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2023年8月の記事

2023.08.31

今月のまとめ・2023年8月(イタリア・スイス旅行、そして帰国後の暑い日々)

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今月の写真:ゴルナーグラートのレストランでアルプスを眺めつつ昼食(7000円少々)

連日の暑さ、夏バテで、体調がなかなか本調子にならない今日この頃です。
太陽も空も、そして街の風景も、すっかり秋になっているのに、気温と湿度だけが真夏状態という感じがします。早く涼しくなってほしい…。
今夜は仕事帰りにサイゼリヤに立ち寄って夕食。そして食後酒のグラッパを飲んでのんびりしてきました。イタリアからの帰路、ミラノ空港の免税店にたくさんグラッパが並んでいたので、サイゼリヤを思い出しながら免税枠の範囲で買ってきましたが……サイゼリヤのグラッパ、最近復活したのですね。ともあれ、強い酒をちびちび飲むのが好きな私には、嬉しいものです。

そんなわけで今月のまとめです。
イタリアとスイスを巡る旅行からは12日に帰国。そしてその後は、暑い暑い日々を夏バテ状態で過ごしました…。

  • 先月末に続いて、イタリアのトリノで過ごした世界エスペラント大会の日々。日本よりはマシなものの結構暑い日々でしたが、楽しく有意義な体験ができました。
  • 8月2日のEkskurso(遠足)はマッジョーレ湖の島巡りを選びました。湖に点在する綺麗な庭園と宮殿の島。私の「湖の島好き」が満たされました。(意外と蒸し暑かったですが)
  • 8月5日の午前、閉会式。来年の世界大会(タンザニア)での再会を心に決めて会場を去り、午後の高速列車でトリノを後にしました。
  • 大会の後はスイスへの避暑+鉄道旅行です。8月5日はベルニナ鉄道のイタリア側ターミナルの街ティラーノで一泊。
  • 8月6日にベルニナ急行でポントレジーナ(サンモリッツの隣の静かな街)に入って2泊。サンモリッツ周辺でのんびり過ごしました。
  • 8月8日にサンモリッツからツェルマットまで氷河急行に乗車し、ツェルマットの隣のテッシュにて2泊。(サンモリッツもツェルマットもホテルが高いので、隣接地のホテルを選ぶという策を用いました)
  • ツェルマットからゴルナーグラート鉄道で、マッターホルンがよく見えるゴルナーグラートの山頂へ登りました。涼しくて(というより寒くて)、景色が良くて賑やかで、思い出に残る場所でした。スパゲッティとソーセージと缶ビールで約7千円。でも、この景色を見ながらの昼食なら悔いはありません。
  • 8月10日、スイスを後にミラノまで戻り、ミラノ中央駅前で一泊。翌11日にミラノからエミレーツ航空で帰国の途につきました。(往路と同様にビジネスクラス。とても素敵な移動時間でした)
  • 8月12日の夕方、成田帰国。暑い…。でも、やはりビジネスクラスで優雅に帰国すると疲れ方が穏やかです。スカイライナーで京成上野に到着後、不忍池のほとりのメイドバー「blanq」に立ち寄って「ただいま」、そしてミラノの免税店で買ったグラッパを差し入れるだけの元気は残っていました。
  • そして8月14日からは通常通りの出勤です。数日ほど時差ボケに悩まされ、その後も夏バテに悩まされていますが、何とか元気に月末まで過ごしています。
  • イタリアとスイスでいろいろ買ってきたお土産たち。少しずつ、あちこちに配り続けてきたところです。半ば衝動買いのオリーブオイルとバルサミコ酢、どう見ても買い過ぎですがどうしましょうか…?
  • 旅行中に食べた料理で忘れられないのは、イタリアのティラーノで食べた蕎麦パスタ「ピッツォッケリ」と、スイスで食べたチーズ料理「ラクレット」でした。帰国後、どちらも専門店を地元で見かけて、ついつい食べに行ってしまったものです。
  • エミレーツ航空で成田〜ドバイ〜ミラノを往復したマイルは、JALのマイルとして加算しましたが…ドバイ〜ミラノしか付きませんでした。よく説明を見ると、「コードシェア便は、EK便名でJALが運航する便のみ積算対象です」…このため成田〜ドバイがJALでは付かなかったようです。ううむ残念。それでも、ドバイ〜ミラノ往復だけで、JALの「どこかにマイル」一回分になりました。
  • 今月一杯でリニューアル休園する青梅鉄道公園に、8月27日に行ってきました。高校生のとき以来久しぶりですが、覚えていたのは「E10形蒸気機関車のフランジの無い動輪」だけだったという…。私の「マイナーだけどユニークなものが好き」は高校生の時からだったようです。ともあれ、無事にフランジの無い動輪に再会できました。
  • 8月29日、このブログの開設から19年が経過しました。さて、ここから1年間、20周年を目指して…今までと同じように日々の更新を続けたいと思っています。

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2023.08.30

食べ物イングリッシュ

今日は仕事帰りの英会話の日でした。
先週に続いて、今日も旅行の思い出話を英語であれこれ話して過ごしました。

「スイスチーズが食べたいけど買ってきた?」
「もし冬だったら買ってきたんですが、夏だとチーズは腐りやすいので無理でした」(頑張って仮定法を使って)

という、半ば冗談の会話から始まったのですが、英語での「腐る」という表現、実はかなり沢山あるのですね。まずは rotten を思い出したのですが、チーズでは rotten はあまり使わず、spoiled の方をよく使うのだとか。
日本語だと何でも大体「腐る」で済むのに、英語だと色々な単語が有って大変…。もっとも、逆に英語だとシンプルなのに日本語では単語の種類が多すぎるという例もありますし、外国語学習あるあるネタという感じでしょうか。

他にも、イタリアではアイスコーヒーをほとんど見かけなかったという件や、スイスで食べたラクレットの話など、今日は飲食物の話が多めでした。
ううむ、食事してから行ったのは正解でした。そうでないとあれこれ色々と食べたくなってしまったところです。

英会話を終えたあとは近くのバーに飲みに行き、しばらくのんびりと過ごしてから帰路につきました。

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2023.08.29

19周年

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2004年8月29日に開設した、この「納戸@blog」も、今日で19周年を迎えました。
毎年、この8月29日には「これからの1年の抱負」など書いているような気がしますが、今日はシンプルに…「もう一息で来年は20周年。このペースで無事に迎えたいです」…としておきます。

さて、ブログ19周年の日をどのように過ごそうかと、あれこれ考えていましたが、今夜は結局秋葉原に繰り出しました。
慣れ親しんだメイド喫茶「JAM Akihabara」、この店もまた、先日19周年を迎えたばかりです。
(JAMが開店して間もない頃に私がこのブログを始めたわけですが、当時はまさか、メイド喫茶巡りを趣味にするとは予想もしていませんでした。JAMに初めて行ったのはその数カ月後くらいかな…)

今日は何故か、パクチーのトッピング50円という限定メニューがあったので、ソーセージ盛り合わせにパクチーを添えてみました。ハイネケンもソーセージもパクチーも美味で、いい時間を過ごすことができました。
平日で店内は空いていて、メイドさんとも色々会話できました。このブログの開設日を8月29日にしたのは谷山浩子さんの誕生日だからですが、そのことを谷山ファンのメイドのYYYさんに話したら、あれこれと谷山浩子ネタで話が盛り上がりました。
ハイネケンの次は日本酒を飲み、そして夏メニューのバジルうどん(これにもパクチーを追加)。これでお腹も満足しました。

JAMを出ると、まだまだ残暑が厳しいですが、何となく風が涼しくなってきた気がします。
帰りは上野駅から上野東京ライン。せっかくの記念の夜なので、今夜はグリーン車を選びました。

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2023.08.28

腰痛の月曜日

昨日の青梅への小旅行、どうも気付かないうちに腰をひねってしまったようで、今日は腰痛に悩まされました。
仕事中はあまり気になりませんでしたが、仕事を終えてからの帰り道で痛くなってきて…。
我慢しながら駅前のサイゼリヤに入って夕食。ワインを飲むと痛みが収まってきました。(腰痛に酒は良くないとは思いますが、少しのワインなら痛みを忘れることができるようです)

