釜山から対馬へ
今日は朝6時前に釜山駅前の東横インで目覚め、身支度と荷物作りと朝食を終えて8時前にチェックアウトしました。
今日は釜山から対馬の比田勝行き高速船に乗って韓国を出国し、比田勝へと帰国、そして3泊ほど対馬で過ごす予定にしています。釜山から比田勝までは1時間半。韓国旅行の帰りに対馬旅行というのは、我ながら奇抜な旅程ではありますが、それでも一度試してみたいと思っていました。
釜山港の国際旅客ターミナルは釜山駅の海側、屋根付きの通路で繋がっています。釜山駅前の東横インからターミナルまで、雨降りでしたが傘は必要ありませんでした。
釜山9時10分発の高速船「ニーナ」は、月曜日なのにほぼ満員、そして日本人らしき人は私以外には見当たりませんでした。韓国から対馬に旅行する人たち、みんな楽しそうにしています。
ただ、今日は天候が悪く、船はよく揺れました。激しい揺れではないものの、何だか高速船独特の揺れ方です。出港して30分少々が経過した頃、私もちょっと体調が悪くなりました。船酔いというほどではないけど、早く対馬に着いてほしいという気持ちでした。
そして、少々遅れて11時頃、「ニーナ」は比田勝に入港しました。これで無事に日本へ帰国です。
比田勝港の国際ターミナルは小ぶりな建物ですが中は立派で、入国審査も税関検査もきちんとしていました。この航路を使う日本人は珍しいようで、税関では荷物の中を細かく調べられましたが、係員は終始にこやか。運び屋を疑われているというよりは、あまりに珍し過ぎて調べてみたという雰囲気でした…。もちろん、やましい物は何も荷物に入れていませんでしたので、特に問題なく検査は終わり、ターミナルから出ることができました。
週末を終えた平日の比田勝、静かな小さな街並みでした。ほぼ満員だった韓国からの旅行者は、大半はターミナルから観光バスでツアーに出発しましたが、個人旅行で街中を散策する人もそこかしこに居ます。
ターミナルから少し歩いたところにある寿司屋で昼食にしたら、日本人客は私だけでした。韓国帰り直後の寿司、とても美味しくて、特に穴子はしっとりと上品な味で、まるで上質なケーキを思わせる食感でした。
今夜の宿は東横イン比田勝です。比田勝の中心部からタクシーで1200円くらいの、静かな丘の上にあります。チェックインしたあとは、荷物を預けて、近くのバス停から市営バスに乗ってまた比田勝の中心部に繰り出しました。
バスの車窓から見える海、そして漁港の風景。遠くの島に来たな…という実感が湧いてきました。
比田勝の街中を散策し、あれこれ買い物して、そして夕方になったら焼き鳥屋に入って食事と酒…。十分に今日は比田勝巡りを満喫できました。タクシーを呼んで東横インに戻ると、今日はさすがに平日で空いていて、ロビーはちょっと閑散としていました。
さて、明日は厳原に移動する予定ですが、何時ごろに行くかは未だ迷っているところです。比田勝から厳原まではバスで2時間以上かかり、しかも一日に数本しかありません。それならば……
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