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2024.11.25

エビスSTARバー

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恵比寿駅のすぐ近く、繁華街の裏通りにある小さな黄色いビル。「エビスSTARバー」の看板のある入口から急な階段を3階まで上がると、そこにはレトロな小さなバーがありました。このバーの半分を舞台、半分を客席として演劇の公演が行われています。
午後2時半、既に予約をしてあったので、入口で名前を言ってチケットを購入。ワンドリンク制なのでメニューを見て……ジントニックを選びました。(ドリンク制の公演を見るときはジントニックにする、という自分のこだわりは、飛鳥IIに乗ったとき以来のような気がします)
今日の公演「短篇集其ノ伍」は、約30分の短篇劇が3本という内容でした。

今日ここに来たのは、おしおさんこと塩原奈緒さん(私にとっては「JAM Akihabaraのメイドさん」として知っている人)がTwitterでお知らせしていたのを見てでした。今日の昼の部(午後3時から)の空席が多いという知らせを見たら、毎日休日の日々が続いている私としては、俄然行きたくなったのです。
それにしても、普段は小劇場の公演に行くことは滅多にありませんから、やはり何でも新鮮に見えてしまいます。特にここは、バーの店内がそのまま劇場になり、すぐ目の前で劇が行われるという場所です。

まだ最終日ではないので(最終日は明日)、内容についてはここでは書きませんが…おしおさんが演じる3本目の短篇は、かなり重い内容で、そして目の前に迫ってくるような熱演でした。
これは凄い……本当に自分の数メートル前で演じられている劇、見ているとその世界に引き込まれるような、あるいは「既に引き込まれている」ような気持ちになりました。

昼の部が終了後は、物販の後、30分のバータイム。ここで出演者さんたちと一緒に立ち飲みを楽しむことができます。
この公演のオリジナルカクテル(美味しかったですが、ちょっと重い気持ちを連想させる味でした)を飲んで会話するひととき、おしおさんは重い内容の役をこなした後とあって「リセットします」と言って笑顔を見せていました。ええ、確かに毎回リセットが必要になるような劇でした。

バータイムが終わって、少しほろ酔い気分で外に出ると、既に街は夕暮れでした。
歩くとすぐに恵比寿駅です。アトレ恵比寿の有隣堂(YouTubeの「有隣堂しか知らない世界」ファンには有名な店)に立ち寄って卓上カレンダーを買ってから、山手線に乗るべく恵比寿駅の改札を入りました。

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