普段これまでは、腰痛になることがほとんど無かったのですが…。ううむ、やはりもう若くないな…。

サイゼリヤで夕食後は、真っ直ぐに帰宅しました。
これを書いている今、多少の痛みは残っていますが、まあ一応落ち着いた状態になっています。今夜は早く寝よう…。

ちなみに、明日は本ブログ開設記念日。早いもので、ブログを始めてから19年になります。
記念にどこかに行こうかな…などと考えているところですが、さてどうなるでしょうか。

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2023.08.27

青梅鉄道公園でE10と再会

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先週の日曜日に「行こうかな」と書いた通り、今日はクルマで圏央道を走り、青梅鉄道公園に行ってきました。

青梅鉄道公園、今月末でリニューアル休園するので、今日が最後の日曜日ということになります。午後2時頃に入園してみると、園内は家族連れで大賑わいでしたが、閉園ラッシュというほどではなく、落ち着いて園内を巡ることができました。
この鉄道公園に前回来たのはおそらく高校生の頃でしたから、数十年ぶりになります。当時の記憶はもうほとんど朧気なので、今日は園内を巡ってみても、ほぼ初めて状態という感じでした。

ただし、今日のお目当ての機関車では、目の前にしたときに「久しぶりに見たな…」と感慨深くなりました。

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E10形蒸気機関車。
国鉄最後の蒸気機関車で、動輪が5個あります。急坂区間の補助機関車として作られたものの、あまり活躍できないまま引退した機関車でした。保存されているのはただ1両、この青梅鉄道公園の2号機だけです。
私が高校生の頃、青梅鉄道公園で一番興味を持った車両が、このE10形でした。(どうやら、マイナーだけどユニークなものに好奇心を持つという私の性格は、子供の頃からだったようです)
動輪が5個もあると、カーブで曲がるのが困難になるため、3つ目と4つ目の動輪にはフランジがありません。高校生の頃、E10を見て「本当にフランジが無いんだ…」というのが、青梅鉄道公園で一番記憶に残っていた事柄でした。

そして今日、久しぶりにE10と再会。もちろん、色々な角度から写真を撮って過ごしました。
フランジの無い動輪とも対面することができました。また、高校時代は知らなかったのですが、このE10形は運転席が右側にあります(通常は左側)。そのことも確認することができました。

青梅鉄道公園が休園になってリニューアルされたとき、このE10形はどうなるのかな…。少し気がかりです。リニューアルの基本コンセプトは「中央線・青梅線の歴史」とのこと。そうなると中央線と無関係なE10は、もしかしたら青梅を去り、別の場所に保存されるのかも知れません。大宮の鉄道博物館になれば良いのですが…(もしそうなったら、必ず大宮に見に行くと思います)。

今日は猛暑は収まったものの、まだまだ暑くて湿気の多い日曜日でした。
記念館に入ると冷房が効いていて涼しく、鉄道模型を眺めて過ごすのが心地良かったです。館内は、鉄道グッズを身に着けた子どもたちで賑やかでした。鉄道趣味の未来を支える子どもたち…と、そんな印象を感じました。

午後4時過ぎに青梅鉄道公園を出て、駐車場のクルマに戻りました。
リニューアル再開まであと3年。そのときまた訪れたいと思います。(わが愛車の初代プリウス、ちゃんと3年持つかな…少し心配です)

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2023.08.26

今日の夕食はトルコライス

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昨夜は湯島のメイドバーを3店ほど巡った後、午後10時過ぎに帰路につき、自宅に戻ったのは0時を回った後でした。
そして寝て…今朝起きたのは午前10時でした。ああ良く寝た……。しばらく寝不足が溜まっていましたが、だいぶ改善されました。

今日は自宅で雑用とオンライン集会参加などして過ごしました。気温は少し下がったものの湿度が高くて蒸し暑い一日。やはりなかなか外出する気になれません。
そして夕方6時になって、やっと外出。夕食と買い物に出かけてきました。

今日の夕食は、戸塚駅前のトツカーナモールの中にある「菊屋食堂」にて、久しぶりにトルコライスを食べてみました。
この「菊屋食堂」には昔からトルコライスがあります。長いことご無沙汰していた間に、皿が四角くて大きく立派なものになっていました。盛り付け方もちょっと上品な感じです。
ドライカレー、ちょっと小ぶりのとんかつ、そしてカレールー、その傍らにはスパゲッティナポリタンも盛られています。

以前食べたときは「ボリュームがありすぎて完食すると苦しい…」という印象でしたが、今日はちゃんと綺麗に食べ切ることができました。そして、食後もそこまで苦しくありません。(最近の私は少食化が進んでいる筈なのですが)
ともあれ、童心に帰るようなご馳走の一皿。食べ終わったあとはすっかり満足感に包まれました。

さて、良く寝て良く食べて、かなり元気を取り戻せた感じなので、明日の日曜日はちょっと遠くに出かけてみたいです。

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2023.08.25

湯島の夜

ただいま、横須賀線のグリーン車の席にて、居眠りから目覚めてブログを書いているところです。

今夜は(昨夜に続いて)湯島でメイドバー巡りをしていました。ううむ、飲み過ぎた…。やはり、ここ最近、何だか人恋しさが増し増しになっているような気がしています。ついつい飲みに行きたくなるというか。

さて、ともかく週末。今週は寝不足が溜まっているので、今夜はゆっくり寝たいと思います。

 

 

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2023.08.24

朝4時の憂鬱

昨夜は、朝4時に目が覚めてしまい、そしてもう眠れなくなってしまいました。
もう旅行から帰ってきて二週間近くになるのに、どうも未だに、イタリアやスイスが夢に出てくることが多いです。そんなときは決まって中途半端な時間に目が覚め、そして目が冴えてしまう…。
特に今朝は、4時にスマホに手を伸ばしたら、大きめのニュースが複数届いていたりして、ますます眠れませんでした。

結局今日は、寝不足の一日になってしまいました。

今夜は早めに帰宅して早めに寝ようと思っていましたが、結局は湯島のメイドバーまで飲みに行ってしまい…。気がついたら12時前です。(汗)
メイドバー、あれこれと旅行の思い出話などできて楽しかったですが、身体には良くありませんね…。

さて、今夜こそ、朝までぐっすり寝たいところですが…どうでしょうか。
(今話題のポケモンスリープ、私も試してみようかな…)

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2023.08.23

マイルが入った…けど

「そういえば、先日の旅行で乗ったエミレーツ航空の飛行機のマイル、もう加算されたかな?」と、ふと思い出しました。
マイルの加算先としてJALマイレージバンク(JMB)を指定してあったので、早速JMBのウェブサイトにログインしてみると…おお、7200マイルほど加算されています。明細を見ると、確かに先日のエミレーツのものでした。

…ところが、ドバイ~ミラノ間の往復分のマイルだけです。成田~ドバイ間のマイルが見当たりません。
処理が遅れているのかな?と思いましたが、あれこれ調べてみたところ、JALのウェブサイトのエミレーツ航空の案内に、次の一言があるのに気付きました。

「コードシェア便は、EK便名でJALが運航する便のみ積算対象です」

あ、これかぁ…。こんな制約があるなんて知りませんでした。
確かに私が乗った成田~ドバイ便は、エミレーツ航空とJALとのコードシェア便で、エミレーツの運航便でしたがら、JALの方には積算対象にはなりません。(ドバイ~ミラノはJALのコードシェア便ではないので、積算対象になったということでしょうか)
ううむ、もったいない…。ただ、マイルの事後登録は可能という情報もあるので、試しにエミレーツの方に入会して申請してみることにしますか…。
(追記:翌日実際に試してみましたが、既にJAL側で処理済になっていたようで、残念ながら成田~ドバイのマイルは登録できませんでした。ううむ…)

ともあれ、ドバイ~ミラノ間だけでも、往復で7200マイルほど獲得できました。計算してみたら、積算率は125%。さすがはビジネスクラスです。
この分だけで、「どこかにマイル」一回分。国内のどこかに旅行に行くことができます。涼しくなった頃にでも、試してみたいと思います。

