猫型ロボットのいる店
小雨、あるいは雪が舞う寒い夜。
こんな夜は仕事を終えたら早く帰って自宅で鍋でも作ろうか…と思っていたのですが、何だか帰りがけにスーパーに材料を買いに行くのも面倒です。そんな気分のときにTwitterを見たら、ガストの公式アカウントによる「ガストの冬鍋」の美味しそうな広告ツイートが流れてきて……ついつい心が動いてしまいました。
ここ数年、久しくガストには行っていませんでしたが(ただしステーキガストには去年間違えて入った覚えあり)、最近何だか「猫型配膳ロボット」の導入で話題になっていたので、一度行ってみようかなと思っていたのです。
仕事帰り、駅前のガストに入ってみたら、店内はほとんどの席が埋まっているくらいの混み方でした。幸い、店員さんが片付け中の空席が1つあったので、片付け終了後に無事に着席しました。
紙のメニューとタブレット端末を見ながらあれこれ迷っていると…すぐ横をロボットが通り過ぎました。おお、これが話題の猫型ロボットか…。確かにちょっと可愛いです。通路を動いていく様子もスムーズかつ自然で、「レストランの店内にロボットがいる」という違和感はほとんど感じませんでした。
ともあれ、まずは生ビールとおつまみで一息つきました。
ビールは店員さんが持ってきましたが、おつまみはロボットで到着しました。ああ、小さい頃に見た絵本に「ロボットが店員として活躍する未来のレストラン」みたいな絵があったかも知れないな…。そんな時代が本当に来て、しかもそのロボットが「猫」だとは想像も出来なかったです。
おつまみが終わった頃、グラスワインを注文。ロボットがワイングラスを載せて私のすぐ横に来ました。そう言えば、この猫の耳をなでると喜ぶんだったな…試してみたら確かに微妙な反応を示しました。
次いで、今日のメインの夕食として「ちゃんこ鍋」を注文。こちらは店員さんが運んできました。なかなか美味な鍋でしたが…それだけに、アルコールメニューをいくら見ても「日本酒」が無いのが残念でした。
セルフレジで会計を済ませると、すぐ横でロボットが休憩していました。顔が寝顔になっています。
また耳をなでてみたら、ビクッとした表情で目覚めました。あ、起こしちゃ悪かったかも…。ともあれ、楽しい夕食になりました。
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