KOREA ESPERANTO誌の第1号
今日は横浜・井土ヶ谷の「エスペラント博物館よこはま」に行ってきました。韓国から(私も去年10月の日韓共同大会で会った)来訪者があるとのことで、応対のお手伝いが目的です。
来訪を待っている間、関係者(みんな何時もの知り合いです)と博物館で雑談して過ごしていましたが、「韓国のお客さんにお見せしよう」として出てきた収蔵品が、上の写真の「KOREA ESPERANTISTO」の第1号でした。1937年、韓国エスペラント協会発行の機関誌です。これは相当に貴重な資料…さすがに驚いてしまいました。
韓国からの来訪客の方も、この機関誌は初めて見るものだったようで驚いていました。「現在の韓国エスペラント協会の事務所にはありますか?」と質問してみましたが、分からないとのこと…。もしかしたら、横浜にあるこの一冊が唯一の存在なのかも知れません。
中身はパラパラとめくっただけで読んでいませんが、裏表紙を見たら枠で囲まれた中に何か広告らしきものがあります。読んでみたら、これは当時の強壮剤の広告でした。
「強壮と若返り 東洋の神秘のホルモン剤 ペクボフン 東洋医学の神秘的な効果」
説明文も「5000年の歴史を持つ東洋の薬は病気を治す力だけではなく、病気への抵抗力もあります」などと、現在の医薬品の広告ではちょっと難しそうな宣伝文句が堂々と書かれていました。何とも…当時の時代の空気を感じます。
ともあれ、エスペラント界には、そしてエスペラント博物館に寄せられた寄贈品の中には、何だかとても貴重な品が今でもまだまだ存在しているようです。
今日の午後は別の用事があったので、午後2時半頃に博物館を後にしました。
今日の韓国からの来訪者さんとは、次は今夏のチェコの世界エスペラント大会で再会する予定です。
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