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2023.08.22

今夜の英会話

今日は仕事帰りの英会話の日…ですが、前回は旅行前でしたので、大体3週間ぶりとなりました。
先生に早速、旅行はどうだったかと質問されたので、Great! と返事。(このようなとき、どのような表現をすれば良いか、いろいろ教わりました)

何しろ、イタリアとスイスの旅行後ですから、お土産話には事欠きません。なかなか楽しく話しまくった時間でした。
でも、途中でスパゲッティの茹で方の話になり、「アメリカ人は麺の茹で方を全然気にしないで柔らかく茹でるけど、日本人はアルデンテにこだわる」とのこと。ああ、アメリカのスパゲッティが柔らかいこと、豆知識としては知っていたけど、やはりそうなのね…。
日本には昔から麺の文化が有って茹で加減にこだわってきたから、イタリアから伝来のスパゲッティでも茹で加減にこだわるのだ、と答えたものです。

数十年前、私が子供の頃の日本では、アルデンテという概念が未だ無かったけど、うどんや蕎麦と同じくらいの固さになるようにスパゲッティを茹でていた。
イタリアの外だけど、近い場所にあるスイス。それも3000メートルの山頂のレストランで食べた高価なスパゲッティは、子供の頃に母が茹でたスパゲッティとそっくりの歯触りだった。
…と話したら、nostalgic! と興味を持ってもらえました。嬉しかったです。

ともあれ、また次回も思い出を話して欲しいと言われて、今日の英会話を終えました。
次回の予約は来週入れたので、何かお土産でも持参しようかなと思います。

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2023.08.21

ピッツォッケリを食べに藤沢へ

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イタリア旅行のとき、ベルニナ急行のイタリア側始発駅の街ティラーノで食べた、蕎麦を使ったパスタ「ピッツォッケリ」。
素朴な見た目と食感でありながら、チーズが良く効いていて、何だか忘れられない味になってしまったものです。ティラーノでは2回も(それぞれ別のレストランで)食べ、そして帰国前夜のミラノでも店を探して食べ…。

帰国後、日本で作っている店はあるのかなと思って調べてみたら、藤沢の江ノ電駅すぐ横にある「蕎麦粉食堂 Buckwheat」というイタリアンの店で代表料理となっていることに気付きました。藤沢なら私にとってはすぐ隣の街です。
これは是非とも行ってみたいと思い、今夜はとうとう藤沢に足を運んでみました。

江ノ電の駅に沿って道を歩いていくと、「蕎麦粉食堂」はすぐに見つかりました。入ってみると、家庭的な雰囲気の店内、多くの人達で賑わっていました。カウンター席はたまたま空いていたので、ほっと一息。そしてまずはワイン、そしてピッツォッケリを注文しました。

ワインでゆったりと待つうちに出来上がってきたピッツォッケリ。短いフェットチーネのような形の、日本蕎麦と同じ色をした麺で、そこにジャガイモとキャベツが一緒に茹でられ、チーズが絡めてあります。
早速いただきます。イタリアで食べた思い出の味と比べると、チーズの絡まり具合などが随分と違っていますが、味は確かにあのピッツォッケリでした。蕎麦の味はほとんどしないものの、舌触り、歯触り、食感は普通のパスタとは大違いで、確かに日本蕎麦のそれに近いです。

ゆっくり、よく噛んで味わいつつ、そしてワインを飲みつつ、蕎麦粉のパスタを食べていきます。
(量はイタリアのより若干少なかったので…次回は大盛りを頼んでみたいです)
盛況な店内で、3人の店員さんは大忙しという様子でした。これだけ流行っている店にピッツォッケリがあるというのは、何だか嬉しい感じがします。

ドルチェとして「蕎麦のケーキ」を選びました。これも素朴な風味と甘さのケーキで、締めくくりに相応しい甘味でした。
そんなわけで、また近いうちに、ピッツォッケリを食べに来てみたいと思っています。

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2023.08.20

一ヶ月ぶりの露天風呂

暑い日曜日。
さて、今日はクルマで出かけようと思っていましたが、どこに行こうかな…。箱根と思っていたのですが帰りに渋滞に嵌りそうなのが難点です。それに、自分の部屋でのんびりしているうちに、もう午後になってしまいました。
あれこれYouTubeなど見ているうち、青梅鉄道公園の話題が流れてきて「そういえばもうすぐリニューアル休園だったな」と思い出しました。それでは急遽青梅まで…と思ったものの、さすがにそれも遠すぎます(来週の週末に行くかも)。

結局、今日は近場の…いつものスーパー銭湯に行ってのんびり風呂に入ってくるだけにしました。(よくあるパターンですね…)

欧州旅行中はずっとシャワーばかりでしたから、スーパー銭湯で露天風呂に入ってのんびりするなんて、大体一ヶ月ぶりになります。
それなりに疲れが溜まっていた身体が、随分とほぐれたような気がしました。
そして…風呂上がりに乗った体重計。旅行中にあれだけ大食いの日々を過ごしていたにもかかわらず、体重の増加は0.5キロ程度に収まっていました。正直ちょっと怖かったのですが、ほっとしたものです。
(ちなみに、自分用の体重計は持っていません。そんなに頻繁に測っても意味ないと思い、行きつけのスーパー銭湯の体重計を自分にとっての基準にしています)

風呂上がりには、5時頃にファミレスで早めの夕食をとり、次いでコインランドリーに行って洗濯し、そして買い物してから帰宅しました。
すぐに部屋のエアコンをつけ、買い物と洗濯物を整理し、買ってきたビールを飲んで一息ついているところです。

さて、来週こそは青梅に行こうかな…。

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2023.08.19

今日は暑かった…

土曜日。今日は自宅でのんびり休養という予定にしていました。

まだまだ暑い日が続いていますが、今日も格別に暑くて、自分の部屋のエアコンでは能力不足。ずっとエアコンの風を直接浴びて過ごしていたものです。身体が冷えて体調を崩しそうですが、そうしないと暑くてやはり体調を崩しそうだという、なかなか悩ましい自宅休養(?)でした。
夕方になって、やっと気温が少し下がってきたところで、近所の理髪店に行って散髪。こちらはエアコンの効きが良くて快適、そしてさっぱりとしました。帰りがけにコンビニに立ち寄り、イートインスペースで缶コーヒーとコンビニスイーツで休憩。自分の部屋よりこちらの方が快適ですが、さすがにあまり長居もできず、食べ終わったら帰宅しました。(午後6時からオンライン会議があったので…)

オンライン会議を終えた後、夕食はご飯を炊いてレトルトカレー(有名店監修ものでしたが、味は今ひとつ…)。そして、夜になってようやくエアコンの能力が追いついてきたので、涼みながらパソコンで動画など見ていたところです。

さて、明日はどうするか…。
今日に続いて明日も暑いようですが、それでも自宅に籠もるのは不健康なので、クルマで出かけてみたいと思います。箱根あたりまで行けば涼しく過ごせるでしょうか?

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2023.08.18

食べても食べても…

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15日の火曜日に続いて、今夜も某所のオンライン会議でした。
仕事帰りに、いつもの快活CLUBに立ち寄って個室に落ち着き、まずはシャワーを浴びてすっきりした後、会議時間になったらパソコンから接続。
無事に午後9時に会議が終わったので、ほっとして快活CLUBを出て…そしてエレベーターで1階ではなく2階に移動しました。ううむ、やはり同じビルに快活CLUBとくら寿司が同居しているのは魅力的です。

そして、まずはビールを注文し、そして寿司を3皿ほど並べてから飲み始めました。
でも今夜は…飲んでも食べても、なかなか満腹感や満足感がやってきません。ついつい酒を追加注文し、そして寿司をどんどん食べてしまいます。
やはり金曜日で会議も終わって気分が開放されたせいなのでしょうか。それとも、最近は暑さで食欲不振なので、その反動が来ているのでしょうか。

結局、皿の枚数17枚…。(一貫だけの高めの寿司が多かったので、実際には10枚ちょっとに相当しますが)
気がついたらちょっと食べ過ぎで苦しい感じになっていました。
なお、ビッくらポンは3回あって、3回とも外れました(苦笑)。

