サンモリッツで過ごした一日
涼しい(というより晩秋のように寒い)ポントレジーナで一夜を過ごしたためか、今朝はこれまでの旅行の疲れが一気に噴き出したような感じでした。今日はポントレジーナでの二泊三日の中間日、ゆっくりと過ごして疲れを癒したい感じです。
朝9時前に、ホテルの近くのバス停からバスに乗って、まずはサンモリッツ駅に行きました。
「疲れを癒したい一日」にしては朝が早めですが、明日はサンモリッツから氷河急行に乗る予定なので、バスでちゃんと移動できるかどうかの下見も兼ねて、今日の氷河急行の発車風景を眺めることにしたのです。
サンモリッツ駅は、櫛型のホームが並ぶ大きな駅でした。温度計が4℃を指す中、ホームを散歩して写真を撮って過ごすうち、定刻にツェルマット行の氷河急行が発車していきました。明日はこれに乗る予定です。
しばらくの間、駅前にあるカフェでコーヒーを飲みながら湖を眺めて過ごし、それに飽きた頃、「ピッツネイルに登ろう」とカフェを出ました。サンモリッツからはケーブルカーとロープウェイの乗り継いで、1時間足らずで標高3000メートル越えの頂上に行くことができます。
正午ちょっと前、無事にピッツネイルの頂上に到着。(上の写真。この山羊は彫像です)
ここのレストランで昼食にしたり、頂上からの立体写真を撮ったりして過ごし、午後1時過ぎに再びロープウェイとケーブルカーに乗ってサンモリッツに戻りました。
サンモリッツの街はお洒落で、高級ブランドの店が並びます。私にとっては不似合いな感じもする街です。
駅に戻ったのは午後3時。ちょっと早いけどもうポントレジーナのホテルに戻ることにしました。ベルニナ線の普通列車のティラーノ行に乗って、ポントレジーナの一つ次のSurovas駅で下車しました(ポントレジーナ駅より、こちらの駅の方がホテルに近い)。木立の中にある小さな駅。何だかいい雰囲気です。ここから林の中の道を歩いて、橋を渡ったら、それで目の前にホテルが見えてきました。
夕食は、ホテルから少し歩いたところにチーズフォンデュとラクレットのレストランがあり、午後8時過ぎに空席があったので行ってきました。
ラクレットを注文。専用オーブンで溶かしたチーズをジャガイモにかけて食べる……夢中で食べる時間、幸せでした。
さて、明日はこのホテルをチェックアウトして、氷河急行でツェルマットに向かいます。
朝はちょっと早起きして、荷物の支度をしたいと思います。
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