一人でシーサイドラインでかき小屋に行く
土曜の午後、さて今日はどこに出かけようかな…と思いつつパソコンを見ていたら、X(Twitter)のトレンドに「#住んでる県で一度も乗ったことない路線」というタグが上がっていました。
ああ、このタグは随分前にも見たなあ…。確か前回見た時は、まだ横浜市営地下鉄のグリーンラインに乗ったことが無かったのを思い出して、それではと思って乗りに行ったものでした。
では今回は……さすがに神奈川県内の路線でまだ乗っていないところは…。
そう考えているうちに思い出しました。新杉田と金沢八景を結ぶ新交通のシーサイドライン、この路線自体はとっくの昔に何回も乗っているのですが、長らく仮駅だった金沢八景が正式駅になってからは行ったことがありません。仮駅の頃は京急の駅から随分と歩いた場所でしたが、現在では京急と隣接しています。そのときの延伸区間(0.2kmとのこと)が未乗になったままです。
よし、乗りに行ってみようか…。そう決めてすぐに出かける支度を始めました。
京急に乗って金沢八景で下車。久しぶりに降りましたが、以前来た時とはすっかり変わって新しい駅舎になっていました。改札口を出ると、すぐ左側にシーサイドラインの駅があり、ちょっと歩くだけで改札を通って真新しいホームです。おお…。
やがて新交通の小さな電車が到着しました。乗車したらすぐに前に行き、運転台横の展望席に座りました(この線は無人運転で、運転席の位置の座席にも乗客が座れます)。
夕日が照らす景色の中、自動で発車して行く電車、その窓から見える景色は見事でした。
せっかくシーサイドラインに乗ったので、何か沿線の名所に行きたいです。それで思い出したのが、海の公園にて季節限定で開催されている「かき小屋」でした。牡蠣が美味しい季節になってきて、牡蠣小屋で黙々と牡蠣を食べたい気分だったので、ここに行ってみることにしました。海の公園柴口駅で下車して、公園内を少し歩くと、確かに牡蠣小屋の建物が見えてきました。
(牡蠣小屋に一人で行ったらちょっと場違いかな…と少し心配になりましたが、検索してみたら一人で行った記事もあり、それほど場違いではなさそうでした)
この店は、テーブルを確保したらセルフサービスで食材を取りに行って購入するという店でした。殻付きの牡蠣1キログラムのザルを一つ取り、瓶ビール(ハートランド)と一緒に購入。席に戻ると既に炭火がテーブル上に用意されていました。
牡蠣剥きナイフで牡蠣を開いて、そして炭火で焼いて食べるひととき…何とも幸せな気持ちになりました。暮れていく快晴の空。近くでは高架橋の上をシーサイドラインが行きます。のどかな雰囲気の中で、牡蠣が少しずつ焼けていきます。
美味しい牡蠣でしたが、1キログラム買っても大半は殻の重さなので、量的には満腹になるほどではありませんでした。色々並んでいるセルフコーナーの食材を再度見に行きます。牡蠣の後は無性に肉が食べたくなったのでソーセージ(3本1パック)を購入、これも焼いて食べると美味しかったです。
腹はすっかり一杯になり、空はすっかり暗くなり…。そろそろ帰りますか…。
帰りは八景島駅からシーサイドラインで金沢八景に戻り、その後は京急に乗って逗子・葉山へ。そしてJR逗子駅に歩いて移動して、横須賀線で帰路につきました。
ともあれ、「#住んでる県で一度も乗ったことない路線」タグ、このおかげで今日は急遽、牡蠣を沢山食べることができました。
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