ともあれ、週末が来ました。
この週末はちょっとのんびり過ごしたいです。あと、久しぶりにスーパー銭湯にでも行って大浴場に浸りたいです(欧州旅行中はずっとシャワーブースのホテルばかりでしたから…)。

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2023.08.17

湯島にラクレットを食べに行く

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先の旅行中に食べて、「もう一度食べたいなあ…日本にも店はあるかなあ」と思った料理は幾つかありますが、そのうちのひとつはスイスで食べたラクレットでした。チーズの上面を熱して溶かし、具材にかけて食べるという料理。その料理法も興味深いですが、チーズの味を直接楽しめる料理ですし、食べていて何だか多幸感が湧いてきたものでした。

東京ではどこでラクレットを食べられるのかな…と思って調べたところ、湯島に専門店があることに気付きました。
湯島といえば、私にとってはメイド喫茶・メイドバー巡りにちょくちょく行っている街です。元々いろいろな店があることは気付いていましたが、きちんと店巡りしたことはありませんでした。スイス料理店もあったのね…。

店内に入ってみると、直ちに、チーズの濃厚な香りに包まれました。
カウンター席に落ち着いて、まずはワインを飲んで心を落ち着かせ、ラクレットを待ちます。やがて店員さんが、じゃがいもや肉が載った鉄板の上に、チーズをかけ始めました。
大きなチーズを半分切りにして、切り口部分を斜め上にしてセットし、上からヒーターで熱するという装置です。溶けたチーズがとろりとろりと具材にかかっていく様子…確かにわくわくするものでした。

味はなんとも美味、それも、チーズの味そのものを口の中でしっかりと味わうという感じの料理でした。
ワインを嗜みつつ、ゆっくり食べていく…つもりでしたが、ついついフォークを持つ手は早くなってしまいます。たちまち食べ終えてしまいました。

ちなみに、スイスのレストランで食べたラクレットは、テーブルそれぞれに小型のラクレットオーブンが備わっていて、溶けたチーズを自分で具材に載せて食べるという方式でした。
店の方にそのことを話したところ、どうやらスイスでも比較的最近の流行りであるらしく、昔ながらのラクレットを提供している店にとっては戸惑いの対象のようでした…。(コロナの間、ソーシャルディスタンスの必要性も影響したのかも知れません)
でも、正直、自分でチーズをかけて食べたあのラクレット、あれも美味しかったし楽しかったです。焼肉と同様、自分で最後の一手間をかける料理というのは、それだけで魅力的なのかも知れません。

ともあれ、ワインも美味しく、チーズも美味しく、いい時間を過ごせました。
店の場所は、かつて行きつけだった(現在閉店)某メイドバーの斜め向かい。こんなところにこんな店があったなんて…と、早く来なかったことを悔やむ気持ちにもなりました。

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2023.08.16

ようやく洗濯

昨日まで、まだ時差と旅行疲れの影響が残っていたのか、午前2時頃に目が覚めてしまい、もう眠れなくなるという現象に悩まされていました(しかも、帰国できなくてイタリアで困っているという夢を伴い…)。しかし昨夜はきちんと眠れて、今朝も6時に正常に起きることができました。
どうやらこれで、旅行の影響から脱することができたようです。少々寂しくはありますが…。

帰国後も暫く放置していた、旅行から持ち帰ってきた衣類の数々。今日はとうとうクルマでコインランドリーに出かけて、まとめて洗濯してきました。
スイス滞在中に着ていた冬物のパーカー、これも洗濯を終えたら、冬が来るまで着ることは無いでしょう。それにしても、「いくら何でも夏の旅行にこれを持っていくの?」と半信半疑で持って行ったものですが、実際にはサンモリッツでもツェルマットでも、これが無ければホテルから出るのも困難なほどでした。もう懐かしい思い出です。
一方で、ハンカチはかなり沢山持参したのに、イタリア滞在中は消費がかなり激しくて、足りなくなってホテルの洗面台で急遽洗って乾かしたこともありました。夏の旅行ではやはり、ハンカチは「もう少し多めに持参」を心がけるほうが良いほうです。

洗濯と乾燥を無事に終えて、無事に帰宅しました。
そういえばクルマの運転も、ちょうど3週間ぶりでした。わが愛車を走らせるのも3週間ぶり。少々心配でしたが、今日もちゃんと正常かつ順調に走ってくれました。

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2023.08.15

帰国後初めての寿司

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今夜は仕事帰りに快活CLUBの個室に収まり、某所のオンライン会議でした。
そして、会議終了後、ほっとしながらシャワーを浴びて、快活CLUBを出た後…同じビルの2階のくら寿司へ。このビルは快活CLUBとくら寿司が同居していて、エレベーターだけで移動できるのです。

旅行から帰国した後、初めての寿司でした。
(もっとも、帰りのエミレーツ航空の機内食で寿司が出たので、今日は「久しぶりの寿司」ではありませんでしたが…)
でも、やはり帰国後に食べる寿司は美味しいです。ビールを飲みつつ楽しみました。

くら寿司を堪能してから外に出ると、雨が止んだばかりの雰囲気。まだまだ蒸し暑いながらも、風が少しだけ涼しく感じました。
まだ天気予報では暑い日が続くそうですが、お盆明け、季節はほんの少しずつ、秋になりつつあるようです。

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2023.08.14

半月ぶりの秋葉原

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今日から通常通り出勤。まだ時差ボケと疲れは多少残っているものの、無事に仕事を終えました。
ちなみに、昨日書いた「社食が休みだから、シウマイ弁当買ってから出勤しなきゃ」は、結局買い忘れていました。カップ焼きそばで昼食を済ませましたが、午後どうも力が出なくて…健康ドリンクに頼ってしまいました(汗)。明日も社食は休みなので、明日こそ昼食はシウマイ弁当にしたいです。(いつも、社食が休みの日の楽しみにしているので)

仕事を終えた後、半月ぶりの秋葉原へ繰り出しました。
秋葉原の雰囲気、いつもと変わってないなぁ…と確認する気持ちになりながら、メイド喫茶「JAM Akihabara」と鉄道居酒屋「LittleTGV」をハシゴしてきました。日本酒を飲むのも半月ぶりです。だんだんと「いつもの自分」が戻っていくような気分…といったところでしょうか。

酒が回った気分で、蒸し暑い電気街を末広町駅に向かって歩いていくと、先日閉店した「スターケバブ アキバテラス」に明かりが点っているのに気付きました。既に今日は午後9時を過ぎ、片付けの真っ最中でしたが、調べてみたら8月3日に営業再開したとのこと。
「自分が旅行している間に、ここが復活してたのか…」。ともあれ、アキバテラスでは時々ケバブを食べることがあったので、再開が嬉しいです。次の機会には是非とも立ち寄ってみます。

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2023.08.13

旅の疲れを癒やす一日

昨夜は午前3時ころまで寝付けず、そして朝起きたら午前10時でした。やはり時差の影響は大きかったようです。それでも、去年までの帰国直後の疲れ方に比べれば、随分と体調は良好でした。
午前11時頃に、昨日の成田で宅急便したキャスターバッグが到着。開けてみたら、中身は瓶類(バルサミコ酢など)を含めて無事でした。

旅行中の衣類の洗濯は、今日は面倒なので、疲れと時差ボケが完全に癒えた頃(火曜日か水曜日あたり?)に手掛けようと思います。
今日の昼間は、部屋にエアコンを効かせてのんびりと過ごしていました。夕方になって、街に繰り出して馴染みの飲み屋で飲んで、そしてサイゼリヤで締めくくってから帰宅しました。(イタリア帰り翌日にサイゼリヤというのも何ですが、まあ、私にとっては日常食ですから…)

さて、世間では盆休みが続いていますが、私は明日は通常通り出勤します。
台風の進路や、私の体調次第では、明日も休む可能性はありましたが…どうやら出勤は可能な見込です。(社員食堂は休みだという連絡をもらっているので、行きがけにシウマイ弁当を買っていくのを忘れないようにしなくては…)

