にくにくにくバーガーをにくにくにくライスにする
モスバーガーで毎月29日(肉の日)に限定販売されてきた「にくにくにくバーガー」が、とうとう今月で終売になります。
7年間続いた限定商品がとうとう終わり…。そう思うと寂しいものですが、販売開始から7年も経過したのかと思うと、少々驚きでもあります。この「肉で肉をはさんだバーガー」が出た時の驚きは、何だかつい最近のことのように感じますから…。
実際、何回も食べましたが、本当に肉のかたまりという感じの商品でした。ハンバーガー用のパティ2枚で、テリヤキチキンバーガーのチキンと、焼肉ライスバーガーの焼肉を挟んだという代物。その間に少しだけレタスが挟まっている以外、パンもトマトも何もありません。
ともあれ今月で終わりですが、幸い今月は肉の日が2回あります。2月9日と2月29日。本当は普段2月は28日までしか無いので、9日を肉の日にした(らしい)のですが、今年は閏年なので29日が存在するというわけです。
名残を惜しんで、今日2月9日の夜は何としても「にくにくにくバーガー」を食べよう…というところで思い出しました。このバーガーが出た時、「ハンバーガーとして食べるのではなく、分解してご飯に載せた方が美味しいのでは?」と考え、実際に試してみたことがあるのです。確かに美味しかった記憶がありますが、せっかくの「バーガー」を分解してしまうという禁断の食べ方、その後は試したことがありませんでした。それなら今夜は久々に試してみましょうか。
職場の最寄り駅にモスバーガーがあるので、予めモバイルオーダーでにくにくにくバーガーを注文しました。仕事を終えた後で駅に向かい、指定時間よりちょっと早く着いたので近くのスーパーでサトウのごはんを購入。そしてモスバーガーの店に入り、にくにくにくバーガーを無事に受け取りました。(ちょっと辛さが欲しかったので「スパイシーにくにくにくバーガー」にしてみました)
電車で我が部屋へと帰り、シャワーを浴びたあとノンアルコールビールを飲みながら、いよいよ行動開始です。サトウのごはんをレンジでチンして(炊飯器でご飯を炊くのはちょっと待てませんでした)、お皿の上にごはんを広げ、にくにくにくバーガーの包みを開けて…3種類4個の肉を並べていきます。パティ2枚、照り焼きチキン、焼肉、そしてレタスとハラペーニョ。人の顔のような配置を意識して並べてみました。
バーガーは既に半分冷めていたので、お皿ごとレンジに入れて少し温めました。さて、ノンアルを飲みつつ、いよいよ食べ始めます。
やはり焼肉はライスバーガーの具だけあって、ご飯との相性は抜群でした。照り焼きチキンも和風の味付けのため、ご飯にはよく合います。パティは元々がパンに挟む用のためか、ご飯で食べると今一つですが、全然ダメというわけではありません。
ともかく、この急ごしらえの「にくにくにくライス」、とてもご飯が進みます。3種類の肉はそれぞれ、噛むほどに味の個性が感じられて美味しかったです。バーガー(公式サイトによると536kcal)とご飯(200グラムで294kcal)、両方合わせて830kcalです。もうちょっとご飯が欲しかったかも知れません。
ただ、食べ終わって一息つきながら考えてみると、やはり「にくにくにくバーガー」は、7年続いたとはいえ、モスにとっては問題作だったのかも知れません。
分解してご飯に載せるという邪道な食べ方なのに、その方がむしろ美味しく食べられるのですから…。これをバーガーとしてかぶりついて食べたら、確かに肉の塊を食べる迫力は味わえますが、3種類の味の違いが分からなくなってしまいます。
登場当時と違って、にくにくにくバーガーの話題性もだいぶ薄れてしまった昨今、そろそろ終売すべき時期だったのでしょう。肉の日が2回ある月(閏年の2月)を最後の月にしてくれたことに、感謝したいものです。
さて、2月29日はどうしようかな…。もう一度ご飯に載せてみるか、それとも最後は敢えてバーガーとして食べてみるか、迷うところではありますが、ともかく別れを惜しんで食べてみたいと思います。
| 固定リンク | 0
「微妙に(略)モス巡り趣味」カテゴリの記事
- にくにくにくバーガーをにくにくにくライスにする(2024.02.09)
- にくにくにくバーガーを久しぶりに(2023.02.09)
- 京急鶴見の新しいモスバーガー(2022.10.18)
- なりもすに小旅行(2022.03.12)
- モスの「にくにくにくバーガー」はやっぱり…(2021.09.29)
コメント