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2023.08.09

ゴルナーグラートは良き観光地でした

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今年の夏旅行もそろそろ終盤。今日はツェルマットでの滞在日でした。
鉄道旅行好きとして、ツェルマットで滞在して乗るべきものと言ったら、ゴルナーグラート鉄道が真っ先に思い浮かびます。ユングフラウ鉄道よりは低いものの、ヨーロッパで2番目に高い所に行く鉄道、しかもトンネルが極めて少なく、全区間にわたって景色を楽しめます。

テッシュのホテルを出てシャトル列車でツェルマットに到着すると、すぐ向かい側にゴルナーグラート鉄道の駅がありました。
早速チケットを買いますが…おお、さすがに高いです。往復で126スイスフラン、カードで購入したらすぐに引き落としメールが来て、21,373円であることが示されました。
そして乗車。世界各地の観光客でほぼ満員です。発車すると確かに、物凄い急坂をどんどん登っていきます。最初は木立の中を走りますが、だんだんと植物が減っていき、終点に近くなるとほぼ岩肌ばかりの景色になってきます。
それにしても景色が良いです。マッターホルンを車窓に見ながら山を上がっていきます。もちろん、誰もがスマホのカメラを向けっぱなしです。私も何枚も撮りました。

30分ほどで山頂のゴルナーグラートに到着すると、少し上がったところにはホテル、さらに上がったところには展望広場があります。
ゆっくりと上がっていきますが、ちょっとでも気が急くとたちまち息苦しくなる感じでした。3000メートル越えの山頂、やはり空気が薄いのでしょうか。そして、ツェルマットよりも気温は数段低いです。

このゴルナーグラートで、写真を撮ったり(立体カメラで立体撮影も試みました)、Ingressのポータルをキャプチャして三角形を作ったり(ここにもポータルやポケストップはあります)、ベンチに座って休憩しつつ景色を眺めたり…。観光客の姿も多くて賑やかでした。
天気は概ね、晴れ時々曇りでした。マッターホルンはほぼ見えていましたが、山頂部分だけが雲を被っていて、なかなか頂上が顔を出しません。マッターホルンに背を向けて斜め右側には、氷河を抱いたモンテローザの姿も見えます。頂上部分だけが太陽を浴びて光り輝いていました。

ゴルナーグラートという観光地。鉄道もホテルも展望施設も、そして観光客の楽しそうな様子も…何だか、完璧ではないものの「佳き観光地」だなというのが私の印象でした。
ホテルの中にはカフェテリア式のレストランがあります。このような場所なので値段が高いことを承知で、列に並んでみました。おとといのピッツネイルで食べたスパゲッティボロネーゼ(茹で具合も味も、まるで昭和のスパゲッティミートソースのそれでした)が忘れられず、今日もスパゲッティを注文。そして近くの人が食べていたソーセージが美味しそうで、それも一本追加。さらにビールも手にしました。

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値段は42.8スイスフラン(7260円引き落とされました)、さすがに高いですが、雪山を左右に眺めつつ食べるミートソーススパゲティは美味しかったです。茹で具合はピッツネイルよりも更に柔らかく、子供の頃の給食の「ソフトめん」を連想させるくらいでしたが、それもまた「観光地の昼食らしさ」に感じられました。
少々凍える手で缶ビールを飲みましたが、これもそれなりに美味しく、しかも(さすがにアルコール飲料とあって)、だんだんと身体が温まってきました。

そんなこんな、この場所が何気に気に入ってしまい、随分と長居をしてしまいました。30分前後の間隔で電車は発車しますが「もう一本次にしよう」を何回か繰り返してしまいます。
それでも、だんだんと身体が冷えてきたので、午後3時半の電車に乗り込みました。マッターホルンを眺めながら、どんどんと高度を下げていきます。

ツェルマットに戻ったときは、ちょっと暑いくらいでした。(実際、昨日より最高気温は上がったようです)
駅から線路沿いに行ったところに洒落たベーカリーカフェがあったので、屋外席でカプチーノを飲みつつ、次々に降りてくる電車を眺めて過ごしました。このベーカリーには「Bergführerbrot」という名前のお菓子が並んでいます。ググってみるとツェルマットの名物菓子らしいと分かり、いくつかお土産に買いこんでみました。

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ともあれ、ツェルマットとゴルナーグラートで過ごした今日は、良い一日になりました。
だんだんと夕暮れになってきたので、ツェルマットからテッシュにシャトル列車で戻りました。駅前の生協スーパーでビールとおつまみ、そして何種類かのお土産を買ってからホテルに帰りました。

何だか昼のスパゲッティとソーセージが多すぎたのか、それとも、この旅の間に色々食べ過ぎて胃腸が疲れてしまったのか、夕食時間になってもあまり空腹になりませんでした。
今夜の夕食はビールとおつまみで過ごし、そして明日に備えたいと思います。明日はミラノに移動してホテルに入り、この旅最後の夜をミラノで過ごす予定です。

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