次の海外旅行は、来年の世界エスペラント大会のタンザニアかな…。アフリカは流石に未体験なので、早めに情報収集と準備をしたいところです。

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2023.08.12

午後4時の朝食のあとで

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エミレーツ航空の成田行きA380。ビジネスクラスのフルフラットシートは快適でした。
成田まであと3時間という頃に起き上がり、そして懐石弁当の朝食。久しぶりのちゃんとした日本料理を目にして、何だか感慨を覚えながら食べ始めました。
もっとも、日本時間で午後4時です。今の身体に馴染んだ欧州夏時間では午前9時なので、十分に朝食気分ではあるのですが……日本に着いてからの時差ぼけがどうなるか、ちょっと怖いです。

ヨーロッパ旅行でビジネスクラスを使うのは初めてでしたが、帰りの疲れた心身にはよく効きました。朝の目覚めそのものは、寝台列車の朝に体験する「一応睡眠時間は取れたけど、何だか眠りが浅かったなあ」に近い感覚でしたが、起きた時の安心感が違います。
実際のところ、この旅行中ずっと、朝ホテルのベッドで目覚めるたびに、疲れが十分には取れず「このまま体調が悪化したらどうしよう」という不安感を感じていました。朝食を食べ、コーヒーを飲んでやっと心身が正常に戻る感じです。
ところが、このビジネスクラスの朝は、そんな不安を感じることもなく、体調も(疲れてはいますが)特に問題はありません。
やはり、栄養を十分に摂ることと、そして孤独を避けるのが大切なのかな…。一人で目覚めるホテルの部屋と違って、このビジネスクラスの客室は賑やかで、客室乗務員も親切かつ頼りがいがあります。

(私の旅行は昔から、ほとんどいつも一人旅だったのですが…。こんな感想を感じるようになったのも、もう若くないからなのかな…)

さて、エミレーツ航空のA380のビジネスクラスについて感想を…。
二階客室のゆったりしたシート、行き届いた機内食、後方ラウンジで飲み物や甘味などで過ごすひととき、いずれも魅力的でした。ただ、既に年数が経過してしまって、設備類はあちこちで綻びが出ているのも否めません。
特に気になったのが、窓側席と窓の間にある収納スペースです。ボーイング747の二階席でもそうでしたが、上側が狭まっている二階客室に座席を置く関係で、座席と壁の間に多少のスペースが出来るので、そこが手荷物入れになっています。初めてシンガポール航空のA380(当時は最新機種でした)に乗った時に「あ、ジャンボジェットでおなじみのあれがA380にもあるんだ」と感動したものです。
エミレーツ航空のビジネスクラスの窓側席にも、もちろん収納スペースがあるのですが、蓋のロック機構の老朽化のためか、時々なかなか開かなくなります。往路ドバイからミラノまで乗った席では、20回か30回くらい試さないと開かないこともありました。
帰路のドバイ行と成田行では、そこまで厄介ではありませんが、それでも5回くらい試さないと開かないことがあります。…実際、この蓋を開けるコツが、何だか少しずつ身についてきてしまいました。

もうすぐエミレーツ航空からA380が退役するというニュースを、先日見かけたときは、何だか寂しい気がしたものですが…。
こうして乗ってみて、蓋を開けるのに手こずってしまうと、「A380、やはりもう古い機種になってしまったのかな…」と、時の流れの早さを感じざるを得ません。
それでも、全二階建て飛行機、やはり魅力的です。次は(まだ新しい)ANAのフライングホヌに乗ってみようかな…。

さて、ここまでの文章、朝食後のA380の座席で書き終えました。窓の外を見ると、日本海から金沢の上空に差し掛かったところです。
このあたりでノートパソコンの電源を一旦切ります。成田に着陸して、無事に帰国手続きを終えたら、ブログにアップしようと思います。

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(追記)
エミレーツ航空のA380は、無事に午後6時前に成田空港に到着しました。
帰国の手続きはスムーズに終わりました。荷物を自宅に宅急便で発送してから、ただいまスカイライナーで京成上野に向かっているところです。
「旅行の帰りに荷物を自宅に宅急便」、これまで使ったことは無かったのですが、何だか今回はついつい試してしまいました。それなりの値段はするのですが、どうも、物価の高い欧州を旅行しているうちに、財布のひもがすっかり緩んでしまったようです。
「一度緩んだ財布のひもは、もう二度と締まらない」
某所で言われたそんな言葉を思い出します。(苦笑)

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2023.08.11

マルペンサで出発待ち

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ただいま、ミラノ・マルペンサ空港のエミレーツラウンジにて、飛行機の搭乗開始をゆっくりとした気分で待っているところです。
今回の旅行は思い切ってエミレーツのビジネスクラスを利用。ただ、往路で調子に乗って食べ過ぎてしまい、しばらく体調にも影響してしまったので、このマルペンサ空港のラウンジでの食事は、量をちょっと控えめにしました。
この写真のラムチョップ、美味しかったです。これだけ柔らかくて香りのよいラムチョップ、普段はなかなかお目にかかれません。私の羊肉好きが一気に満たされた感じです。

今朝は6時に起きて、荷造りで朝を過ごしました。
ただ、少しだけキャスターバッグのスペースに余裕が…握りこぶし4つ分くらいの空間ができました。ここに何か入れないと勿体ないですし、空間があるままだと中身が動いて傷む原因になります。
朝食後、昨日も行ったミラノ中央駅地下のスーパーマーケット(朝7時から開いています)に行って、ドライトマトと粉コーヒーと袋入りキャンディを買ってきました。帰ってきて荷造りを続行し、無事にキャスターバッグの中が満杯になりました。

ちなみに、今回のミラノのホテルは、ミラノ中央駅すぐ向かいにあるB&Bホテルでした。朝食会場が8階で、屋外テラス席もあって、ミラノ中央駅の風景を眺めつつ朝食をとることができます。
午後は暑いミラノですが、朝は涼しく、心地良い朝食時間を過ごしました。もっとも、鳩が食べ残しを狙ってすぐ横まで飛んでくるので、注意は必要ですが…。食後、たまには自撮りでもと思い、駅をバックにスマホを向けてみました。

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エミレーツのビジネスクラスには空港への送迎サービスがあります。朝9時半、ホテルの前に黒塗りのベンツがやってきて、かっこいい運転手が私に声をかけてきました。
ミラノ中央駅の前から、マルペンサ空港まで45分。ミラノに来た時の運転手は時速180キロくらいまで飛ばしたのですが、今日は時間に余裕があるためか、時速120キロ程度で高速道路をゆったりと走ります。ベンツに乗せてもらうなんて滅多に無い経験ですから、後部座席で寛いで過ごしました。

空港に着いたら、まずはチェックイン、そして荷物検査と出国手続き。比較的スムーズに終了しました。
免税店を覗いてみたら、酒のコーナーに「Grappa」の文字があるのに気付き、ついつい2本購入。乗り継ぎ用の密封袋に入れてもらえました。グラッパと言えば、かつてのサイゼリヤの食後酒として何回も飲んだ酒です。サイゼリヤのメニューから消えて久しい今、また飲みたくなりました。
そして、出発3時間前にエミレーツラウンジに入り、のんびりしているわけです。

今回ビジネスクラスを選んだのは、単に贅沢するためだけではなく、いつも海外旅行のたびにエコノミークラスの長旅で疲れ果てているので、できるだけ体調を崩したくないという理由でもあります。
飲み過ぎず、食べ過ぎず、良く寝て…心地良く成田に着陸できたらいいなと思います。

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2023.08.10

旅行最後の夜はミラノで

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さて、この長旅も今夜が最後の夜。明日はミラノから帰国の飛行機に乗ります。(まる一日かかるので、実際には明日が最後の夜となりますが)
今日はミラノのホテルに早めにチェックインして、休憩後にミラノ中央駅地下のスーパーマーケットに行って、いろいろ買い込んできました。
オリーブオイルやバルサミコ酢、トリノで食べておいしかったグリッシーニ、そして今夜のビールとおつまみ用の生ハム…。これで概ね、今回の旅行の買い物も達成です。

