ベッドタウンの駅前居酒屋にて
今日は、或る委員会の会議が夜7時からあって(私は初参加)、9時前に終わった後は何人かで飲みに誘われました…。自宅に戻ってきた今、さすがに少々飲み疲れましたが、酔いは半分以上覚めた状態です。ふぅ。
(最近、少し飲んだだけで短時間で酔いが回って、かわりに短時間で覚めるような気がします…)
初参加の会議だったので初対面の人と色々話せて興味深かったですが、今日一番印象に残ったのは、会計を終えて出るときの店主のおじさんとの会話でした。
横浜の郊外、典型的なベッドタウンで観光地らしいものはあまり無い街(ただし鎌倉には近いです)。最近多くなったインバウンドの観光客、さすがにこの街には来ないだろうと思ったのですが、店主にそのあたりを質問したら
「最近は東京都内のホテル事情が厳しくて、しかもここは鎌倉に近いので、インバウンドで泊りに来る人は時々いますよ」
「民泊ですか?この辺の団地の中で??」
「いや、一戸建てが多いです。大家族で旅行に来ている人はホテルの確保が大変なので、インバウンド向けの一戸建てを丸ごと借りてそこで泊っているようですね」
「おお、豪快な…。そして夜になると駅前のこの店にも飲みに来ると…」
「ええ、時々いらっしゃいます」
…何とも想像を超えた情報でした。こんな普通のベッドタウンの駅前居酒屋にも、インバウンドの旅行者が飲みに来るとは…。
でも、私も国内外を問わず、観光客があまり行かないような地区に行って飲食店に入って楽しむのは好きですし、何だか彼らの気持ちが分かるような気がしました。この街の普通の一軒家で荷物を紐解いて寛いで、そして夜になると静かな街中を歩いて、この店で大衆的で美味しい酒と料理を楽しむ…。いいなあと思います。
ともあれ、心地良い状態で駅に行き、委員の人と一緒に電車に乗って帰路につきました。
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