香港食堂にて
今日は日曜日の晴れた空の下、某協会の会議に出かけていました。午前11時から夕方5時までの会議、その後は近くで懇親会というなかなかの長丁場でした。
コロナの頃はオンライン会議で行われていて、今回もハイブリッド形式(会議室とオンラインの両方)でしたが、今日は実際に会議室に来る参加者が多くて賑やかでした。…もっとも、この(最近は食べ物ばかりの)ブログでは、会議の内容のかわりに今日の昼食のことを書くべきでしょう。
昼休みになり、3人で会議場を出て食事に行こうとしたら、近くに香港料理の小さな食堂が見つかりました。
香港料理か…何となく食べたくなってきたので、この食堂に入りました。メニューを見てちょっと迷いましたが、私は海鮮広東麵を選択。やってきた広東麵はスープが濃厚で麺の食感も独特、海鮮もそれなりに入っていて美味しかったです。(上の写真)
しかし、私がこの店で注目したのは、隣のテーブルの親子連れが食べていた白い食べ物でした。柔らかい白い生地の中に海老が入っているという、いわゆる点心の類です。何という名前だったかな…かつて広州に旅行したときに食べて美味しかった思い出があり、ついつい食べたくなってしまいました。
視線を感じたのか、隣の親子連れの母親がにこやかに「美味しいですよ」と話しかけてきました。そして店員さんも親切に、この食べ物の名前を教えてくれて「一ついかがですか?」…何だか家族的でほのぼのとした店でした。料理の名前は「腸粉」、まるで白い腸のような外見ですが腸ではなくプルプルした白い糯米の生地で、中に具が入っているというもの。
懐かしくて注文したくなりましたが、今回は海鮮麵で既に満腹に近かったので、次の機会にすることにしました。
次回この協会の会議に参加するときに、今度こそ昼休みに腸粉を食べるのが楽しみです。
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