今朝はテッシュのホテルをチェックアウト後、列車を乗り継いでミラノを目指しました。
まずはフィスプ行の列車で山を下ります。ときどきアプト式の区間に入って急坂を降りていき、1時間ほどでフィスプに到着しました。電車を降りると随分と暖かく、防寒着をすぐに脱ぎました。
そしてフィスプからミラノまでインターシティに乗車。シンプロントンネルを抜けるとそこはイタリアです。ただ、イタリアに入ってからの時間が長く、しかも携帯の電波の調子が今一つで、ちょっと退屈な時間でした。
それでも、途中の車窓にマッジョーレ湖が見えてきたときは、写真を撮りまくりました。エスペラント大会の遠足でマッジョーレ湖の島めぐりをしてから既に一週間以上。何だか既に思い出の湖になりつつあります…。

ミラノで午後3時前に下車してみると、やはりスイスの気温に慣れた身には結構な暑さでした。
足早にホテルを目指し、チェックインして、部屋に入ってみると…冷房がとても良く効いていました。部屋の設備も、4泊したスイスとは違い、都会的でしかも行き届いています。(壁の大型テレビがGoogle TVだったので、ついついスマホと連動してあれこれ試してしまいました)
夕食はどうしようかと迷いましたが、ティラーノで食べたピッツォッケリが印象に残っていたので、ミラノにあるヴァルテッリーナ料理の店を探して食べに行ってみました。そば粉でできた平たくて短いパスタ、そこに絡まった風味の強いチーズ。ご当地ワインを飲みつつ、すっかり堪能しました。

さて、今夜はこれからシャワーを浴びて、ビールを飲んでから寝たいと思います。
明日は帰国か…ちょっと寂しい気持ちと、早く帰りたい気分と、そして日本の猛暑と台風への不安が、ただいま同居しているような感じです。

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2023.08.09

ゴルナーグラートは良き観光地でした

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今年の夏旅行もそろそろ終盤。今日はツェルマットでの滞在日でした。
鉄道旅行好きとして、ツェルマットで滞在して乗るべきものと言ったら、ゴルナーグラート鉄道が真っ先に思い浮かびます。ユングフラウ鉄道よりは低いものの、ヨーロッパで2番目に高い所に行く鉄道、しかもトンネルが極めて少なく、全区間にわたって景色を楽しめます。

テッシュのホテルを出てシャトル列車でツェルマットに到着すると、すぐ向かい側にゴルナーグラート鉄道の駅がありました。
早速チケットを買いますが…おお、さすがに高いです。往復で126スイスフラン、カードで購入したらすぐに引き落としメールが来て、21,373円であることが示されました。
そして乗車。世界各地の観光客でほぼ満員です。発車すると確かに、物凄い急坂をどんどん登っていきます。最初は木立の中を走りますが、だんだんと植物が減っていき、終点に近くなるとほぼ岩肌ばかりの景色になってきます。
それにしても景色が良いです。マッターホルンを車窓に見ながら山を上がっていきます。もちろん、誰もがスマホのカメラを向けっぱなしです。私も何枚も撮りました。

30分ほどで山頂のゴルナーグラートに到着すると、少し上がったところにはホテル、さらに上がったところには展望広場があります。
ゆっくりと上がっていきますが、ちょっとでも気が急くとたちまち息苦しくなる感じでした。3000メートル越えの山頂、やはり空気が薄いのでしょうか。そして、ツェルマットよりも気温は数段低いです。

このゴルナーグラートで、写真を撮ったり(立体カメラで立体撮影も試みました)、Ingressのポータルをキャプチャして三角形を作ったり(ここにもポータルやポケストップはあります)、ベンチに座って休憩しつつ景色を眺めたり…。観光客の姿も多くて賑やかでした。
天気は概ね、晴れ時々曇りでした。マッターホルンはほぼ見えていましたが、山頂部分だけが雲を被っていて、なかなか頂上が顔を出しません。マッターホルンに背を向けて斜め右側には、氷河を抱いたモンテローザの姿も見えます。頂上部分だけが太陽を浴びて光り輝いていました。

ゴルナーグラートという観光地。鉄道もホテルも展望施設も、そして観光客の楽しそうな様子も…何だか、完璧ではないものの「佳き観光地」だなというのが私の印象でした。
ホテルの中にはカフェテリア式のレストランがあります。このような場所なので値段が高いことを承知で、列に並んでみました。おとといのピッツネイルで食べたスパゲッティボロネーゼ(茹で具合も味も、まるで昭和のスパゲッティミートソースのそれでした)が忘れられず、今日もスパゲッティを注文。そして近くの人が食べていたソーセージが美味しそうで、それも一本追加。さらにビールも手にしました。

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値段は42.8スイスフラン(7260円引き落とされました)、さすがに高いですが、雪山を左右に眺めつつ食べるミートソーススパゲティは美味しかったです。茹で具合はピッツネイルよりも更に柔らかく、子供の頃の給食の「ソフトめん」を連想させるくらいでしたが、それもまた「観光地の昼食らしさ」に感じられました。
少々凍える手で缶ビールを飲みましたが、これもそれなりに美味しく、しかも(さすがにアルコール飲料とあって)、だんだんと身体が温まってきました。

そんなこんな、この場所が何気に気に入ってしまい、随分と長居をしてしまいました。30分前後の間隔で電車は発車しますが「もう一本次にしよう」を何回か繰り返してしまいます。
それでも、だんだんと身体が冷えてきたので、午後3時半の電車に乗り込みました。マッターホルンを眺めながら、どんどんと高度を下げていきます。

ツェルマットに戻ったときは、ちょっと暑いくらいでした。(実際、昨日より最高気温は上がったようです)
駅から線路沿いに行ったところに洒落たベーカリーカフェがあったので、屋外席でカプチーノを飲みつつ、次々に降りてくる電車を眺めて過ごしました。このベーカリーには「Bergführerbrot」という名前のお菓子が並んでいます。ググってみるとツェルマットの名物菓子らしいと分かり、いくつかお土産に買いこんでみました。

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ともあれ、ツェルマットとゴルナーグラートで過ごした今日は、良い一日になりました。
だんだんと夕暮れになってきたので、ツェルマットからテッシュにシャトル列車で戻りました。駅前の生協スーパーでビールとおつまみ、そして何種類かのお土産を買ってからホテルに帰りました。

何だか昼のスパゲッティとソーセージが多すぎたのか、それとも、この旅の間に色々食べ過ぎて胃腸が疲れてしまったのか、夕食時間になってもあまり空腹になりませんでした。
今夜の夕食はビールとおつまみで過ごし、そして明日に備えたいと思います。明日はミラノに移動してホテルに入り、この旅最後の夜をミラノで過ごす予定です。

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2023.08.08

氷河急行の旅

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今日は、サンモリッツからツェルマットまで、氷河急行を乗り通して旅した一日でした。

厳密には、サンモリッツの隣村ポントレジーナのホテルを出発し、ツェルマットの一駅隣のテッシュのホテルまでの移動です。
ポントレジーナにしたのは、サンモリッツに比べてホテルが安かったためですが、テッシュも同様にホテルの安さと交通の便利さで選びました。ツェルマットには車の乗り入れ規制があり、一般車はテッシュ駅前の駐車場に駐車してシャトル列車でツェルマットに入る必要があります。そういう街であれば、ホテルも安くて静かだろうと考えたわけです。

さて、ホテルを出てバスでサンモリッツの駅に着いたのは朝9時過ぎでした。
駅のホームでのんびり待つうち、氷河急行の編成がゆっくりと入線。私が予約したのは2等車で、座席はちょっと窮屈でしたが、窓がとても大きくて立派な車両でした。

車内での昼食、車窓からの絶景、楽しそうな人々…。何とも楽しい時間でした。
もっとも、絶景も延々と続くと普通の景色です。昼食後、太陽の光が照り付ける窓側席にいると、ついウトウトしてしまったり…。

もちろん、写真もたくさん撮りました。
立体カメラでも撮ったので、あとでパソコンに取り込んで見てみるのが楽しみです。

そして…午後6時過ぎにツェルマットが近付いてきました。
サマータイムのおかげで日が暮れるのが遅いヨーロッパですが、このツェルマットあたりでは早めに太陽が山に隠れてしまうので、6時過ぎだとすっかり夕方の気配でした。もっとも、高い山の上を見るとそこだけ太陽が当たって輝いています。あ、あれがマッターホルンかな…。
6時10分にとうとうツェルマットに到着。8時間少々の長旅、ゆっくり走る列車ではありますが、やはりなかなか疲れたものです。シャトル列車で一駅戻ってテッシュに移動し、駅から数分ほど歩いたところに、今夜のホテルがありました。

