時35分発には乗れるでしょう。
よし、突然ですが行ってみましょう。急いで出かける支度をして、昼前にクルマで出発しました。
武蔵五日市駅前のタイムズにクルマを停めてバス乗り場に行くと、ちょうど12時35分発のトレーラーバスが出発するところでした。確かに、みたことも無いような特徴的なバスです。写真を撮っている間に乗客が乗り込み、発車していきました。(私は13時35分発に乗ることにして、それまでの間に駅前のカフェで昼食にしました)
やがてトレーラーバスが駅前に戻ってきました。13時35分発に乗り込み、一番前の席へ。すぐ目の前には窓があり、その向こうにはトラクターヘッドが見えています。運転席と客室が別々なので、客室の方には車掌が乗り込んでいます。
つるつる温泉へ向かうバス。なかなかワイルドな乗り心地で、車体の挙動も普通のバスとはちょっと違います。角を曲がるときなど、トラクターヘッドが大きく向きを変え、トレーラーがそれに引っ張られて向きを変える…という感じです。
ただ、今日は肌寒い小雨の日。車内の窓ガラスはたちまち曇り、あまり景色は見えません。暖房も効いていて暑いくらいでした。車内は温泉に向かう人達で賑やかでした
「つるつる温泉」は、かなり奥深い谷あいにある温浴施設でした。温泉はアルカリ性で「ちょっとぬるぬるするけど入浴後はつるつるになる」タイプです。設備は良く、小さいながら露天風呂もあります。雨が本降りになってきましたが気にせず、雲が流れる山奥の露天風呂でのんびり。心地良かったです。
風呂上がりもマッサージ椅子を試すなどのんびりと過ごし、15時53分のトレーラーバスで武蔵五日市駅に戻ることにしました。
帰りのバスでは一番後ろの席に座りました。客車風の装飾が施された車内、やはり普通のバスとは雰囲気が違います。ただ、帰りも窓ガラスは曇っていて、どこを走っているかはっきりしないまま駅までの時間を過ごしました。
バスが武蔵五日市駅前に到着。
下車したらすぐに駅前のタイムズ駐車場に戻り、クルマに乗り込んで武蔵五日市駅をあとにしました。駅前の通りをまっすぐ行ったところにコインランドリーがあるので入り、クルマで持参した洗濯物を洗って乾燥させたあと、圏央道経由で帰路につきました。
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