今夜のホテルも、昨日までのポントレジーナのホテルと同様、素朴で静かなホテルでした。(コンセントが少なかったり、冷蔵庫が無かったりと、イタリアのホテルに慣れた身にはちょっと不便もありますが…)
さて、明日はツェルマット巡りで過ごす予定です。今日はサンモリッツよりは気温が高く、避暑気分で過ごすにはちょうど良い感じです。

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2023.08.07

サンモリッツで過ごした一日

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涼しい(というより晩秋のように寒い)ポントレジーナで一夜を過ごしたためか、今朝はこれまでの旅行の疲れが一気に噴き出したような感じでした。今日はポントレジーナでの二泊三日の中間日、ゆっくりと過ごして疲れを癒したい感じです。

朝9時前に、ホテルの近くのバス停からバスに乗って、まずはサンモリッツ駅に行きました。
「疲れを癒したい一日」にしては朝が早めですが、明日はサンモリッツから氷河急行に乗る予定なので、バスでちゃんと移動できるかどうかの下見も兼ねて、今日の氷河急行の発車風景を眺めることにしたのです。
サンモリッツ駅は、櫛型のホームが並ぶ大きな駅でした。温度計が4℃を指す中、ホームを散歩して写真を撮って過ごすうち、定刻にツェルマット行の氷河急行が発車していきました。明日はこれに乗る予定です。

しばらくの間、駅前にあるカフェでコーヒーを飲みながら湖を眺めて過ごし、それに飽きた頃、「ピッツネイルに登ろう」とカフェを出ました。サンモリッツからはケーブルカーとロープウェイの乗り継いで、1時間足らずで標高3000メートル越えの頂上に行くことができます。
正午ちょっと前、無事にピッツネイルの頂上に到着。(上の写真。この山羊は彫像です)
ここのレストランで昼食にしたり、頂上からの立体写真を撮ったりして過ごし、午後1時過ぎに再びロープウェイとケーブルカーに乗ってサンモリッツに戻りました。

サンモリッツの街はお洒落で、高級ブランドの店が並びます。私にとっては不似合いな感じもする街です。
駅に戻ったのは午後3時。ちょっと早いけどもうポントレジーナのホテルに戻ることにしました。ベルニナ線の普通列車のティラーノ行に乗って、ポントレジーナの一つ次のSurovas駅で下車しました(ポントレジーナ駅より、こちらの駅の方がホテルに近い)。木立の中にある小さな駅。何だかいい雰囲気です。ここから林の中の道を歩いて、橋を渡ったら、それで目の前にホテルが見えてきました。

夕食は、ホテルから少し歩いたところにチーズフォンデュとラクレットのレストランがあり、午後8時過ぎに空席があったので行ってきました。
ラクレットを注文。専用オーブンで溶かしたチーズをジャガイモにかけて食べる……夢中で食べる時間、幸せでした。

さて、明日はこのホテルをチェックアウトして、氷河急行でツェルマットに向かいます。
朝はちょっと早起きして、荷物の支度をしたいと思います。

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2023.08.06

ベルニナ急行でポントレジーナ下車

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ただいま午後7時を回りましたが、窓の外の太陽はまだまだ明るく、カーテンを閉め気味にしてパソコンに向かっています。
ここはスイスのポントレジーナのホテル。古い部屋ですが綺麗に整えられ、「スイスに来たんだなぁ」という気分にさせてくれます。外の空気は晩秋のように冷たく、通りを行く人もみんな上着を着ています。昨日まで居た夏のトリノとはまるで別世界です。…ただ、日差しは夏の眩しさなので、日向にいると暑いくらいです。

今日はイタリアのティラーノから、レーティッシュ鉄道のベルニナ急行でスイスに登ってきました。
ティラーノを午後2時過ぎに発車する列車を選んだので、ティラーノでホテルをチェックアウトした後は、駅から数百メートルほど西にある広場でのんびりと過ごしました。教会の鐘が鳴り響く広場、ラウンドアバウトでクルマが行きかうところに、ベルニナ線の線路が横切っていて、電車が路上をゆっくりと走る光景…。
30分間隔くらいで列車が通るので、それを待ちつつ、そして写真を撮りつつ過ごします。オープンなカフェでカプチーノを飲んだり、そしてレストランで(昨夜に続いて)ピッツォッケリで昼食にしたり…。そんな気楽な過ごし方でした。

午後2時前に駅に戻り、そしてベルニナ急行に乗り込んでティラーノを出発しました。
街中を(そして先ほど過ごした広場を)横切って谷あいを進み、坂を登っていくと、数分で到着した駅が既にスイスでした。そこからも坂をひたすら登っていきます。有名なループ橋をぐるりと回ったり、そしてヘアピン状の線路を右に左に走って高度を稼いでいきます。
大きな展望窓から見える景色は、まさに絶景でした。ちょっと理解が追い付かないくらいに、このベルニナ線は凄い鉄道です。

2時間の乗車時間はたちまち過ぎて、そして私はポントレジーナで下車しました。
サンモリッツの一つ手前の村で、公共交通でもサンモリッツに行きやすい場所です。ホテルの値段がサンモリッツよりも安いので、こちらでの滞在を選びました。
列車を降りると…ううむ、半袖では寒いです。ホテルまで15分ほどの道を歩いていきましたが、途中でとうとうバッグを開けて、冬用の上着を取り出しました。
無事にホテルに到着してチェックイン。部屋で休憩したあと長袖に着替えて、夕方6時頃の通りを散歩してみましたが、長袖だけで上着が無いとやはり寒いです。(半信半疑で長袖や上着を持って来たのですが、これが正解でした)

さて、ブログを書いているうちに太陽は山の向こうに沈んだようです。これからしばらくしたら、ホテルのレストランに行って夕食にしようと思います。
物価が高いというイメージがあるスイス。どのくらい高いかが気になりますが…ともかくスイスの料理を楽しんでみます。

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2023.08.05

さらばトリノ、そして列車でティラーノに移動

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ただいま夜10時半。イタリア北部、スイス国境に近い街ティラーノのホテルの部屋にて、ビールなど飲みつつブログを書いているところです。

トリノで先週土曜日から1週間以上続いた世界エスペラント大会も、今日で閉会式でした。
色々な人と出会い、色々な思い出と思索があったなあと思いつつ、閉会式の時間を過ごしました。そして昼12時過ぎにとうとう閉会宣言が出され、会場の外へ…。
少々名残惜しくなりましたが、私の旅行はこれから後半です。ともかく今日の目的地のティラーノを目指さなければなりません。皆との挨拶はそこそこに、会場前に停めてあったLimeシェアサイクルに乗りました。
少し馴染んできたトリノの街並み、会場とホテルの間の慣れた道順、それも今日で最後です。ホテルに戻って(既にチェックアウト済)、預けてあった荷物を受け取って、ポルタヌォーヴァ駅を目指しました。

まずはトリノからミラノまで1時間、高速列車フレッチャロッサで移動します。この列車の本来の行き先はローマ・テルミニ駅。「テルミニ」の名前にも憧れは感じますが、今回はローマではなくスイスに向かいます。ミラノ中央駅で下車し、自動券売機でティラーノまでのローカル列車の切符を購入しました。

ティラーノ行の切符、実はソンドリオでバスに乗り換えという切符になっています。
本来の終着駅はティラーノですが、ソンドリオとティラーノの間は工事のため長期運休になっていて代行バスが出ています。…実は、今回の旅行で一番心配だった旅程が、この代行バスでした。工事運休に関するネット上の情報が極めて少なく、Googleマップのルート検索では代行バスが無視されて、ティラーノまで非現実的な遠回りのルートを示してきます。
万一、この区間で引っかかると、その先の旅程が滅茶苦茶になってしまいます。

ミラノ中央駅で乗り込んだソンドリオ行の列車は、比較的新しくて綺麗で、そして行楽に向かう若者で賑やかでした。
やがて車掌が車内改札に来たので切符を見せると、イタリア語と英語とどちらができるかと確認してきて、そして英語でソンドリオでの乗り換えバスについて丁寧に案内してくれました。ふう、これで無事にティラーノに辿り着けそうです。
アルプス山脈の麓、湖畔や谷あいの風景の中を走る列車。美しい風景が続きます。そして数分遅れでソンドリオに到着。駅前に出て地下道で線路の反対側に急ぐと、そこにはティラーノ行のバスが停まっていました。切符を係員に見せると、荷物を床下に積んで乗り込むようにと指示されました。

西日の中、エアコンの調子がちょっと悪くて暑いバスで、40分ほど走ってティラーノを目指します。
ティラーノが近づいて来ると、道沿いの大型スーパーが増えてきました。街の規模には不似合いな多さ……ああ、スイス国境が近いからかも知れないな…。そして午後7時10分、バスは無事にティラーノ駅裏に到着しました。

ホテルの部屋で一休みしてから、ホテルのレストランに行って夕食。この地方の郷土料理、そば粉を使ったパスタの「ピッツォッケリ」を食べてみました。日本の蕎麦の香りや風味とは全くの別物ですが、コシのある食感がなかなか良かったです。

さて、明日はいよいよ「ベルニナ急行」でスイスに入ります。
ただし、午後の列車を選んだので時間には余裕があります。午前中はティラーノの街でのんびり過ごしたいと思います。

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2023.08.04

閉会式前夜

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今年のトリノの世界エスペラント大会も、もうすぐ終わり。
今夜は Internacia Arta Vespero でした。日本語に訳すなら「国際的な文化の夕べ」。世界各地の参加者によって色々なものが演じられる夜です。特に最後の国際合唱グループによる合唱は、なかなか見事なものでした。

来年の世界大会はタンザニアで開催されます。場所はキリマンジャロの麓にある高原の観光都市アルーシャ。アフリカでの世界大会はこれが初めてとなります。
夕方、タンザニアの人たちによる来年の大会の紹介がありました。さまざまな質問が飛び交い、皆の関心の高さが感じられました。私も(今のところは)行こうと計画しているところです。

そんなわけで、実質的な大会最終日を終えて、ホテルに戻ってきたところです。
明日はちょっと早めに起きて(6時にアラームをセットしました)、荷物作りを始めなければなりません。また、明日からのスイス周遊中は、どうも(Googleマップを見る限り)コインランドリーが無い街が続くようで…。明日の朝、ホテルをチェックアウトして開会式に出かける前に、何とか近所のコインランドリーで洗濯を済ませたいところです。
ともあれ、今夜は缶ビールを飲んだら早めに寝たいと思います。

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2023.08.03

ちょっと憂鬱な木曜日

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世界エスペラント大会も既に期間後半。
夕方に会場を出て、近くのカフェテリア(ケバブ屋)で夕食にしたあと、Limeのシェアサイクルでホテルに戻りました。途中でカルフールに立ち寄って買い物して、裏通りを選びながら自転車を走らせます。特に有名でもない普通の通り道の夕方が、何だかとてもイタリアらしい風景に感じられたので、つい足を止めて写真を撮ってみました。

ほどなくホテルに帰り着き、部屋に戻ったら早速シャワー。そしてただいま、シャワー後のビールを楽しみながら(おつまみはカルフールで買った生ハムチーズ)、パソコンに向かっているところです。

もうとっくに時差ぼけも収まり、トリノの夏の空気にも身体がだんだん馴染んできたところです。しかし、その頃にはもう、明後日が世界大会の閉会式…。
世界大会に参加する度に思いますが、やはり木曜日は何となく憂鬱になってきます。もうちょっと世界大会の日々を過ごしたかったな…。
(大会終了後の私は、スイスの登山列車巡りに向かう予定ですが、それはそれとして)

トリノに来る際に、職場で仕事してから成田空港に向かったので、そのときに着ていたワイシャツとスラックスをホテルのクリーニングに出してみました。値段が高いのは承知の上で、海外のクリーニングを試してみたのです(かつての私の海外旅行先での趣味でもありました)。
そのクリーニングが今日出来上がってきましたが、なかなかピシッと綺麗に仕上がっていました。やはりファッションのことになるとイタリアはしっかりしています。
もっとも、この服は(何らかの緊急事態で服が足りなくなれば別ですが)旅行中に着ることはなく、衣類圧縮袋に入れて帰国までトランクの中だろうと思います…。

さて、もう一本ビールを飲みますか…。
明日は実質的な最終日(明後日は閉会式だけなので)。少々サボりがちな日々でしたが、明日はもう少しきちんと会場で過ごしたいと思います。

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2023.08.02

マッジョーレ湖の島めぐり

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世界エスペラント大会も今日で折り返し点。水曜日は会場での通常プログラムが無く、みんなでEkskursoに行く日です。(Ekskursoは日本語では「遠足」と訳されますが、まあ要するに日帰りツアーです)
いくつかコースがありますが、私は今日は「マッジョーレ湖」のコースを選びました。アルプスの麓にある大きな湖で、島もいくつかあり、「ボッロネオ諸島」の3つの島は観光船で上陸することができます。
私は元々、湖の中にある島に心惹かれるという特徴があったので、それならマッジョーレ湖に行ってみたいなと思って、このコースを選びました。

トリノの世界大会会場前から出発したバスは、2時間ほどでマッジョーレ湖に到着しました。
如何にも欧州の保養地といった感じの、お洒落な湖畔の町です。ただ、「何だか河口湖もこんな感じだよな」…と覚めた視点にもなってしまいましたが。
ともあれ、この湖畔の乗り場から小さな観光船に乗って島を目指しました。

島全体がすっかり宮殿と庭園になった「Isola Bella」(美しい島)、レストランが密集する漁師の島「Isola Superiore」、そして世界中の植物を集めた庭園の島「Isola Madre」(母の島)。
どれも、島が丸ごと博物館になったような面影の島です。見ていると確かに綺麗ですが、どんな人が住んでいたのか、何だか感覚的に想像がつきにくいです。そしてIsola Superioreで昼食。

午後も島めぐりを続け、すっかり疲れてしまいました。どの島も魅力的ですが、やはり歩いていると疲れます。それに、どうにも湿度が高くて、汗がなかなか引かない1日でした。
3つの島を巡り終わり、あとは観光船で陸に戻り、そしてトリノに戻ったらあとはホテルに戻るばかりです。
(立体写真をたくさん撮りましたので、後程いくつかアップしてみたいと思っています)

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2023.08.01

今日はトリノの街中巡り

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世界エスペラント大会の日々は今日も続いていますが、今日はちょっと真面目なセミナーが多かったので、午前中は大会をサボってトリノの市街地巡りで過ごしていました。
ただ、漫然と散歩していたわけではなく、Ingressのミッション巡りです…。トリノの中心部を巡る12連ミッションが手頃かと思い、着手してみました。中心部の名所をあちこち巡るコースになっていて飽きなかったです。特に、王宮の周辺を巡るあたりでは、その豪華で荘厳な雰囲気に圧倒される思いでした。

午後1時過ぎに12個のミッションを全て終了しました。終了場所はPorta Nuova駅のホーム前の時計でした。トリノに到着したときに通った場所ですが、あのときは一目散にホテルに向かったので、どんな駅かを観察するのは今日が初めてです。
昼食の時間になり、駅の中にマクドナルドがあるのを見て無性に入りたくなり、ついついビッグマックセットを注文しました。10.7ユーロ…なかなかの高額な食事でしたが、ビッグマックの味は良かったです。(イタリア産牛肉使用のステッカーも店内に見かけました)

昼食後は世界大会の会場へと向かい、午後はセミナーなどをいくつか見て過ごしました。
夜は、午後8時からホールにて催し物があるのですが…やはり今日も疲れてしまったので省略しました。近くのカフェテリアで軽く夕食にしてから、午後7時過ぎにホテルに戻り、ただいまビール片手にパソコンに向かって過ごしているところです。

さて、明日の水曜日は大会会場での行事は無く、皆でEkskurso(遠足)に出かける日です。
私も既にコースを選んで予約してあります。朝7時半集合という早めの出発のコースなので、今夜は早寝早起きが必要です。6時にアラームをセットして、ビールを飲み終わったら寝てしまおうかと思っています。

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